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中古車5社、相場の上昇が止まりかけている。車を持つ会社と持たない会社で、決算の中身が分かれた|最新決算で確認

『会社四季報 業界地図 2027年版』の「中古車」のページには、こう書かれています。

国内新車価格の高騰、日本車人気もあり、中古車市場は活況

天気予想は26年度後半も27年度も晴れマークです。

たしかに活況でした。ただ、決算を開いてみると、同じ「活況」を受け取っている会社の中身がまったく違いました。そして、その活況を支えてきた相場の上昇が、8月の数字で止まりかけています。

今回は、中古車にかかわる上場5社の最新決算を、一次資料で確認しました。

目次

1. 先に結論を3つ

1つめ。中古車の値段は、上がり方が鈍ってきました。

ユー・エス・エス(USS)が毎月公開しているオークションの実績で、落札された車1台あたりの平均価格が前年に比べて何%になったかを並べると、こうなります。

4月 113.6% → 6月 107.9% → 7月 106.1% → 8月 103.4%

(曜日をそろえて比べた数字です。5月は会社が曜日調整をしていないため除いています)

4月は前年より13.6%高く売れていたのが、8月には3.4%高いだけになりました。値上がりが止まったわけではありませんが、勢いは目に見えて落ちています。

2つめ。売れ残りが増え始めました。

同じ資料の成約率(出品された車のうち、実際に売れた割合)を前年と比べると、7月と8月は前年を下回りました。

7月 63.8%(前年 65.9%)
8月 66.8%(前年 70.3%)

4月から6月までは前年を上回っていたので、7月から流れが変わっています。

3つめ。同じ相場の中で、2社が正反対の動きをしました。

ネクステージは在庫を70億円積み増しました。IDOM(イドム)は在庫を77億円減らし、そのために在庫処分損まで出しました。

どちらも増益です。でも、やっていることは逆です。

2. なぜ今、中古車なのか

新車が高い、という話はよく聞きます。その裏側で中古車がどうなっているかは、あまり数字で語られません。

中古車の業界には、決算の読み方として面白い特徴があります。扱っている商品は同じ「中古車」なのに、儲け方が3つに分かれていることです。

  • 車を仕入れて自分の店で売る会社(ネクステージ、IDOM、ケーユーホールディングス)
  • 車を売買する「場所」を貸して手数料を取る会社(ユー・エス・エス、オークネット)
  • 中古車の情報サイトを運営する会社

この3つは、同じ相場の動きを受けても、決算に出る形が違います。今回はそこを見ていきます。

3. 買える会社が、4社しかありません

業界地図のページには十数社の名前が並んでいます。ところが、証券コードがついている会社を数えると、驚くほど少ないのです。

上場していたのに、この2年で市場から消えた会社を並べます。

プロトコーポレーション(中古車情報サイト「グーネット」の運営元)は、2025年6月13日に上場廃止になりました。経営陣による買収(MBO=マネジメント・バイアウト)です。決算プロの適時開示一覧をたどると、株式併合をめぐって株主から差し止めの仮処分が申し立てられ、却下、即時抗告、棄却、特別抗告と争いが続いた末の上場廃止でした。

ビッグモーターは、2023年夏に保険金の不正請求が社会問題になったあと、伊藤忠商事などが2024年5月に設立したWECARS(ウィーカーズ)に事業が引き継がれました。業界地図によると、WECARSの売上高は2,297億円(25年3月期)、店舗数は242店です。

レッドバロン(中古2輪車販売)は、業界地図によると、創業家が持ち株の過半数を投資ファンドのベインキャピタルに売却しました(24年12月まで)。

カーチスホールディングスは2024年9月にレダックスへ社名を変更し、親会社レダグループとの連携で収益改善に挑んでいます。

つまり、この業界は「投資家や事業会社の手に渡っていく業界」でもあります。

そのうえで、時価総額1,000億円以上という私の基準(※)を満たすのは、次の4社だけでした。

会社 コード 時価総額 商売
ユー・エス・エス 4732 9,084億円 オークション会場の運営
ネクステージ 3186 2,358億円 中古車の小売
IDOM 7599 1,286億円 中古車の買い取りと小売
オークネット 3964 1,202億円 ネットオークション

※時価総額は2026年9月11日終値と発行済株式数から計算しました。

今回はこの4社に加えて、ケーユーホールディングス(9856、時価総額536億円)を1社だけ入れます。基準の1,000億円には届いていません。ですから投資候補としてではなく、「車を持つ会社の比較の材料」として扱います。株価と指標の章では、この点を分けて書きます。

4. 比較の前提を、先にお断りします

この5社、決算期がきれいにバラバラです。

会社 決算期 今回見る決算 対象期間 発表日
ユー・エス・エス 3月期 第1四半期 2026年4月〜6月 2026年8月4日
ネクステージ 11月期 中間期 2025年12月〜2026年5月 2026年7月6日
IDOM 2月期 第1四半期 2026年3月〜5月 2026年7月14日
オークネット 12月期 中間期 2026年1月〜6月 2026年8月4日
ケーユーホールディングス 3月期 第1四半期 2026年4月〜6月 2026年8月12日

