こんな方におすすめ
- 卸売業業界について知りたい人
- カー用品店を投資対象に考えている人
- イエローハット、オートバックスについて知りたい人
この記事を動画でご覧になりたい方は、下記をご覧ください(^^)
高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)
私は車の細かい部分には詳しくないのですが、車が好きです(^^)
大学生の頃から現在まで計5台の車を乗り継いできました。
デミオ、bB、ヴェルファイア、レクサスRX、N-Boxと乗り継いでいます。
レクサスRXを手放したころの感想を動画にしています。
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10万回の再生を超えているので、私のYouTubeチャンネルの中で一番再生されている動画になります。
車好きなら一回は行ったことがあるのは、オートバックスやイエローハットといったカー用品店ですよね(^^)
両会社ともに良いところはたくさんありますが、今回は、『高配当投資』ということに着眼点をおいて、私独自の『タグの10箇条』でオートバックスとイエローハットを点数化して比較してみたいと思います(^^)
オートバックスやイエローハットの株を購入しようと思っている人の参考になれば幸いです(^^)
Contents
比較項目の紹介
まずは、どんな項目でオートバックスとイエローハットを比較していくのかを紹介します。
比較項目
- 売上高
- EPS(1株当たり当期純利益)
- PBR(株価純資産倍率)
- 営業利益率
- 自己資本比率
- 営業キャッシュフロー
- 現金等残高
- 配当利回り
- 1株配当金
- 配当性向
以上の10項目になります。
普段銘柄選定をされる際も、最低限上記の10項目を調べるだけでも地雷銘柄を避けることが出来るので、参考にしてみてください(^^)
タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)
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高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!
こんな方におすすめ 高配当投資をしたい人 高配当投資をしている人 執筆者『タグ』の紹介 Twitter、You Tubeもやっています(^^) こちらものぞいてみてください! 個別株高配当株投資(米国 ...
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1、オートバックスとイエローハットの業績推移と売上高
まずは両社の業績を比較してみたいと思います。
四半期の業績推移と売上高
オートバックスとイエローハットの四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。
どちらも第3四半期の10月~12月の業績が良くなる傾向があり、第4四半期の1月~3月が1年の中での底となっていそうです。
オートバックスは第4四半期には赤字になる場合もあるのがわかります。
第3四半期は、両社とも売上高は、感染対策としてクルマやバイクでの移動需要が高まったことから予測していたよりも早く需要が回復したということです。
また、寒波の影響により、冬用タイヤやチェーン等の販売が前年より増加しました。
通期の業績推移と売上高
通期の売上高と営業利益のグラフです。
売上の金額自体の違いはありますが、オートバックスの売上高は2017年を底に上昇基調になっていますが、営業利益が過去と比較すると減少してしまっています。
一方、イエローハットは、売上高は右肩上がりを形成し、それに伴って営業利益も伸びてきているのがわかりす。
全体的な金額はオートバックスの方が大きいですが、イエローハットが追い上げています。
2、EPS(1株当たり当期純利益)
次は、1株あたり当期純利益を比較していきます。
私のEPSの理想は毎年右肩上がり傾向になっていることです。
オートバックスは波があり、一時期よりも減少してきているように見えます。
イエローハットは2014年の160円を2021年度は更新していく予測を出しています。
イエローハットは、上昇傾向を維持していると感じます。
3、PBR(株価純資産倍率)
次は、株価純資産倍率を比較していきます。
私のPBRの理想は、0.5倍~1.5倍くらいを目安にしています。
PBRは両社とも1.0倍を切っており割安感があります。
PBRについては両社とも割安で差がないと思います。
4、営業利益率
次は営業利益率で比較していきます。
私が理想とする営業利益率は10%以上としています。
両社の営業利益率については、最新の業績予測からすると、オートバックスは3.4%、イエローハットは8.3%となっています。
イエローハットのほうが5%近く営業利益率が良いという事です。
営業利益率は高いに越したことはありませんので、イエローハットに軍配があがります。
5、自己資本比率
次は、自己資本比率を比較していきます。
私が理想とする自己資本比率は、40%以上を一つの基準としています。
業種によってはなかなか40%以上というのは難しくなりますが、その際は競合他社と比較してどうかという判断をしています。
両社の自己資本比率は70%前後あるので大きな差はないと思っています。
ですが、オートバックスは70%前後を維持していること、イエローハットは徐々に増えて70%を超えているという事がわかります。
6、営業キャッシュフロー
次は、営業キャッシュフローを比較していきます。
私の営業キャッシュフローの理想は毎年増えていることです。
両社とも毎年営業キャッシュフローは黒字ですが、ある程度の増減の波はありそうです。
営業キャッシュフローでの両社の差はそれほどないと思います。
7、現金等残高
次は、現金等残高を比較していきます。
現金等残高の理想は、毎年増えていることが理想です。
オートバックスは毎年徐々に減っているのがわかります。
イエローハットは大きく増えてたり減ったりしているのがわかります。
8、配当利回り
次は、配当利回りを比較していきます。
私の理想配当利回りは3.8%以上です。
オートバックスは4%台になっていて、イエローハットは3%台です。
1%近くの利回りの差は大きいですね。
配当利回りに関してはオートバックスに軍配があがります。
9、1株配当金
次は、1株配当金を比較していきます。
私の配当金の理想は毎年増配です。
オートバックスは2015年に減配してから1株当たり60円を維持しています。
一方、イエローハットは毎年増配をおこない、当期は11期連続増配を予測しています。
オートバックスは直近は減配していないのは良いですが、イエローハットの11期連続増配と比較すると、軍配はイエローハットにあがります。
10、配当性向
最後に配当性向を比較していきます。
私の理想の配当性向は30%~50%くらいです。
30%~50%と決めつけるのは良くないですが、あくまでも目安としてみています。
オートバックスの2020年度は100%を超えて預金を切り崩して配当をした形です。
2021年度は1株配当が60円で、1株益が68.9円を予測しているので、配当性向は約87%になりそうです。
一方、イエローハットの2021年度は1株配当が54円で、1株益が182.1円を予測しているので、配当性向は約29.6%になりそうです。
イエローハットの配当方針は、2020年3月期より連結配当性向30%を目指し、業績等を勘案しながら利益配分を行うと発表しています。
今後はどうなるかわかりませんが、現状の配当性向だけをみると、イエローハットのほうが余力あります。
タグの10箇条で分析した結果
合計得点
- オートバックス 64点
- イエローハット 84点
私の高配当投資の観点からすると、現状のオートバックスは64点で、イエローハットは84点でした。
差が出てしまったのは、業績の伸びや営業利益率、配当に関する項目でした。
オートバックス、イエローハットのまとめ
まとめ
- 両社はカー用品販売チェーンの双璧
- 業績は両社とも伸びている
- 何を重視するかにより投資候補は変わる
オートバックスとイエローハットの銘柄解説でした。
今回は、高配当投資の観点から両社を比較しました。
上記の結果から、私はイエローハットの株を購入しています(^^)
株を購入するという事は、その企業を応援するという事でもありますから、今回の比較が皆さんの投資戦略の参考になれば幸いです(^^)
オートバックスやイエローハットを単元株(100株)で購入すると20万円前後になります(>_<)
投資の勉強をしていきたいという人は、
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今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)