日本株 銀行業

【あおぞら銀行:8304】高配当な銀行株。売上高は減少傾向も利益は堅守!

こんな方におすすめ

  • 銀行業業界について知りたい人
  • あおぞら銀行を投資対象に考えている人
  • あおぞら銀行について知りたい人

執筆者『タグ』の紹介

TwitterYou Tubeもやっています(^^)

こちらものぞいてみてください!

  • 個別株高配当株投資(米国、日本株)
  • ETF
  • インデックス投資(つみたてNISA)

 

高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)

 

高配当投資をする上で欠かせないのが銀行業です。

 

私は2020年にあおぞら銀行の株を衝動買いしてしまいまして、現在も保有中です。

 

あおぞら銀行は、私の好きな配当金が『四半期ごと』にでる、日本では珍しい銘柄です。

 

そんな、あおぞら銀行は、2023年度第1四半期の決算を発表しています。

 

会社説明会資料を基に私の意見も含めて解説しますので、あおぞら銀行の株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。

 


 

あおぞら銀行の企業分析

企業概要

  • (旧)日本債券信用銀行(経営破綻し一時国有化、投資グループに売却され、2001年あおぞら銀行に名称変更)
  • 銀行業務を中心に金融商品取引、信託、投資運用・助言など金融サービスや債権管理回収業務を営む
  • 傘下にGMOあおぞらネット銀行、あおぞら証券、あおぞら投信
  • 2018年ファンド運営会社(あおぞら企業投資)設立
  • 2020年ベトナムの中堅商業銀行と資本業務提携

 

あおぞら銀行は、不動産融資、金融商品販売などが中心となっています。

 

あおぞら銀行の業績

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

 

四半期ごとの売上高と経常利益のグラフです。

 

第1四半期は比較的業績の良くなる傾向のあおぞら銀行です。

 

当期は売上高が特に高い印象です。

 

kabutanより引用

 

第1四半期の業績は前期比で、売上高は37.9%の増加、経常益は27.7%の減少、最終益は27.6%の減少となりました。

 

売上高は大幅に増加したものの、利益面は20%以上の減少となりました。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

 

通期の売上高と経常利益のグラフです。

 

2020年度をピークに売上高が減少してきています。

 

ただ、経常利益に関しては安定していることがわかります。

 

当期の売上高に関しては非開示となっています。

 

2023年3月期の業績予測

kabutanより引用

 

2023年3月期の業績予測は、売上高は非開示、経常益は6.9%の増加、最終益は2.8%の増加を予想しています。

 

新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による経済、企業活動への影響が長期化し、一部の債務者については、業績への影響が継続する可能性があるとの仮定をしています。

 

債務者については、将来的な信用状態の悪化の可能性を考慮した貸倒引当金を算定しています。



 

あおぞら銀行の株価と配当

あおぞら銀行の株価

kabutanより引用

 

2022年8月20日時点での月足チャートです。

 

コロナショック時は1600円台まで下落しましたが、直近では2500円前後をサポートラインとして、上昇傾向のチャートにみえます。

 

ちなみに、私は1920円くらいで購入しているので、現在の配当から算出すると、配当利回りは8%くらいになっています。

 

あおぞら銀行の配当

銘柄スカウターより引用

 

あおぞら銀行の配当金は日本では珍しい、四半期ごとの配当となっています。

 

2023年度は、年間154円が予定されています。

 

第1四半期は38円が決定しています。

 

第2四半期以降は決算のたびに発表されていく予定です。

 

利回り

銘柄スカウターより引用

 

配当利回りは5.7%と、高配当です。

 

銀行株の中でもあおぞら銀行の配当利回りは現時点でも高いほうです。

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

 

前期の配当性向は、49.7%でした。

 

当期の配当性向は、1株益を308.3円を想定しており、154円の年間配当なので、計算すると配当性向は、約49%です。

 

あおぞら銀行の中長期的な配当方針は、『配当性向50%とし、業績に応じた還元をおこなうこと』を方針としています。

 

当期についても業績がさらによくなれば増配するし、逆に業績が悪くなれば減配すると解釈できます。

 

あおぞら銀行のキャッシュフローと財務

kabutanより引用

 

2022年3月期を終えての営業キャッシュフローはプラスということは、本業で稼げているとういことになります。

 

投資キャッシュフローはマイナスでしたので稼ぐための投資をおこなっていました。

 

財務キャッシュフローは配当金等の支払いのためマイナスとなっています。

 

kabutanより引用

 

自己資本比率は6.6%と以前よりも減少しています。

 

総資産は増加しているものの、自己資本が減少したため自己資本比率は減少しています。

 

ただ、利益剰余金はここ最近は毎年増えています。

 

財務的には特に問題ないと思います(^^)

 

あおぞら銀行のまとめ

ホームページより引用

【まとめ】

  • 不動産融資、金融商品販売が中心の銀行
  • 売上高は減少傾向
  • 2023年度は5円の増配を予測し、再び成長軌道に乗れるか!?
  • 四半期(3月、6月、9月、12月)ごとに配当をくれる
  • 配当性向50%を目安のため増配、減配はあり得る

 

あおぞら銀行の決算を解説しました(^^)

 

売上高は減少傾向も最終益はなんとか伸ばしてきています。

 

ただ、売上高あっての利益なので、売上高も伸ばしていけるよう注目していきます。

 

株価的には2500円が一つの節目になるとみているので、2500円の壁はなんとしても守ってもらいたいです。

 

私の持ち株でもあるので、今後も追いかけたいと思います(^^)

 

今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 


-日本株, 銀行業

© 2024 タグの株ブログ Powered by AFFINGER5