見ている期間が3か月の会社と6か月の会社が混ざっています。始まりも終わりもずれています。

ですので、この記事では「A社とB社のどちらが勝った」という比べ方はしません。それぞれの会社が、自分の直近の期間に何が起きたと説明しているかを読んでいきます。

期間がずれていても比較の軸になるものが1つだけあります。ユー・エス・エスが毎月出しているオークションの実績です。これは月ごとの数字なので、どの会社の決算期間にも重ねられます。今回はこれを物差しにします。

5. 5社の決算一覧

まず全体を並べます。

会社 売上高 前年比 営業利益 前年比 営業利益率
ユー・エス・エス 312億56百万円 +14.1% 161億50百万円 +9.8% 51.7%
ネクステージ 3,912億12百万円 +26.6% 140億88百万円 +99.3% 3.6%
IDOM 1,596億14百万円 +15.5% 43億56百万円 +15.4% 2.7%
オークネット 379億83百万円 +16.8% 70億82百万円 +21.3% 18.6%
ケーユーホールディングス 424億85百万円 +3.1% 20億81百万円 +26.6% 4.9%

(期間は第4章のとおりです。営業利益率は営業利益÷売上高で私が計算しました)

5社とも増収増益です。業界地図の「活況」は、ここまでは正しいです。

そのうえで、営業利益率を見てください。ユー・エス・エスの51.7%と、IDOMの2.7%。同じ中古車業界で、19倍の開きがあります。

この差がどこから来るのか。それが今回の本題です。

6. 業界地図に写っていた矛盾

このページを最初に見たとき、数字の矢印が食い違っているのに気づきました。

IDOMの欄には、こう書かれています。

卸売 15.2万台 ↓
小売 16.3万台 ↑

IDOMが入っている「中古車買い取り業」というくくりの見出しには、「低採算のオークションへの卸売(おろしうり)りから小売りへシフト」と書かれています。買い取った車をオークションに流すのをやめて、自分の店で売る方に回している、ということです。

ユー・エス・エスの欄には、こうあります。

出品台数 350万台 ↑

買い取りの最大手がオークションを使わなくなっているのに、オークションに集まる車は増えている。数字が逆を向いています。

決算を読んで、この答えが分かりました。

IDOMの直近の四半期では、卸売が43.8%増えていました。

IDOMの第1四半期決算短信のセグメント情報から、車の売上を小売と卸売に分けた表です。

前年同期 今回 増減率
車両売上(小売) 915億20百万円 955億31百万円 +4.4%
車両売上(卸売) 353億38百万円 508億9百万円 +43.8%

業界地図が使っているのは前の期(2026年2月期)の数字です。その時点では、たしかに卸売を減らして小売に寄せていました。ところが直近の3か月では、まったく逆のことをしています。

なぜそうなったのか。IDOMの短信に書いてあります。

足元の資本効率の低下を改善するため、戦略的な在庫健全化を実施しました。これにより、一時的に在庫処分損の影響を受けたものの、営業利益は前期比で増益となりました。

在庫が重くなりすぎたので、車を業者向けに流して減らしたということです。その受け皿がオークションです。

ネクステージも同じ方向を向いています。業績予想を上方修正したときの理由に、こう書いています。

商品リードタイムの短縮や業者販売の促進により、小売一台当たりの利益が改善した

「業者販売の促進」です。こちらも業者向けの販売を増やしています。

小売の会社が在庫を絞るために業者向けの販売を増やし、それがオークションの出品台数を押し上げている。これが、業界地図の矢印が食い違って見えた理由でした。

7. 業界の体温計 ― ユー・エス・エスの月次データ

ここからが今回の記事の柱です。

ユー・エス・エスは、毎月「USSオートオークション実績(速報)」という資料を公開しています。中身はこれだけです。

  • 開催回数
  • 出品台数
  • 成約台数
  • 成約率
  • 成約車両単価(落札された車1台あたりの平均価格)

たった5項目ですが、中古車が今いくらで、どれだけ売れているかが毎月わかります。中古車業界の体温計のようなものです。

2027年3月期(2026年4月から)の実績を並べます。

出品台数 前年比 成約台数 前年比 成約率 前年 成約車両単価 前年比
4月 348,991台 106.4% 224,073台 111.8% 64.2% 61.1% 1,221千円 114.6%
5月 281,669台 97.0% 185,404台 99.0% 65.8% 64.5% 1,310千円 110.6%
6月 319,720台 110.4% 209,525台 114.2% 65.5% 63.4% 1,315千円 106.9%
7月 352,947台 115.0% 225,196台 110.8% 63.8% 66.2% 1,345千円 108.1%
8月 254,517台 109.2% 169,966台 104.7% 66.8% 69.6% 1,248千円 101.9%
累計 1,557,844台 107.6% 1,014,164台 108.3% 65.1% 64.7% 1,289千円 108.5%

