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【住友ゴム工業5110】ダンロップ、スリクソン、ゼクシオの住友ゴム工業を解説!経営基盤は腰が強い!

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  • ゴム製品業界について知りたい人
  • 住友ゴム工業を投資対象に考えている人
  • 住友ゴム工業について知りたい人

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高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)

 

今回は、『住友ゴム工業』について解説したいと思います(^^)

住友ゴムはゴム製品業界の売上高では、ブリヂストンに次ぐ第2位です。

 

住友ゴムはタイヤの『ダンロップ』やスポーツ用品の『SRIXON』や『ゼクシオ』などのブランドを持っています。

 

そんな、住友ゴムの1年は1月から始まり、12月で終わります。

つまり新しい1年がスタートしています。

 

住友ゴムの2020年度の決算を解説してから、私独自の『タグの10箇条』で高配当投資における住友ゴムを点数化してみたいと思います(^^)

住友ゴムの株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。

 

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住友ゴム工業の企業分析

企業概要

  • 大手タイヤ・スポーツ用品メーカー
  • 3つの事業で構成(タイヤ事業、スポーツ事業、産業品事業)
  • タイヤブランド『ダンロップ』、『ファルケン』をグローバル展開
  • スポーツブランド『ダンロップ』、『SRIXON』が中心
  • 中国、中南米、西アジアの新興国に注力
  • 住友電気工業【5802】の持分法適用会社

2013年に石油系素材を全く使わない世界初の低燃費タイヤ『エナセーブ』を開発し話題になりました。

 

2019年には、タイヤ工場のスマート化を期待し、日立製作所と協業もしています。

 

ダンロップのタイヤは価格と性能のバランスがよいと思っていて、私もダンロップのスタッドレスなどを購入していました(^^)

 

住友ゴム工業の業績

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。

 

2020年度は特に第2四半期の4月~6月が厳しい状況だったのがわかります。

 

第3四半期、第4四半期となるにつれて、業績も回復してきていました。

 

kabutanより引用

第4四半期の業績

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 利益率
金額 約2505億円 約321億円 約348億円 約293億円 111.8円 12.8%
期比 +0.4% 3.2倍 3.5倍 7.2倍 7.2倍 増加

第4四半期だけをみると、売上高は変わりませんが、営業益、経常益は3倍、最終益は7倍も増加しました。

 

大きく増収になった要因としては、のれんや固定資産の減損損失の計上が大きく減少したことが大きかったようです。

 

2020年度の累計

kabutanより引用

2020年度の累計

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 配当
金額 約7908億円 約387億円 約297億円 約225億円 85.9円 35円
期比 -11.5% +17.0% +9.1% +87.2% +87.1% 減配

2020年度を振り返ってみると、コロナの影響や、新興国通貨安が進行したこともあり、厳しい状況で、売上高は前期比で11%の減収でしたが、増益という形になりました。

 

先ほどもお話したように、のれんや固定資産の減損損失の計上が大きく減少したことが大きかったようです。

 

ですが、配当金は結果的に20円減配の1株当たり35円になりました。

 

kabutanより引用

実は、2020年度の業績は上方修正されています。

 

20年11月に発表していたよりも好業績を残せそうということで、従来は25円だった配当金を10円上乗せもおこないました。

 

そして、2021年の業績予測も発表し、株価は急上昇したという経緯があります。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

通期の売上高と営業利益のグラフです。

 

ここ最近は営業利益が減少傾向でしたが2019年を底に上昇してきています。

 

kabutanより引用

通期の業績予測

売上高 営業益 経常益 最終益 1株益 配当
金額 8700億円 430億円 290億円 110.3円 50円
前期比 +10.0% +11.1% +28.3% +28.4% 増配

2021年の業績予測は、『グループ事業のとりまく様々な要因の変化により業績予測は大きく異なる可能性がある』としながらも、2020年度を上回る予測を出しています。

 

配当についても増配を発表しています。

 

住友ゴム工業の株価と配当

住友ゴム工業の株価

kabutanから引用 ※一部加筆

2021年3月3日時点での月足チャートです。

 

2017年を高値にした下落トレンドが終焉を迎えました。

1200円前後を乗り切れば1400円くらいまでは上昇しそうです。

 

住友ゴム工業の配当

銘柄スカウターより引用

配当金

  • 2020年 35円(期末12月)
  • 2021年 50円(中間6月 20円、期末12月 30円)

2016年から配当維持が続いていましたが、20年は減配になり、期末の12月の1回配当になりました。

 

2021年は中間の6月に20円、期末の12月に30円の合計50円を予定しています。

 

利回り

銘柄スカウターより引用

利回り

  • 4.1%前後

配当利回りは4.1%前後です。

増配の発表をしたので利回りが上昇しました。

 

4%を超えているので、私も納得する高配当株です(^^)

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

配当性向

  • 2020年 40.7%
  • 2021年 約45%

2020年の配当性向は40%でした。

2021年度の配当性向は1株配当が50円に増配していますが、1株利益も110.3円と増収よそくなので、計算すると、配当性向は約45%くらいに抑えられそうです。

 

株主還元については、『株主への利益還元を最重要事項と認識して、連結ベースでの配当性向、業績の見通し、内部留保の水準等を総合的に判断しながら、長期にわたり安定して株主に報いることを基本方針』としています。

 

内部留保に関しては、設備投資や研究開発費などの先行投資に活用するとのことです。



 

住友ゴム工業の財務

kabutanより引用

財務

自己資本比率 総資産 自己資本 剰余金 有利子
負債
数値 46.6% 約9748億円 約4547億円 約4617億円 0.48

自己資本比率は45%前後と、ここ最近は安定しています。

 

総資産は減ってしまっていますが、利益剰余金は右肩上がりで増えていました。

有利子負債倍率も少なく、借金は少ないです。

 

今回のコロナショックでも赤字転落にはなりませんでしたし、稼ぐ力と財務基盤は腰が強いと思います。

 

タグの10箇条で分析した結果

合計得点

  • 76点

私の高配当投資の観点からすると、現状の住友ゴム工業は76点でした。

 

点数が低かったのは営業利益率でしたが、第4四半期は12%を超えていたので、今後通期で利益率が向上すればさらに安定性が増すと思います(^^)

 

住友ゴム工業のまとめ

決算説明会資料より引用

【まとめ】

  • 大手タイヤ・スポーツ用品メーカー
  • タイヤブランド『ダンロップ』、『ファルケン』をグローバル展開
  • スポーツブランド『ダンロップ』、『SRIXON』が中心
  • コロナショック時は減配はしたが、赤字にはならず
  • 2021年は回復基調で株価上昇もまだ割安水準

住友ゴム工業を解説しました(^^)

 

住友ゴム工業は、タイヤブランドの『ダンロップ』やスポーツブランドの『SRIXON』などのイメージが強いですよね。

 

日本製のタイヤは安心感がありますし、どのメーカーも性能が高いと思っています。

住友ゴム工業はゴム製品業界では一番利回りが高いので、景気敏感株ではありますが、業績が伸びればその分株価と配当の上昇が見込めます。

 

興味がある人は購入するタイミングを見計らって見ましょう!

 

住友ゴム工業を単元株(100株)で購入すると13万円前後になります(>_<)

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今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 


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