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【KDDI9433】KDDIの事業戦略を解説。株が欲しくなります。

こんな方におすすめ

  • 情報・通信業について知りたい方
  • KDDIについて知りたい方
  • KDDIの株は買いか?と思っている方

この記事を書いている『たぐと』の紹介

  • 投資開始は2018年の積立NISAから開始
  • 2019年FXを始め、テクニカル分析を勉強
  • 2020年にはいり、米国ETF、日本株投資も始める
  • 投資スタイルはファンダメンタルとテクニカル分析で割安株を狙う

なるべくかみ砕いて解説していこうと思います。

よろしくお願いします(^^)

注意ポイント

当ブログでは、個別銘柄について個人の意見、感想を述べていますが、投資を推奨しているものではありません。
投資は自己責任でお願いいたしますm(__)m

『統合レポート2020』から一部を抜粋して、今後のKDDIについて解説したいと思います。

私はこのレポートを読んで、KDDIの単元株が欲しくなりました(^^)

投資は推奨しませんが、参考にしてみてください。

動画でご覧になりたい方は、コチラからどうぞ(^^)

売上だったり株価については下記の記事を参考にしてみてください。

【KDDI9433】銘柄分析!決算発表前に8.3%のプチ暴落!買い時がきたか?【2021年3月期第3四半期の決算】

こんな方におすすめ 情報・通信業業界について知りたい人 KDDIを投資対象に考えている人 KDDIについて知りたい人 執筆者『タグ』の紹介 Twitter、You Tubeもやっています(^^) こち ...

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中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)の詳細

統合レポート2020より引用

中期経営計画の目標

  • 2025年3月期のEPSを、2019年3月期対比で1.5倍に拡大
  • 配当性向を40%超え

中期経営計画は2019年に発表されました。

これらの取り組みにより、『持続的な利益成長と株主還元強化の両立』を目指しています。

EPS(earnings per share)を1.5倍にすると言っています。

EPS(1株あたり当期利益)とは?

  • 1株あたり当期利益 = 当期純利益 ÷ 発行済株式数
    企業の収益力を判断する。EPSの値が高いほど、収益力が高いと判断できる

配当性向とは?

  • 利益の中から配当金をどのくらい支払っているか
    配当性向=1株の配当額÷1株あたりの当期純利益×100

どちらも株主にとっては高くなって欲しい値です。

これらを目標として掲げています。

ちなみに、現時点で配当性向は40%を超えています。

統合レポート2020より引用

EPS成長のドライバー

  • ライフデザイン領域(auじぶん銀行、au損保、au PAY、auでんき etc)
  • ビジネスセグメント
  • コストの効率化

ライフデザイン領域の売上高を3000億円。ビジネスセグメントの売上高を765億円アップさせつつ、コスト削減で1000億円規模の利益を創出させます。

KDDIのセグメントはパーソナルセグメントビジネスセグメントと理解していました。

調べてみると、パーソナルセグメントは、通信事業ライフデザイン領域に分かれていました。



 

2021年3月期の見通し

統合レポート2020より引用

売上高は、5兆2500億円、営業利益は1兆300億円を見込んでいます。

この数字は前年比で微増ながら成長している数字です。

統合レポート2020より引用

株主還元について

  • 19期連続増配を目指す

2020年3月期の1株当たり配当金は年間115円でした。(配当性向41.7%)

2021年3月期の見通しは5円増配の120円と19期連続増配を目指しています。

株主に対する熱い思いを感じますね(^^)

KDDIの価値提案

統合レポート2020より引用

持続的成長の軸

グループID × エンゲージメント × 総合ARPU

エンゲージメントとは、『顧客との信頼関係』という意味です。

総合ARPUとは、1契約当たりの売上のことです。

エンゲージメントを高めることでKDDIの利用頻度が増し、長期間の使用の結果として解約率の改善、さらにグループIDの拡大が期待できます。

この信頼関係をベースとして新たな価値を提供することにより1契約当たりの売り上げを上げていくという事です。

統合レポート2020より引用

グループ全体でのID基盤強化

  • auから格安スマホへ移行希望 ⇒ MVNOを含むKDDIブランドを活用し、流出の阻止
  • 流動性の高いMVNO市場から新規獲得
  • 通信を安心して使いたい顧客へ ⇒ auの高品質な通信を訴求

