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【JACリクルートメント2124】外資系企業に強い人材紹介会社の銘柄分析!

こんな方におすすめ

  • サービス業業界について知りたい人
  • JACリクルートメントを投資対象に考えている人
  • JACリクルートメントについて知りたい人

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高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)

 

今回は、『JACリクルートメント』について解説したいと思います(^^)

JACリクルートメントは、イギリスにバックグラウンドを持つことから、特に外資系はもとより、グローバルに事業を展開する日系企業にも優位性をもっています。

 

リベ大の両学長もJACリクルートメントの転職活動について高評価をしていました。

 

私も過去に2回、JACリクルートメントにお世話になって外資系企業に転職してます。

親身になって相談に乗ってくれるので、転職のリピート率も高いのではないかと思います。

 

そんな、JACリクルートメントの1年の始まりは1月からです。

 

2020年度の決算の内容を解説してから、私独自の『タグの10箇条』で高配当投資におけるJACリクルートメントを点数化してみたいと思います(^^)

JACリクルートメントの株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。

 

タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)

高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!

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JACリクルートメントの企業分析

企業概要

  • 専門職・管理職の転職エージェント
  • ミドルマネジメントクラス、専門職の転職・転進に特化
  • グローバルネットワークを活用した海外案件に特長
  • 転職サイトやJACリクルートメントのアジアも子会社化
  • 売上構成の90%は国内人材紹介

JACリクルートメントの主な事業は、『人材紹介業』です。

 

企業が成長するための人材ニーズに応えると同時に、求職者にとって就業意義・意識の改善の『場』となることを通じて社会に貢献することを考えています。

 

JACリクルートメントの業績

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。

 

2020年の1Q、2Qである、上半期の業績は、2019年下半期からの種まきが功を奏し計画通りに進捗していました。

 

4月からの緊急事態宣言の発令によりJACリクルートメントとしても在宅勤務へ移行、求人案件の減少と転職市場の進捗の遅延となり、業績を落としました。

 

kabutanより引用

第4四半期の業績

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 利益率
金額 約462億円 約7.3億円 約7.5億円 約4.7億円 11.6円 15.9%
期比 -12.3% -25.1% -23.5% -34.2% -34.5% 減少

実際の数字は、売上高は12%の減少、営業益、経常益、最終益などは23%~34%の減少となりました。

 

営業利益率は18.6%から15.9%へとJACリクルートメントとしては低い利益率になりました。

 

2020年度の累計

kabutanより引用

2020年度の累計

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 進捗率
金額 約986億円 約42億円 約42億円 約31億円 106.8円 47.3%
期比 -0.6% +3.0% +5.5% +25.4% +26.4% +7.5%

2020年度の累計をみると、売上高は10%の減少、営業益、経常益は15%前後の減少、最終益は57%の大幅減となりました。

 

残念ながら、2013年から継続してきた増収増益を達成できませんでした。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

通期の売上高と営業利益のグラフです。

 

右肩上がりに業績を伸ばしていましたが、2020年はコロナの影響を受け、一休みといった感じです。

 

kabutanより引用

通期の業績予測

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 配当
金額 224億円 50億円 50億円 33億円 83.6円 70円
前期比 +3.9% -1.5% -2.2% +82.4% +87.0% 減配

2021年度の業績予測も発表しています。

 

2021年度の事業計画は、『利益の確保』を優先とし、『財務基盤を堅持』することを念頭に、2022年以降の『再成長』に向けた『人材確保』や『システム投資』、『企業買収』等に備えた『内部留保を確保』することを主眼に置いていると発表しています。

 

JACリクルートメントの株価と配当

JACリクルートメントの株価

kabutanより引用

2021年3月10日終値での月足チャートです。

 

2019年5月に3265円まで上昇しましたが、その後下落し、コロナショックもあり、一時期は884円まで下落しました。

 

2021年2月の日経平均株価の全体的な株価上昇の際に、1970円まで上昇しましたが、3月10日現在は1650円前後となっています。

 

JACリクルートメントの配当

銘柄スカウターより引用

配当金

  • 2020年 80円(期末12月 80円)
  • 2021年 70円(期末12月 70円)予測

JACリクルートメントは、中間配当は無く、期末一括配当の方式を採用しています。

 

先ほどもお話したように、2021年度は『内部留保を確保』し、2022年度以降に備えるといいう事だったので、よっぽど業績が良くならない限りは、当期は1株あたり、70円なのかなと思います。

 

利回り

銘柄スカウターより引用

利回り

  • 4.2%前後

配当利回りは4.2%前後と高配当です。

 

当期は減配予測ですが、利回りは高い値を維持しています。

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

 

配当性向

  • 2020年 180%
  • 2021年 83.7%(予測)

2020年度は貯金を切り崩す形で配当を出すことになります。

 

2021年度は、業績回復予測で1株配当が70円、1株益を83.6円と想定しているので、計算すると配当性向は83.7%くらいになりそうです。

 

人材紹介事業は設備投資が少ないですが、株主としては配当性向はもうちょっと下がって欲しいと思います。



 

JACリクルートメントの財務

kabutanより引用

財務

自己資本比率 総資産 自己資本 剰余金 有利子
負債
数値 76.4% 約186億円 約142億円 約124億円 0.00

自己資本比率は76.4%と、過去にわたり安定して75%前後を維持していました。

 

貯金を切り崩して配当をおこなうため資金は減りましたが、有利子負債倍率は無く、無借金です。

 

タグの10箇条で分析した結果

合計得点

  • 74点

私の高配当投資の観点からすると、現状のJACリクルートメントは74点でした。

 

大きく減点となったのは、PBRと、配当性向です。

私のPBRの目安は、0.5倍から1.5倍までを目安としています。

 

配当性向は2021年度の予測で83%となっているため点数を落としました。

 

JACリクルートメントのまとめ

ホームページより引用

【まとめ】

  • 専門職・管理職の転職エージェント
  • ミドルマネジメントクラス、専門職の転職・転進に特化
  • コロナの影響を受け、2020年度は減収減益
  • 2021年度は『利益の確保』を明言

JACリクルートメントを解説しました(^^)

 

ワクチンも広がってきて転職市場も回復しつつあります。

もともとJACリクルートメントはハイクラスの求人を扱っているため、一般的な転職サイトとは違う側面もあります。

 

2021年は利益を確保し、2022年に再び上昇軌道にのって欲しいです。

 

JACリクルートメントを単元株(100株)で購入すると17万円前後になります(>_<)

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今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 


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