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【SPK7466】24期連続増配を狙う、財務優良株!

こんな方におすすめ

  • 卸売業業界について知りたい人
  • SPKを投資対象に考えている人
  • SPKについて知りたい人

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高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)

 

今回は、『SPK』について解説したいと思います(^^)

 

SPKは、自動車部品や自動車用品などを扱う、23期連続増配をしている専門商社です。

 

連続増配記録としては、1位の花王【4452】に次ぐ第2位となっています。

 

直近の決算の内容を解説してから、私独自の『タグの10箇条』で高配当投資におけるSPKを点数化してみたいと思います(^^)

 

SPKの株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。

 

タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)

高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!

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SPKの企業分析

企業概要

  • 自動車補修部品・産業車両部品の商社
  • 伊藤忠商事の機械部から分離・設立
  • 国内営業、海外営業、工機営業、CUSPA営業の4つの事業セグメント
  • 国内・海外部品をカー用品ショップや整備工場、ホームセンターなどへ販売
  • 日本車を対象に世界80か国に輸出

SPKは、自動車整備・補修のアフターマーケットを事業領域として運営しています。

 

1917年の創業以来、一貫して自動車部品、産業車両部品の専門商社として事業を継続している歴史の長い企業です。

 

SPKの業績

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。

 

2021年度は、第1四半期は少し落ち込みましたが、第2四半期、第3四半期になるにつれて業績を伸ばしました。

 

kabutanより引用

第4四半期の売上高は、前期比で5%の増加、営業益、経常益、最終益は35%前後の増加になりました。

 

営業利益率は前期の4.4%から5.7%へ増加しています。

 

1月から3月は特に業績が良かったです。

 

2021年度の結果

kabutanより引用

2021年度の業績は前期比で、売上高は4%の減少、営業益、経常益は5%の増加、最終益は10%の減少となりました。

 

売上高は落としましたが、営業益は増益となりました。

 

kabutanより引用

2020年7月にSPKが発表していた、従来の業績予測と結果を比較してみます。

 

売上高は6%の上振れ、営業益、経常益、最終益も25%以上の上振れ着地となりました。

 

コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況もありつつも、自動車アフターマーケット市場や建機・産業車両市場においても持ち直しに向かう動きがあるということです。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

通期の売上高と営業利益のグラフです。

 

2021年度は売上高は減少してしまいましたが、営業益は右肩上がりを継続しているのがわかります。

 

2022年度は売上高、営業利益ともに過去最高を更新していく予測をたてています。

 

kabutanより引用

2022年度の業績予測は前期比で、売上高は9%の増加、営業益、経常益、最終益は3%前後の増加を予測しています。

 

SPKは、2020年4月に1株を2株にする、株式分割をおこなっています。

 

なので、配当金が一時、減配されているようにみえますが、1株に換算すると『増配』しています。

 

そして、2022年度は3円増配の1株40円の配当となり、24期連続増配を発表しています。

 

SPKの株価と配当

SPKの株価

kabutanより引用

2021年6月1日時点での月足チャートです。

 

上値が切り下がって、下値が切り上がっているチャートです。

 

今後は株価の膠着状態が起こる可能性があるチャートパターンです。

 

SPKの配当

銘柄スカウターより引用

配当金

  • 2021年度 37円
  • 2022年度 40円(予測)

2021年度の配当金は1株あたり37円でした。

 

2022年度は3円増配1株あたり40円を予測しています。

 

今までは1円ごとくらいの増配でしたが、当期は一気に3円の増配を発表しています。

 

今後の業績の良さが伺えます(^^)

 

利回り

銘柄スカウターより引用

利回り

  • 2021年度 2.65%
  • 2022年度 2.9%前後

2021年度の配当利回りは、2.65%でした。

 

2022年度は増配もあり、今のところ、2.9%前後となっています。

 

2.9%の利回りは、市場平均を超えているので超優良企業を購入したい人は検討の余地ありだと思います(^^)

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

配当性向

  • 2021年度 26.9%
  • 2022年度 28.1%(予測)

2021年度の配当性向は26.9%でした。

 

2022年度は1株利益が142.2円を想定し、1株配当が40円なので計算すると配当性向は、28.1%くらいになりそうです。

 

3円の増配でも予測通りの業績が残せれば、配当性向に余裕はありそうです(^^)



 

SPKのキャッシュフローと財務

kabutanより引用

営業キャッシュフローは、本業でしっかりと稼げており、前期比で116%の増加となりました。

 

投資キャッシュフローは、子会社株式の取得と、有形固定資産の取得による投資が主だということです。

 

財務キャッシュフローは、長期借入をおこなったため、4億円弱のプラス計上となっております。

 

現金の比率も右肩上がりにあがっており、キャッシュも潤沢にあります。

 

kabutanより引用

自己資本比率は安定して60%以上をキープしています。

 

23期連続増配ながらも利益剰余金は毎年積みあがっています。

 

借金も少なく財務は引き続き健全です(^^)

 

タグの10箇条で分析した結果

合計得点

  • 84点

私の高配当投資の観点からすると、現状のSPKは、84点でした。

 

点数を落としてしまったのは、営業利益率です。

 

SPKは商社なので、部品・用品メーカーから購入したものを販売しているため、2021年度の決算短信を見ると、売上高に対する『売上原価』が82%を占めていました。

 

売上総利益から、『販売費及び一般管理費』を引いていくと、5%弱くらいの営業利益が良いところかもしれません。

 

SPKの事業形態柄、営業利益率の爆発的な向上は難しいかもしれません。

 

SPKのまとめ

【まとめ】

  • 自動車補修部品・産業車両部品の商社
  • 2021年度は減収増益
  • 2022年度は増収増益予測
  • 商社という事業柄、営業利益率は5%前後
  • 24期連続増配を目指し、財務は健全

SPKの決算を解説しました(^^)

 

カスタムパーツは『カーマニア』に照準をあて、SNS等でアプローチしています。

 

今後の見通しとしては、一部持ち直しの機運は出てきています。

 

国内自動車部品も尻上がりで回復していけば、24期連続増配をより確実なものにしていけると思います(^^)

 

SPKを単元株(100株)で購入すると15万円前後になります(>_<)

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今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 


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