2020年10月にUQモバイルを統合します。UQモバイルは2020年1月26日に200万回線を突破しています。

UQモバイルはあんなにCMをしているのにまだ200万回線なんだ。とおもいました。ちょっと意外でした。

また、ビッグローブモバイルやJ-comモバイルでも顧客の取り込みを行います。

他社にお客さんを取られないように、グループ全体で守っていく方針です。

統合レポート2020より引用

エンゲージメントの強化

『au』や『UQモバイル』などで営業体制を強化しつつ、接点を拡大していくことはKDDIの成長領域である、ライフデザイン領域のさらなる拡大に繋げます。

統合レポート2020より引用

成長領域のさらなる拡大

Pontaポイントとの連携などを足掛かりに、新しい顧客へのアプローチを強化。

決済サービスやポイントを活用してKDDIの付加価値サービスを利用するメリットを感じてもらうとともに、au PAYなどのサービスでも成長領域のさらなる拡大に繋げていく方針です。

 

au PAYで楽天化

統合レポート2020より引用

ライフデザインサービス

  • じぶん銀行
  • au WALLET ⇒ Pontaポイントに統合
  • auファイナンシャルホールディングス株式会社設立
  • au PAY(2020年3月末で2350万会員)

au PAYが登場したことにより、顧客とのエンゲージメント(信頼関係)が向上するはずです。

今までは、auにお世話になるといえば、2,3年に1回の機種変更くらいではありませんか?

それが、au PAYアプリ、au PAYカード、au PAYマーケット(オンラインショッピングモール)などのサービスがあることにより、日常的にauと接点を持ちます。

さらに、auでんき、金融サービスなどの長期契約が見込めるサービスは顧客と強固な関係を作ります。

ん?なんか私が楽天でやっていることに似ている(>_<)

統合レポート2020より引用

  • 楽天よりもアドバンテージがある

au通信料を払ったり、au PAYを利用することによって、Pontaポイントが還元される。

貯まったポイントは、au PAYマーケットで利用可能。

なんと、『au 経済圏』の誕生です!

今後は、au PAYを軸にポイントの好循環を創出していきそうです。

au PAY 拡大に向けた2つの取り組み

統合レポート2020より引用

  • 『誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン』(2020年2月~3月)
  • au WALLETポイント ⇒ Pontaポイントに統合(2020年5月)

キャンペーンをしたことでau PAYでの決済件数は爆増したようです。

このキャンペーンを利用した人は沢山いましたね(^^) これがKDDIの作戦でした!

Pontaポイントに統合することで、国内最大級の1億ポイントの会員基盤になり、汎用性が高くなりました!

今後の成長期待

統合レポート2020より引用

  • 決済・金融サービスとのシナジー(相乗効果)
  • au PAYのスーパーアプリ化

au PAYを起点に、KDDIグループの総力を結集して決済・金融サービスにコミットしていきます。

ちなみに、2020年3月期の決済・金融サービス取り扱い額は、6.5兆円を突破したそうです。

これらは、au PAY決済額、au PAYカード決済額、au かんたん決済額、auじぶん銀行決済額、ローン実行額を足した数字です。

統合レポート2020より引用

今後は、au PAYの機能を強化し、タクシー手配、レストラン予約といった生活密着型のサービスも展開していくとのことです。

これは、楽天を超えてくるか!?

ちょっとポイントをまとめたいと思います。

ポイント

  • au PAY を活用したスマートマネー構想が始動
  • 1億超えのポイント基盤の確立
  • 決済・金融取り扱い高6.5兆円突破とさらなる拡大路線

KDDIが楽天のまさに、『市場』を奪い取ろうとしています。

基地局建設に一生懸命な楽天はこの状況をどう対峙していくのでしょうか。



 

KDDIの事業戦略【まとめ】

決算説明会資料より引用

KDDIの事業戦略のまとめ

  • 中期経営計画で持続的なEPS成長を目標としている
  • 18期連続増配中。19期連続を目指す
  • 顧客との信頼関係を高めて売り上げを伸ばす
  • au PAYで楽天の市場に参加

もうすでに、au PAYの使用者は2350万人いるということなので、楽天カードの発行数(2000万枚:楽天第1四半期の決算資料の情報)を超えています。

今のところは、財務優良で高配当であるKDDI。

通信費値下げ問題で株価は下落していますが、その後の戦略も以前から練っていました。

純粋な新規ユーザーを獲得することでau PAYユーザーを獲得するのも一つですが、既に楽天などのサービスを使用している人にメリットを感じてもらいau PAYに移ってもらうことも必要ですよね。

今後、情報・通信業はバチバチの顧客争奪戦が始まりそうです。

注目ですね!

今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

注意ポイント

当ブログでは、個別銘柄について個人の意見、感想を述べていますが、投資を推奨しているものではありません。
投資は自己責任でお願いいたしますm(__)m

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