累計で見れば、出品も成約も単価も前年を上回っています。ここだけ見れば「活況」です。

ただ、月を追って見ると、別のものが見えます。

8. 値上がりの勢いが、月を追って落ちています

オークションの開催日は月によって曜日のめぐりが違うので、ユー・エス・エスは曜日をそろえて前年と比べた数字も出しています。そちらのほうが正確なので、こちらで並べます。

成約車両単価 前年 前年比
4月 1,221千円 1,075千円 113.6%
6月 1,315千円 1,219千円 107.9%
7月 1,345千円 1,267千円 106.1%
8月 1,248千円 1,207千円 103.4%

(5月は会社が曜日調整をしていないため、この表から外しています)

113.6% → 107.9% → 106.1% → 103.4%

4月の時点では、前年より13.6%高く売れていました。それが8月には3.4%高いだけです。

金額でも見てみます。7月の1,345千円が今期のピークで、8月は1,248千円。1か月で9万7千円下がりました。

もちろん、8月は夏休みでオークションの開催数も少なく、季節の影響があります。ただ、前年と比べた伸び率が4か月かけて一直線に落ちているという事実は、季節だけでは説明できません。

9. 売れ残りが増え始めました

もう1つ、成約率を見ます。出品された車のうち、実際に買い手がついた割合です。

成約率 前年
4月 64.2% 61.1% +3.1ポイント
6月 65.5% 63.5% +2.0ポイント
7月 63.8% 65.9% △2.1ポイント
8月 66.8% 70.3% △3.5ポイント

(曜日をそろえた比較です)

4月と6月は前年を上回っていたのに、7月と8月は前年を下回りました。

成約率が下がるということは、出したのに売れずに戻ってくる車が増えたということです。出品台数は7月が115.0%、8月が109.2%と前年より多いので、車はたくさん出てきているのに、買い手がついていないという形になっています。

そして、会社自身もこれを見込んでいます。

ユー・エス・エスは8月4日に通期の業績予想を上方修正しました。売上も利益も引き上げています。ところが、成約率の予想だけは66.3%のまま据え置きました。前の期の実績は67.0%です。

前回予想 今回予想 前期実績
出品台数 356万台 361.6万台 350.4万台
成約台数 236.2万台 239.6万台 234.8万台
成約率 66.3% 66.3% 67.0%

台数は上方修正したのに、成約率は前の期より低い水準を見込んでいる。会社は、売れ残りが増えることを織り込んでいます。

10. 値段を押し上げてきたのは、輸出でした

では、そもそもなぜ中古車の値段がここまで上がったのか。

2社の決算資料が、同じ言葉を使っています。

ユー・エス・エスの第1四半期決算短信より。

中古車輸出市場は、ホルムズ海峡封鎖の影響により、アラブ首長国連邦向けの台数が大きく減少した一方、アフリカ、ロシア向けの台数が増加したことなどから、442千台(前年同期比1.3%増)となりました。(財務省貿易統計調べ)

オークネットの中間決算短信より。

輸出事業者の落札需要が継続して高く、総成約/落札台数が増加したことに加え、平均成約単価が上昇したことにより取扱高は増加しました。

オークネットは業績予想を上方修正した理由にも、はっきり書いています。

中古車需要が引き続き高く、主に輸出事業者の落札が旺盛であり、総成約/落札台数が増加しました。

日本の中古車を買っているのは、日本人だけではありません。海外のバイヤーがオークションに参加して落札していく。円安であれば、海外から見た日本の中古車は安く見えます。その需要が国内の相場を押し上げてきました。

ちなみに前の期(2026年3月期)の中古車輸出は1,738千台で、前の期より10.1%増えています(ユー・エス・エス決算短信、財務省貿易統計調べ)。直近の四半期は442千台の1.3%増ですから、伸び方はかなり緩やかになっています。

ホルムズ海峡の封鎖でアラブ首長国連邦向けが大きく減ったという記述も見逃せません。中古車の輸出は、その時々の海外情勢に左右されます。

11. ユー・エス・エス ― 車を持たずに稼ぐ会社

ここから各社を見ていきます。

ユー・エス・エス(USS)は、中古車のオークション会場を運営している会社です。全国に19会場を持ち、業界地図によるとオークション取り扱いのシェアは4割超で圧倒的1位です。

第1四半期(2026年4月〜6月)の実績です。

  • 売上高 312億56百万円(前年同期比 +14.1%
  • 営業利益 161億50百万円(同 +9.8%
  • 経常利益 163億48百万円(同 +9.9%)
  • 純利益 109億46百万円(同 +7.0%)

営業利益率は51.7%。売上の半分が利益として残ります。

ただし、ここで1つ気づくことがあります。売上が14.1%伸びたのに、営業利益は9.8%しか伸びていません。利益率で見ると、前年同期の53.7%から51.7%へ下がっています。

