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【DCMホールディングス3050】2021年2月期の決算!3期連続の増益達成!株価は停滞気味!?

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高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)

 

今回は、『DCMホールディングス』について解説したいと思います(^^)

 

DCMホールディングスは、国内最大手のホームセンターグループです。

 

そんな、DCMホールディングスは、2021年4月9日に期末決算を発表しました。

 

決算の内容を解説しますので、DCMホールディングスの株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。

 

ちなみに、私独自の『タグの10箇条』においては、前回の第3四半期の決算時点では、80点を超える優良銘柄でした(^^)

 

【DCMホールディングス3050】2021年2月期第3四半期の決算を解説!決算内容と高配当として向いているのかを判断。

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DCMホールディングスの企業分析

ホームページより引用

企業概要

  • 国内最大手のホームセンターグループ
  • DCM系ホームセンターは5社
    (ホーマック、カーマ、ダイキ、サンワ、くろがねや)
  • 2017年ケーヨー【8168】と資本業務提携を締結
  • 2021年3月 カーマ、ダイキ、ホーマック、サンワ、くろがねやの5社統合

DCMホールディングスは『カインズ』と並ぶ国内最大手のホームセンターです。

 

DCMホールディングスのような小売業業界は、景気の下振れリスク、個人所得や雇用の悪化リスクなど、先行きは不透明で厳しい経営環境にあります。

 

そんな中、DCMホールディングスは、社会的なインフラとしての役割を果たしています。

 

DCMホールディングスの業績

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。

 

毎年の傾向として、第1四半期の3月から5月の業績が良くなる傾向にあります。

 

その後、第2四半期、第4四半期になるにつれて徐々に下がっていくグラフというのが毎年の傾向です。

 

kabutanより引用

第4四半期の業績

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 利益率
金額 約1067億円 約20.3億円 約16.9億円 約-4.6億円 -3.2円 1.9%
期比 +6.6% -30.9% -37.6% 赤字転落 赤字転落 減少

第4四半期の業績は、前期比で売上高は6%増加したものの、営業益、経常益は30%以上の減少、最終益は赤字転落となりました。

 

営業利益率は、2.9%から1.9%へと1%減少しました。

 

第4四半期は、店舗改装や店舗修繕などを前倒しで実施したとありましたので、これらも影響していると思われます。

 

2021年2月期の累計

kabutanより引用

2021年2月期の累計

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 配当金
金額 約4711億円 約302億円 約295億円 約185億円 127.3円 32円
期比 +7.7% +45.2% +47.0% +34.9% +23.2% 増配

2021年度の結果は、前期比で売上高は7%の増加、営業益、経常益は45%の増加、最終益は約35%の増加を達成しました。

 

これで、3期連続で過去最高益を更新しました。

 

生活様式の変化に伴う需要拡大に機動的に対応し、増収増益を達成しました。

粗利益率、持分法利益も改善し、過去最高益を更新しました!

 

園芸用品、DIY用品、レジャー用品、インテリア用品が好調でした。

 

DCMブランド商品においては、商品開発、販促強化などに取り組んだ効果から、好調に業績を伸ばしつつ、売上高構成比率も上昇したということです。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

通期の売上高と営業利益のグラフです。

 

2021年度に営業利益が急激に上昇しているのがわかります。

 

通期の業績予測

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 配当
金額 4579億円 315億円 307億円 190億円 126円 32円
前期比 ‐2.8% +4.1% +3.9% +2.2% ‐1.0% 維持

2022年度の業績予測は、売上高は2%程の減少を予測しています。

 

一方、営業益、経常益、最終益は2%~4%の増加を予測しています。

 

2021年3月1日にDCMホールディングスの子会社として『DCM株式会社』が設立されました。

 

DCM株式会社にホームセンター事業を継承させ、ホームセンター事業会社5社(DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねや)をDCM株式会社に統合しました。

 

この統合により、ホームセンター事業全体の意思決定の迅速化を図っていくということです。

 

DCMホールディングスの株価と配当

DCMホールディングスの株価

kabutanより引用

2021年4月12日時点での月足チャートです。

 

全体的には右肩上がりを形成しています。

 

2020年9月につけた高値である1580円から一時、20%ほどの下落がありました。

 

後ほどお話しますが、DCMは財務優良なので、もし、トレンドラインの下限にきたら買い増していくつもりです(^^)

 

DCMホールディングスの配当

銘柄スカウターより引用

配当金

  • 2021年度 32円(中間16円、期末16円:記念配当2円含む)
  • 2022年度 32円(中間16円、期末16円)予測

2021年度の年間配当金は、中間16円、期末16円の合計32円でした。

期末配当は、『普通配当』の14円と、『記念配当』の2円という内訳になっています。

 

2022年度の年間配当金予測は、32円となっています。

 

グラフでもわかる通り、過去10年以上にわたり、配当維持はあれど、減配はありません。

 

配当金に関しては、安定していると思います(^^)

 

利回り

銘柄スカウターより引用

利回り

  • 2.8%前後

配当利回りは2.8%前後となっています。

 

2.8%の利回りは、個人的には低い部類に振り分けていますが、株主優待もありますので、合計利回りはもう少し上がります。

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

配当性向

  • 2021年 25.1%
  • 2022年 25.3%

2021年度の配当性向は25.1%でした。

 

2022年度は、1株配当が32円を予定しており、1株益が126円を想定しているので計算すると、配当性向は25.3%くらいになりそうです。

 

 

また、4月1日に自己株式の取得もしており、総還元性向はもっと高くなります(^^)

 

配当だけでなく、自己株式取得についても把握しておくことによってトータルで判断していくクセをつけましょう(^^)

 



 

DCMホールディングスの株主優待

必要株数 優待内容
100株以上 【3年未満保有】
500円相当
【3年以上保有】
2000円相当
500株以上 【3年未満保有】
1000円相当
【3年以上保有】
3000円相当
1000株以上 【3年未満保有】
2000円相当
【3年以上保有】
5000円相当

株主優待

  • お買い物優待券
  • 100株のコスパが一番良い
  • 長期保有でお得
  • 権利付け最終日:2月下旬(要確認)

DCMホールディングスには株主優待があります。

嬉しいお買い物券ですね。

 

最近は、生活必需品や、飲み物なども意外に安く販売しているので、選択肢としては、大いにありですね(^^)

 

優待内容は、長期で保有してくださいね。という思いが込められている優待内容です。

 

DCMホールディングスの財務

kabutanより引用

財務

自己資本比率 総資産 自己資本 剰余金 有利子
負債
数値 47.7% 約4908億円 約2342億円 約1642億円 0.61

自己資本比率は47.7%と、直近でも上昇してきています。

 

利益剰余金も毎年積みあがっており良い状態が続いています。

 

有利子負債についても減少していますので、より財務健全になってきていると感じます。

 

財務は引き続き問題ないと思います。

 

DCMホールディングスのまとめ

【まとめ】

  • 国内最大手のホームセンターグループ
  • 2021年度は3年連続で増益を達成!
  • 配当利回りは2.8%前後で、株主優待は長期保有が有利
  • 自己株式取得も積極に行っている
  • 業績安定、財務優良で安定性がある

2021年2月期の決算を発表したDCMホールディングスを解説しました(^^)

 

毎年順調に業績を伸ばしているDCMホールディングスです。

 

ホームセンターという大きなくくりで生活を支えています。

 

小売業界は厳しい状況ですが、これからもDCMホールディングスを応援したいと思います(^^)

 

DCMホールディングスを単元株(100株)で購入すると13万円前後になります(>_<)

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今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 


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