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【花王4452】増配発表で32期連続増配予測!株価下落基調で買い時か!?

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  • 化学業界について知りたい人
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  • 花王について知りたい人

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高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)

 

今回は、『花王』について解説したいと思います(^^)

花王は高配当ではなく、連続増配銘柄で有名ですが、最近の株価下落で配当利回りが2%前後になってきています。

 

そんな、花王は、2020年12月期の決算を発表しています。

 

決算の内容を解説してから、私独自の『タグの10箇条』で高配当投資における花王を点数化してみたいと思います(^^)

花王の株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。

 

タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)

高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!

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花王の企業分析

企業概要

  • 日本を代表する日用品メーカー
  • 5つのセグメントで売上を構成
  • 洗剤、トイレタリー製品国内1位
  • 化粧品は国内2位
  • 主力商品は、化粧品『ソフィーナ』、入浴剤『バブ』、洗剤『アタック』、飲料『ヘルシア』、紙オムツ『メリーズ』
  • 2006年にカネボウ化粧品を子会社化
  • 2012年に『味の素』と健康関連事業で提携
  • 2015年に『アリババ』と提携

生活を営む上で、いつの間にか花王の商品を使っていることは多いと思います。

 

化粧品の『キュレル』、洗顔料の『ビオレ』、スキンケア商品の『メリット』、『エッセンシャル』、食器用洗剤の『キュキュット』なども花王の製品です。

 

花王の業績

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。

 

ぱっと見で前期よりも若干落ちたかな?という感じです。

第1四半期に営業利益が落ちる傾向ですが、第2四半期になると改善していくのが通例でした。

 

しかし、2020年度の第2四半期はさらに営業利益は下がり、落ち込みがひどかったのがわかります。

 

kabutanより引用

第4四半期の業績

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 利益率
金額 約3767億円 約555億円 約548億円 約402億円 83.6円 14.7%
期比 -4.1% -8.6% -10.4% -9.9% -9.5% 減少

第4四半期を前期と比較すると、売上高は4%の減少、営業益、経常益、最終益は10%前後の減少となりました。

 

営業利益率も15.5%から14.7%へと若干減少しました。

 

2020年12月期の累計

kabutanより引用

2020年度の累計

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 配当
金額 約1兆3819億円 約1755億円 約1739億円 約1261億円 262.3円 140円
期比 -8.0% -17.1% -17.4% -14.9% -14.5% 増配

2020年度の結果は、売上高は8%の減少、営業益、経常益は17%の減少、最終益は約15%の減少となりました。

 

2020年は衛生意識の高まりにより、ハンドソープ、手指消毒液などで需要が高まり、利益は伸長しました。

 

一方、化粧品事業では日本でインバウンド需要が消滅、外出自粛の影響もあり市場が大幅に縮小しました。

 

さらに、世界中での店舗閉鎖や外出規制の影響を受け、感染症拡大に対応するための特別支出もかさみ、連結業績は前期を下回りました。

 

業績は2019年度より減少しましたが、配当は130円から140円となり、10円の増配となりました。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

2020年度の結果を踏まえたうえで、通期の業績推移をみると、営業利益が2013年頃から急激に上昇しているのがわかります。

 

2021年度の予測も出しており、2020年度と比較すると売上高は上昇、営業利益も若干上昇しているように見えます。

 

kabutanより引用

通期の業績予測

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 配当
金額 1兆4300億円 1770億円 1770億円 1270億円 264.1円 144円
前期比 +3.5% +0.8% +1.7% +0.7% +0.7% 増配

2021年度の業績予測は、売上高は3.5%の増加、営業益、経常益、最終益は1%前後の増加の予測です。

 

配当金は年間で4円増配し、144円の予測です。

増配が達成されれば、32期連続増配となります(^^)

 

ここまできたら、配当性向がギリギリになるまで毎年増配してくれそうな気がします。

 

花王の株価と配当

花王の株価

kabutanより引用

2021年2月24日時点での月足チャートです。

ここ数年は7,000円~9,000円前後のレンジ相場になっています。

 

2020年度の決算後から大幅反落しています。

7,000円を割ると6600円位までは下落する公算が高そうです。

 

株価下落の理由は、国内化粧品の販売遅延、欧米ヘアケアや中国ベビー用の紙オムツなどの販売不振も響きました。

 

そして、2021年度の業績回復見通しに対し、収益回復の鈍さがネガティブ視され軟調になっています。

 

花王の配当

ホームページより引用

配当金

  • 2020年 140円(中間6月 70円、期末12月 70円)
  • 2021年 144円(中間6月 72円、期末12月 72円 増配予測

配当金は美しい右肩上がりです!

 

2020年の配当金は年間140円でした。

2020年で連続増配31回を達成することになります。

 

また、2021年度の配当も発表されています。

2020年より年間4円増配の144円を発表しています。

 

2021年度も増配されれば32期連続増配となります。

連続増配企業といえば、『花王』ということになり、この記録を止めたくなくなりますね!

 

今後の花王にも期待できそうです(^^)

 

利回り

銘柄スカウターより引用

利回り

  • 2%前後

現在の株価では、配当利回りは2%前後まで上昇してきています。

 

今までは1%前後であった連続増配株を購入するチャンスが来ています。

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

配当性向

  • 2020年 53.4%
  • 2021年 54.5%

2020年の配当性向は53.4%でした。

 

2021年度の配当金は1株たり144円となっており、1株益は264.1円を想定しているので、計算すると、配当性向は54.5%くらいになりそうです。

 



 

花王の財務

kabutanより引用

財務

自己資本比率 総資産 自己資本 剰余金 有利子
負債
数値 55.5% 約1兆6656億円 約9236億円 約7788億円 0.30

自己資本比率は安定して50%以上あります。

 

利益剰余金も積みあがっており、借金も少ないです。

さすが連続増配企業であり、財務には問題ありません。

 

タグの10箇条で分析した結果

合計得点

  • 74点

私の高配当投資の観点からすると、現状の花王は74点でした。

 

花王を高配当投資の観点からすると点数は低くなるのはしょうがないです。

明らかに配当利回りなどの項目は点数が下ってしまいます。

 

花王のまとめ

ホームページより引用

【まとめ】

  • 日本を代表する日用品メーカー
  • 2021年度の業績予測により株価は軟調になり利回り上昇
  • 財務は健全で問題なし!
  • 2021年度は32期連続増配にチャレンジ!

花王の2020年12月期の決算を解説しました(^^)

 

今後、日用品の需要が戻ってくると思うなら、まさに買いの局面を迎えています。

 

皆さんの投資戦略に合わせてぜひ検討してみてください!

 

花王を単元株(100株)で購入すると70万円前後になります(>_<)

投資の勉強をしていきたいという人は、

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今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 


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