なぜ下がったのか。セグメントを分けると分かります。

12. ユー・エス・エスの社内に、答えが出ていました

ユー・エス・エスは3つの事業を持っています。決算短信のセグメント情報から、売上と利益を並べます。

事業 売上高 前年比 営業利益 利益率
オートオークション 242億6百万円 +8.5% 157億28百万円 65.0%
中古自動車等買取販売 32億62百万円 +14.0% 65百万円 2.0%
リサイクル 34億21百万円 +80.9% 2億84百万円 8.3%

(売上高は外部のお客様への売上です。利益率は私が計算しました)

同じ会社の中で、オークション事業の利益率が65.0%、中古車の買い取り販売が2.0%です。

ユー・エス・エスは「ラビット」という中古車買い取り専門店も持っています。つまり車を仕入れて売る商売も、自分でやっている。そのうえで、利益率がここまで違います。

そして今期は、利益率の低いリサイクル事業(+80.9%)と買い取り販売(+14.0%)が大きく伸び、利益率の高いオークション本体は+8.5%でした。低い利益率の事業の比重が増えたので、会社全体の利益率が下がった、という構造です。

会社全体の利益率51.7%という数字だけを見ると「すごく儲かる会社」ですが、中身を割ると「すごく儲かる事業と、ほとんど儲からない事業を1社で持っている会社」です。

この差が、今回の記事でいちばん伝えたいところです。車を持つか、持たないか。それだけで、ここまで変わります。

13. ユー・エス・エスの手数料は、値段ではなく台数で決まっています

「相場が上がればオークション会社が儲かる」と考えたくなります。私も最初はそう思いました。数字を見ると、そう単純ではありませんでした。

ユー・エス・エスの決算短信の補足情報に、手数料の内訳が載っています。

項目 前年同期 今回 増減率
出品手数料 51億円 53億円 +4.7%
成約手数料 48億円 51億円 +5.6%
落札手数料 84億円 92億円 +9.7%
バイクオークション手数料 3億円 3億円 +8.0%
商品売上高 7億円 6億円 △5.0%
その他の営業収入 27億円 33億円 +20.4%
合計 223億円 242億円 +8.5%

いちばん大きいのは落札手数料の92億円です。買い手が払う手数料ですね。

ここで、同じ期間の台数と単価の伸びを並べます。

  • 成約台数 +8.4%
  • 落札された車1台あたりの平均価格 およそ +10%(4月〜6月の月次データから計算)
  • 落札手数料 +9.7%

もし手数料が落札価格に丸ごと連動しているなら、台数の伸びと価格の伸びが掛け算になって、+19%くらいになるはずです。実際は+9.7%で、台数の伸び(+8.4%)に近い数字でした。

つまり、ユー・エス・エスの手数料は、車がいくらで売れたかより、何台売れたかで決まる部分が大きいようです。手数料の細かい体系は公表されていないので、ここは開示された数字からの推定です。ただ、価格の伸びがそのまま手数料に乗っているわけではないことは、この3つの数字から言えます。

なお、前の期(2026年3月期)の増収の理由として、会社は「USS JAPAN」の落札手数料の改定を挙げています。今期の第1四半期については、インターネット経由で参加する「CIS」の月会費の改定を挙げています。手数料そのものを値上げして増やしているということです。

ですから「相場が上がったからユー・エス・エスが儲かった」という説明は、正確ではありません。正確には、台数が増えたことと、手数料を上げたことが効いています。

14. ネクステージ ― 利益が2倍になった理由

ネクステージは東海地方発祥で全国に展開する中古車の小売会社です。業界地図では「中古車販売」の売上高1位として載っています。中間期(2025年12月〜2026年5月)の実績です。

  • 売上高 3,912億12百万円(前年同期比 +26.6%)
  • 営業利益 140億88百万円(同 +99.3%
  • 経常利益 131億98百万円(同 +98.3%)
  • 純利益 88億82百万円(同 +108.3%)

営業利益がほぼ2倍です。5社の中でいちばん大きな伸びでした。

なぜ2倍になったのか。損益計算書を3つに分けると、はっきりします。

前年同期 今回 増減率
売上高 3,089億36百万円 3,912億12百万円 +26.6%
売上総利益(粗利) 530億3百万円 631億8百万円 +19.1%
販売費及び一般管理費 459億34百万円 490億19百万円 +6.7%
営業利益 70億69百万円 140億88百万円 +99.3%

売上が26.6%増えたのに、経費は6.7%しか増えていません。

粗利率はむしろ下がっています(17.2%→16.1%)。1台売ったときの儲けの率は下がったのに、売った台数が大きく増えて、経費があまり増えなかった。だから利益が2倍になりました。

会社の説明はこうです。

中間期においては、買取市場が好調に推移したことに加え、従業員一人当たりの生産性が向上したことで、買取台数は予想を大きく上回りました。
また、商品リードタイムの短縮や業者販売の促進により、小売一台当たりの利益が改善したことで、利益水準は当初想定を上回る結果となりました。

