こんな方におすすめ
- 情報・通信業業界について知りたい人
- プロシップを投資対象に考えている人
- プロシップについて知りたい人
この記事を動画でご覧になりたい方は、下記をご覧ください(^^)
高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)
今回は、『プロシップ』について解説したいと思います(^^)
プロシップは、会計パッケージの固定資産管理ソリューションを業界トップクラスで提供している会社です。
そんな、プロシップは2021年度の決算を発表しています。
決算の内容を解説してから、私独自の『タグの10箇条』で高配当投資におけるプロシップを点数化してみたいと思います(^^)
2021年度はどのような結果になり、今後はどうなっていくのか、プロシップの情報をもとに、私の意見も含めて解説したいと思います(^^)
プロシップの株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。
タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)
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高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!
こんな方におすすめ 高配当投資をしたい人 高配当投資をしている人 執筆者『タグ』の紹介 Twitter、You Tubeもやっています(^^) こちらものぞいてみてください! 個別株高配当株投資(米国 ...
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Contents
プロシップの企業分析
企業概要
- 固定資産管理のパッケージソフト会社
- パッケージシステム『ProPlusシリーズ』が主力
- 固定資産管理ソリューションで業界トップクラス
- 導入社数は4900社を超える
- 2017年 独立ソフト開発会社NSD【9759】と資本業務提携
- NSDの持分法適用会社
- 問い合わせから1時間以内の一時対応率99.7%
プロシップは、会計パッケージがメインで、特に固定資産管理に強みを持っています。
4900社を超える企業に支持され、導入後の対応にも定評があります。
また、好財務な一面もあり安心して保有できる株の一つと言えます。
プロシップの業績
四半期の業績推移
四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。
第4四半期の業績が良くなる傾向があります。
2021年度は特に業績を伸ばしています。
第4四半期の業績は前期比で、売上高は25%の増加、営業益は約5%の増加、経常益、最終益も5%前後の増加となりました。
営業利益率は前期の44.3%から37.1%へと減少していますが、37%の営業利益率はとても高いです。
2021年度の結果
2021年度の結果は前期比で、売上高は約6%の増加、営業益、経常益、最終益は15%前後の増加となりました。
売上高は増加基調を継続し、過去最高を更新、経常利益も過去最高を更新しました!
配当金に関しては、2020年度は『記念配当10円』がありましたので、実質配当維持です。
既存顧客のバージョンアップや社会インフラ業界への新規案件を獲得し増収でした。
通期の業績推移
通期の売上高と営業利益のグラフです。
右肩上がりの業績が続いています。
売上高の上昇に伴い、営業利益も順調に上昇しているのがわかります。
2022年度の業績予測は、前期比で売上高は約20%の増加、営業益、経常益、最終益は10%前後の増加を予測しています。
企業の働き方改革や生産性向上、ガバナンス強化への取り組みを背景としたシステム需要は堅調とみています。
当期においても、既存顧客へのバージョンアップ対応やインフラ業界における案件進捗により、2期連続で過去最高益を更新する予測で、7期連続増収となる見込みです。
2022年度の業績予測発表時には、5円の増配を発表しています。
プロシップの株価と配当
プロシップの株価
2021年5月27日時点での月足チャートです。
株価は2018年以降1000円から1700円くらいの間で推移しています。
プロシップは時価総額200億円前後の小型株ということもあり、コロナショック時には、高値の1681円から960円へと約43%も下落しました。
その後は業績や好財務という事からか、価格を再び戻し、現在は1300円前後くらいになっています。
信用倍率が400倍を超えているのが気になります。
信用買いは後の売り圧力になるので、株価が上がりにくくなったり、大きな下落を招く可能性があります。
プロシップの配当
配当金
- 2021年度 35円
- 2022年度 40円(予測)
プロシップの配当金は期末一括方式を採用しています。
2021年度の配当金は年間35円でした。
2020年度は10円の記念配当があったので、21年度は減配しているように見えますが、配当維持でした。
2022年度は前期比で5円増配の40円を予測しています。
利回り
利回り
- 2021年度 2.63%
- 2022年度 3%前後
2021年度の配当利回りは2.63%でした。
2022年度は今のところ3%前後となっています。
私の中では物足りない利回りですが、一般平均的には高い配当と言えます。
配当性向
配当性向
- 2021年度 44.9%
- 2022年度 47%(予測)
2021年度の配当性向は44.9%でした。
2022年度は、1株利益が85円で、1株配当を40円としているので計算すると、配当性向は約47%くらいになりそうです。
個人的には50%以内までくらいが株主への還元意欲と設備へのバランスが良いと思っています。
プロシップの株主優待
クオカード
必要枚数 | 優待内容 |
100株以上 | 【3年未満保有】 1,000円相当 【3年以上保有】 2,000円相当 |
500株以上 | 【3年未満保有】 2,000円相当 【3年以上保有】 3,000円相当 |
プロシップには株主優待があります。
100株以上で保有期間のくくりはあるものの、1000円のクオカードがもらえます。
現在の1300円の株価でいうと、利回り換算で0.7%くらいになるので、配当金と株主優待を考えると総還元としては高くなります。
また、3年以上保有で100株の場合は2000円と倍の金額になるので現状で購入しても総還元で4%の利回りを超えることになります。
一気に高配当の仲間入りになります(^^)
プロシップのキャッシュフローと財務
営業キャッシュフローは波はあるものの、2008年以降マイナスになったことはありませんでした。
投資キャッシュフローがマイナスなので、業績を良くするための投資もしています。
現金残高も高く、総資産に対する現金の比率は45%を超えています。
自己資本比率は安定して80%以上をキープしています。
利益剰余金も積みあがってきており、借金もありません。
財務は盤石といって良いと思います(^^)
タグの10箇条で分析した結果
合計得点
- 78点
私の高配当投資の観点からすると、現状の『プロシップ』は、78点でした。
点数を落としてしまったのは、PBRです。
PBRは2倍を超えており、私の中では高いと判断していますが、ほかの項目が良い点数なので十分投資対象になります(^^)
プロシップのまとめ
【まとめ】
- 業界トップクラスの固定資産管理のパッケージソフト会社
- 導入社数は4900社を超える
- 2021年度は増収増益
- 2022年度も2期連続で過去最高益を更新予測!
- 財務は盤石で安心できる
2021年度の決算を発表したプロシップを解説しました(^^)
今後の業績についても明るい未来が見えていること、財務が盤石なことは安心して投資ができるひとつの要因だと思います。
プロシップが気になった人は、ぜひご自身でも調べてみてください(^^)
プロシップを単元株(100株)で購入すると15万円前後になります(>_<)
投資の勉強をしていきたいという人は、
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今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)