商品リードタイムの短縮」。仕入れてから売れるまでの日数を短くした、ということです。これがこの記事の後半でもう一度出てきます。

販売台数は255,542台(前年比 +16.0%)。売上高を台数で割ると1台あたり153.1万円で、前年の140.2万円から9.2%上がっています。オークションの落札価格の上昇とほぼ同じ幅です。仕入れが上がった分、売値も上げているということですね。

一方で、気をつけたい点もあります。

  • 在庫(商品)は885億4百万円から955億4百万円へ、70億円積み増し
  • 借入金などの有利子負債は963億円から1,162億円へ、199億円増加
  • 自己資本比率は34.9%から33.1%へ低下

借金を増やして在庫を増やし、店を増やして売っている、という形です。成長のための投資ですが、相場が下を向いたときには重くなる構造でもあります。

通期の業績予想は上方修正しました(売上7,460億円、営業利益276億円)。ただし会社はこう書いています。

下期の計画は期初から据え置いております

中間期の上振れ分を足しただけで、下半期の見通しは上げていません。慎重な姿勢です。

15. IDOM ― 在庫を減らし、処分損を出した

IDOM(イドム)は旧ガリバーインターナショナル。中古車の買い取りと販売の大手です。第1四半期(2026年3月〜5月)の実績です。

  • 売上高 1,596億14百万円(前年同期比 +15.5%)
  • 営業利益 43億56百万円(同 +15.4%)
  • 経常利益 39億7百万円(同 +13.0%)
  • 純利益 26億73百万円(同 +22.0%)

国内直営店の小売台数は45,558台(前年同期比 +3.9%)で、第1四半期としては過去最高でした。

ただ、IDOMの今回の決算でいちばん重要なのは、台数でも利益でもありません。在庫です。

短信にこう書かれています。

足元の資本効率の低下を改善するため、戦略的な在庫健全化を実施しました。これにより、一時的に在庫処分損の影響を受けたものの、営業利益は前期比で増益となりました。

貸借対照表で確認します。

前期末(2026年2月28日) 今回(2026年5月31日) 増減
商品(在庫) 1,150億23百万円 1,073億6百万円 △77億17百万円

3か月で77億円分の在庫を減らしました。そして、そのために損を出しています。

減らした車はどこへ行ったか。第6章で見たとおり、卸売(業者向けの販売)が+43.8%に急増しています。オークションなどを通じて、業者に流したということです。

もう1つ、この決算で目についた数字があります。

前年同期 今回
支払利息 2億41百万円 4億68百万円

支払利息がほぼ2倍になりました。IDOMの有利子負債は1,050億円から1,135億円へ増えています。在庫を持つには資金がいります。その資金の値段が上がっている、ということです。

なお、IDOMは今回から会計の方法を1つ変えています。中古車を売ったときの売上を「納車したとき」ではなく「名義変更の手続きが終わったとき」に計上する方法に変えました。過去の数字もさかのぼって直しているので、前年との比較はそろっています。

16. 同じ相場の中で、2社が逆を向きました

ここを並べると、今回いちばん面白いところが見えます。

ネクステージ IDOM
在庫の動き 70億円 積み増し 77億円 圧縮
業者向け販売 促進(利益改善の理由に明記) +43.8%に急増
理由 買取が好調で台数を伸ばす 資本効率の改善
損の有無 在庫処分損を計上
営業利益 +99.3% +15.4%
有利子負債 199億円 増加 85億円 増加

同じ時期、同じ相場の中で、片方は在庫を増やし、片方は在庫を減らしました。

どちらが正しいという話ではありません。ネクステージは店を増やして売る量を伸ばす段階にあり、IDOMは在庫が重くなりすぎたので絞る段階にあった。それぞれの事情です。

ただ、第8章と第9章で見たように、中古車の値上がりは鈍ってきていて、売れ残りは増え始めています。そのタイミングで在庫を減らした会社と、増やした会社がいる。この先の決算で、どちらの判断がどう出るかは、見ておく価値があります。

17. 車を、何日持っているか

在庫の話が続いたので、5社を同じ物差しで測ってみます。

在庫回転日数という指標を使います。計算はこうです。

(期首の在庫 + 期末の在庫)÷ 2 ÷(売上原価 ÷ 期間の日数)

平たく言うと、仕入れた車が売れるまで、平均して何日、店に置かれているかです。短いほど、資金が早く戻ってきます。決算短信の貸借対照表と損益計算書の数字から、私が計算しました。

会社 在庫回転日数 対象期間
ユー・エス・エス 14.6日 第1四半期
オークネット 34.6日 中間期
ネクステージ 51.0日 中間期
ケーユーホールディングス 57.4日 第1四半期
IDOM 76.3日 第1四半期

はっきり3つに分かれました。

ユー・エス・エスとオークネットが短いのは当然です。この2社は、他人の車を売買する場所を提供する会社なので、そもそも自分で在庫をあまり持ちません。ユー・エス・エスの棚卸資産(たなおろししさん=在庫のこと)は19億46百万円しかありません。売上312億円の会社としては、ほとんど無いに等しい金額です。(ただし両社とも売上原価の中身が小売会社とは違うので、日数の意味合いも同じではありません。参考値として見てください)

問題は車を持つ3社です。

ネクステージ 51.0日、ケーユーホールディングス 57.4日、IDOM 76.3日。

IDOMはネクステージより25日ほど長く車を持っています。在庫が1,073億円ありますから、日数が長いということは、それだけ資金が寝ているということです。IDOMが「資本効率の低下を改善するため」と書いた理由が、この数字に出ています。

そしてネクステージは、この日数を縮めています。前年の同じ期間で計算すると56.7日でした。それが51.0日へ、5.7日短くなっています。会社が言う「商品リードタイムの短縮」は、実際に数字になっていました。

18. ケーユーホールディングス ― 第1四半期は増益、通期は減益予想

ケーユーホールディングスは、中古車販売に加えてメルセデス・ベンツなどの輸入車ディーラー事業も手がけています。時価総額は536億円で、今回の基準には届いていません。比較の材料として見ます。

第1四半期(2026年4月〜6月)の実績です。

  • 売上高 424億85百万円(前年同期比 +3.1%)
  • 営業利益 20億81百万円(同 +26.6%
  • 経常利益 21億31百万円(同 +25.5%)
  • 純利益 13億89百万円(同 +21.2%)

前の年の同じ時期は営業利益が24.9%減っていたので、その反動もあります。

注目したいのは、会社の通期予想です。

通期予想 前期比
売上高 1,700億円 +0.5%
営業利益 81億円 △3.3%
経常利益 82億円 △4.7%
純利益 56億円 △1.8%

第1四半期は26.6%の増益なのに、1年を通すと減益の見通しです。そして予想の修正もしていません。

第1四半期の営業利益20億81百万円は、通期予想81億円に対して25.7%の進捗です。ちょうど4分の1なので、会社は「このペースが続く」とも見ていないことになります。

もう1つ、この会社には目立つ特徴があります。自己資本比率が73.4%です。ネクステージ33.1%、IDOM 33.0%と比べると、まったく違う財務です。貸借対照表を見ると土地を264億円持っていて、借入への依存が小さい。同じ「中古車を売る会社」でも、体のつくりが違います。

19. オークネット ― 実は中古車が主力ではありません

オークネットは会場を持たず、ネット上でオークションを開く会社です。ここで1つ、はっきりさせておきたいことがあります。

オークネットの売上の大半は、中古車ではありません。

中間期(2026年1月〜6月)のセグメント別の数字です。

セグメント 売上高 前年比 営業利益 前年比
ライフスタイルプロダクツ 279億10百万円 +21.2% 56億30百万円 +11.9%
モビリティ&エネルギー 85億12百万円 +6.2% 24億21百万円 +28.5%
その他 19億2百万円 +10.0% △2億13百万円

ライフスタイルプロダクツというのは、中古スマートフォンや中古パソコン、ブランド品のオークションです。こちらが売上279億円で、中古車とバイクを扱うモビリティ&エネルギーは85億円。中古車は全体の2割ちょっとです。

業界地図にオークネットの数字が「部門売上高161億円(モビリティ&エネルギー)」と部門で書かれているのは、そのためです。

その中古車部門(オートモビル事業)の中身です。

  • 取扱高 3,376億79百万円(前年同期比 +24.3%)
  • 総成約/落札台数 313,065台(同 +13.2%)
  • 会員数 16,173会員(同 +2.2%)
  • 検査台数 824,303台(同 +7.2%)

第10章で引用したとおり、伸びた理由として会社は「輸出事業者の落札需要が継続して高く」と書いています。

オークネットにはもう1つ特徴があります。実質的に借金がありません。中間期の支払利息は16万6千円です。億でも百万でもなく、16万円です。自己資本比率は49.7%。在庫回転日数も34.6日と短い。

デジタル機器やブランド品の相場は中古車とは別に動きますから、中古車の相場が下を向いても、会社全体では受け止められる形になっています。

20. 配当と株主優待

高配当株として見たときに、この5社はどうなっているか。まず還元の方針から見ます。

ユー・エス・エス ― 3年で利益を全部返す方針

ユー・エス・エスの株主還元方針は、増配を発表したときの資料に書かれています。

2026年3月期以降の連結配当性向を60%以上、2026年3月期から2028年3月期までの3か年における総還元性向を100%以上と決定しております。

3年間の総還元性向100%以上。稼いだ利益を、配当と自社株買いで全部返すという意味です。

実際の動きを見ると、第1四半期だけで自社株買いに179億99百万円、配当に136億99百万円を使っています。合わせて316億98百万円。この四半期の純利益109億46百万円の3倍近くを株主に返しています。

自己株式は970万株から1,978万株へ、3か月で倍増しました。

配当は1株あたり年56円40銭の予想です(前の期は54円70銭)。

オークネット ― M&Aの資金を配当に回しました

オークネットは8月4日に、普通配当の増配と特別配当を同時に発表しました。

中間 期末 年間
前期実績 11円 18円 29円
今期予想 21円 61円(普通22円+特別39円) 82円

(2026年4月1日に1株を2株にする株式分割をしているため、前期の数字は分割後に直しています)

特別配当39円の原資について、会社ははっきり書いています。

中期経営計画「Blue Print 2027」において設定していた「M&A 等への投資」70 億円のうち35 億円を原資として特別配当に充当し

買収のために用意していた70億円のうち、半分を配当に回したということです。会社は「資本効率の向上を目的とした」と説明しています。残り35億円と営業キャッシュフローで投資余力は保てる、とも書いています。

普通配当だけで見ると年43円で、会社の方針である配当性向50%以上とちょうど合う水準です。特別配当の39円は今期限りのものですから、来期以降もこの水準が続くとは考えないほうが安全です。

IDOM ― 株主優待を新しく作りました

IDOMは2026年1月23日に株主優待制度を導入しました。年2回もらえます。

保有株式数 1回あたり 年間(2回)
100株〜500株未満 2,500円 5,000円
500株〜1,000株未満 13,500円 27,000円
1,000株〜 30,000円 60,000円

デジタルギフトで、PayPayマネーライト、Amazonギフトカード、QUOカードPay、dポイント、au PAYギフトカードなどから選べます。基準日は2月末と8月末です。

ここは注意が必要です。この優待には継続保有の条件があります。

「継続保有期間が1年以上」とは、株主名簿基準日(2 月末または8 月末)の株主名簿に100 株以上の保有記録が同一株主番号で3 回以上連続している場合をいいます。

条件をつけない「初回」の扱いだったのは、2026年2月末と2026年8月末の2回だけです。この記事を書いている時点では、どちらも終わっています。

つまり、今から買う場合、次の2027年2月末には優待の対象になりません。基準日を3回続けて通過する必要があるので、2027年2月末・8月末・2028年2月末と持ち続けて、2028年2月末が最初の優待になります。この点は、優待目当てで買う前に必ず確認してください。

配当は年42円43銭の予想で、配当性向30.0%の方針です。

オークネットの特別株主優待は、終わっています

オークネットは8月4日に「特別株主優待」も発表しました。100株で1,000ポイント(1ポイント≒1円)から、3,000株以上で40,000ポイントという内容です。

ただし基準日は2026年9月2日でした。この記事の時点では終わっています。今から買っても対象になりません。

通常の株主優待(オークネット・プレミアム優待倶楽部)は毎年12月末が基準日で、300株以上が対象です。2026年4月に拡充を発表していて、2026年12月末の株主から、300株で2,000ポイント、3,000株以上で40,000ポイントになります。

ネクステージとケーユーホールディングス

ネクステージは中間配当がなく、期末に年1回です。前の期が45円、今期の予想が50円で増配の見通しです。

ケーユーホールディングスは中間20円+期末38円で年58円。今期も58円の予想で据え置きです。

21. 株価と指標(2026年9月11日終値)

時価総額1,000億円以上の4社

会社 株価 PER PBR 配当利回り 時価総額
ユー・エス・エス 1,916.5円 20.51倍 4.67倍 2.94% 9,084億円
ネクステージ 2,915.0円 13.35倍 2.69倍 1.72% 2,358億円
IDOM 1,203.0円 8.51倍 1.35倍 3.53% 1,286億円
オークネット 1,251.0円 14.56倍 3.83倍 6.55% 1,202億円

PER(ピーイーアール、株価収益率)は株価÷1株当たり利益、PBR(ピービーアール、株価純資産倍率)は株価÷1株当たり純資産です。会社予想の1株当たり利益と、直近の貸借対照表の自己資本から私が計算しました。

オークネットの利回り6.55%には、今期限りの特別配当39円が含まれています。普通配当43円だけで計算すると3.44%です。こちらを基準に見てください。

参考:ケーユーホールディングス(時価総額536億円)

会社 株価 PER PBR 配当利回り 時価総額
ケーユーホールディングス 1,215.0円 6.80倍 0.55倍 4.77% 536億円

PBR 0.55倍、配当利回り4.77%。数字だけ見れば割安に見えます。ただし時価総額536億円は、私が普段使っている1,000億円の基準を大きく下回ります。売買の少なさや、通期が減益予想である点も含めて、投資候補としてではなく比較の材料として載せています。

株価はどう動いたか

決算がこれだけ良いのだから、株価も上がっていそうなものです。日経平均株価とTOPIX(トピックス、東証株価指数)と並べます。

1年前(2025/9/11)比 年初(2026/1/6)比
ユー・エス・エス +6.3% +11.8%
ネクステージ +28.5% △8.8%
IDOM +21.0% △10.9%
オークネット +32.2% +18.2%
ケーユーホールディングス +1.9% △3.4%
日経平均株価 +44.3% +21.9%
TOPIX +28.0% +13.8%

5社とも、1年でみると日経平均株価の+44.3%に届いていません。

そして年初からで見ると、営業利益をほぼ2倍にしたネクステージがマイナス8.8%、第1四半期として過去最高の小売台数を出したIDOMがマイナス10.9%です。日経平均株価が年初から21.9%上がっている中で、です。

決算の数字と株価が、逆を向いています。

理由を断定できる資料は私の手元にありません。ただ、この記事で見てきた月次データ――値上がりの鈍化と、7月・8月の成約率の前年割れ――を市場が先に織り込んでいる、という見方はできます。中古車の会社の利益は相場の水準に乗っているので、相場が天井を打つ前に株価が動く、という順番はありえます。

22. これから何を見ればいいか

最後に、この業界を追いかけるときに見る場所を整理します。

1. ユー・エス・エスの月次データ

毎月、会社のウェブサイトで公開されます。見るのは2つだけです。

  • 成約車両単価の前年比が100%を割るかどうか。割ったら、中古車の値段が前年より下がったということです
  • 成約率が前年を下回り続けるか。売れ残りが増え続けるなら、相場は緩みます

2. 小売各社の在庫

決算短信の貸借対照表にある「商品」の金額です。相場が下を向いたときに在庫を多く抱えている会社は、評価損や処分損が出やすくなります。IDOMは先に減らしました。ネクステージは増やしました。

3. 支払利息

損益計算書の営業外費用にあります。IDOMは2億41百万円から4億68百万円へ、ほぼ2倍になりました。在庫を持つ商売は借入と切り離せないので、金利が上がると効いてきます。

4. 中古車の輸出台数

財務省の貿易統計の数字を、ユー・エス・エスが決算短信で引用してくれます。ここが伸びている間は、オークションの相場は下支えされます。直近の四半期は+1.3%まで鈍りました。

まとめ

業界地図の「中古車市場は活況」は、数字のうえでは正しいです。5社とも増収増益でした。

ただ、活況の受け取り方は、会社によってまったく違いました。

車を持たない会社――ユー・エス・エスのオークション事業は利益率65.0%、オークネットは実質無借金で在庫回転34.6日。相場の上下に、体が振られにくい形です。

車を持つ会社――ネクステージは在庫を70億円積んで利益を2倍にし、IDOMは在庫を77億円減らして処分損を出しました。同じ相場の中で、判断が割れています。

そして、その相場を毎月測れるほぼ唯一の公開データ――ユー・エス・エスの月次データでは、落札価格の前年比が4月の113.6%から8月の103.4%まで落ち、成約率は7月と8月に前年を下回りました。ユー・エス・エス自身も、通期の成約率予想を前の期より低い66.3%に置いています。

ユー・エス・エスは同じ会社の中に、利益率65.0%の事業と2.0%の事業を持っています。この32倍の差を作っているのは、車を持つか持たないかだけです。

中古車の値段が上がっている間は、どちらの商売も追い風を受けます。差がはっきり出るのは、値段が止まったときです。

その「止まり方」が、8月の数字に出始めています。

情報の基準日

  • 株価・指標:2026年9月11日終値
  • 決算数値:各社の決算短信(第4章の表のとおり)
  • オークション実績:株式会社ユー・エス・エス「USSオートオークション実績(速報)」2026年8月度まで
  • 業界地図:『会社四季報 業界地図 2027年版』(東洋経済新報社)95ページ「44 中古車」

参照した一次資料

  • 株式会社ユー・エス・エス 2027年3月期第1四半期決算短信、連結業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ、2026年3月期決算短信、剰余金の配当(増配)に関するお知らせ、月次データ(2026年4月度〜8月度)
  • 株式会社ネクステージ 2026年11月期第2四半期(中間期)決算短信、第2四半期(中間期)業績予想と実績の差異及び通期業績予想の修正に関するお知らせ、2025年11月期決算短信
  • 株式会社IDOM 2027年2月期第1四半期決算短信、2026年2月期決算短信、株主優待制度の導入に関するお知らせ
  • 株式会社オークネット 2026年12月期第2四半期(中間期)決算短信、2026年12月期連結業績予想の修正及び配当予想(増配・特別配当)に関するお知らせ、特別株主優待の実施に関するお知らせ、株主優待制度の拡充に関するお知らせ
  • 株式会社ケーユーホールディングス 2027年3月期第1四半期決算短信

※この記事は決算資料をもとにした情報の整理であり、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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コロナショック直前の2020年に投資をスタート。リアルタイムで暴落を経験しながら独学で投資の基礎を習得。 現在の運用総額5,000万円超・年間配当収入120万円超を達成。投資信託・ETF・個別株・米国株など100銘柄超に分散投資し、相場の波に強いポートフォリオを構築中。 高配当株の長期保有と新NISAの積立を組み合わせた"2刀流"スタイルで資産形成を実践。保有銘柄の決算・配当・株価をブログで赤裸々公開しています。YouTubeでも投資情報を発信中!

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