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【竹本容器:4248】決算を解説!高配当株としても魅力的な中小型株!

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  • 化学業界について知りたい人
  • 竹本容器を投資対象に考えている人
  • 竹本容器について知りたい人

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高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)

 

今回は、『竹本容器』について解説したいと思います(^^)

 

竹本容器は以前、YouTubeの視聴者さんから教えていただいた銘柄で、化粧品や食品などのプラスチック容器を製造しています。

 

時価総額100億円前後、単元株主数約7,500名ほど(※2021年12月31日時点)の中小型株に属しています。

 

ずっと気になっていた竹本容器ですが、今回、企業分析をしましたので、共有させていただきます(^^)

 

直近の決算の内容を解説してから、私独自の『タグの10箇条』で高配当投資における竹本容器を点数化してみたいと思います(^^)

 

竹本容器の株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。

 

タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)

高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!

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竹本容器の企業分析

企業概要

  • 開発提案型のプラスチック容器メーカー
  • 化粧品・美容・食品・健康食品・日用雑貨・医薬品用のプラスチック製包装容器等の製造・販売
  • 中国・インドに生産拠点
  • オランダ・米国・タイに現地法人を持つ、グローバル事業を展開

 

竹本容器は自社で金型を保有し、数ある金型から顧客が必要とする容器を提供しています。

 

小ロット、多品種、短納期にも対応し、約4400社に販売しています。

 

環境配慮型の製品である、植物由来のプラスチック、リサイクル樹脂素材製品、軽量化容器、詰め替え容器などの売上が高くなってきています。

 

竹本容器の業績

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

 

四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。

 

竹本容器の期の始まりは1月からとなっています。

 

直近の業績は安定していそうですが、当期の第1四半期は業績を落としています。

 

 

kabutanより引用

 

2022年12月期の第1四半期の業績は、前期比で売上高は5.2%の減少、営業益は44.9%の減少、経常益は42.7%の減少、最終益は44.8%の減少となりました。

 

2021年後半の国内受注が低調だったため、売上高は減少しました。

 

また、中国もゼロコロナ政策の消費マインドの冷え込みによる受注減の影響も受けたということです。

 

ただ、顧客の要望に対応したバイオマス樹脂やリサイクル樹脂を使用した容器などは前年同期比18.6%増加したという良い情報もあります。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

 

通期の売上高と営業利益のグラフです。

 

売上高、営業益は右肩上がりを形成しています。

 

2022年度は売上高、最終益で過去最高を更新する予想をしています。

 

kabutanより引用

 

通期の業績予想は前期比で、売上高は4.6%の増加、営業益は0.9%の増加、経常益は2.6%の減少、最終益は3.1%の増加を予想しています。

 

インド化粧品市場が大きく伸長しています。

 

第1四半期の新規顧客数は34社と高水準になりました。

 

売上高は前年比90%増加、もともとの計画よりも14%増加とインド市場の好調さが伺えます。

 

竹本容器の株価と配当

竹本容器の株価

kabutanより引用

 

2022年6月26日時点での月足チャートです。

 

過去の最高値は2018年8月の1910円、コロナショック時の2020年3月には496円まで株価は下落しました。

 

直近では800円前後の株価となっています。

 

竹本容器の配当

銘柄スカウターより引用

 

2022年度は、中間17.5円期末18円合計35.5円を予測しています。

 

上場してからは、配当維持はありますが、減配はありません。

 

私の求める、安定した配当という観点では好感がもてます(^^)

 

利回り

銘柄スカウターより引用

 

2022年度はいまのところ、4.4%前後となっています。

 

利回り4.4%は、配当金の税金を引いても3.5%は手元にくる計算になるので、高い利回りと言えます。

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

 

2022年度は1株配当が35.5円で、1株利益が98.2円を想定しているので、計算すると配当性向は、36.1%くらいになりそうです。

 

配当性向的には今までは20%前後でしたが、このまま業績予想通りにいくと35%くらいに上昇予想です。

 



 

竹本容器のキャッシュフローと財務

kabutanより引用

 

営業キャッシュフローは、波はありますが、毎年黒字をキープしています。しっかりと稼げています。

 

投資キャッシュフローは、毎年資金投入をして稼ぐための投資をおこなっているため、マイナス計上となっています。

 

財務キャッシュフローは、2016年から2019年の4年間は資金調達をしていました。 2020年、2021年とマイナス計上なので、返済していることがわかります。

 

kabutanより引用

 

自己資本比率は59%と、過去と比較しても一番高い水準となっています。

 

最小は2009年の19.8%以降、30%台、40%台と増加してきて、直近5年間は50%を超える、自己資本比率となっています。

 

利益剰余金は、調べられた2012年以降毎年増加しています。利益が積みあがっているのがわかります。

 

有利子負債は2012年には1倍以上ありましたが、徐々に減っていき、直近では0.35倍と低水準になっています。

 

財務的には利益は蓄積できており、自己資本比率も安定、借金も減少傾向と、財務健全ということがわかりました。

 

タグの10箇条で分析した結果

 

合計得点

  • 78点

 

私の高配当投資の観点からすると、現状の竹本容器は、78点でした。

 

今まで銘柄紹介をしていますが、70点台後半の点数は高めだと思います。

 

上場が2014年からとまだ若い竹本容器ですが、大きなマイナスは無く、私の考える高配当投資の観点の項目は高い水準でした(^^)

 

竹本容器のまとめ

ホームページより引用

【まとめ】

  • 開発提案型のプラスチック容器メーカー
  • 化粧品・美容・食品・健康食品・日用雑貨・医薬品用のプラスチック製包装容器等の製造・販売
  • 第1四半期の1月から3月の業績は前期比で減収減益
  • 2022年度の業績予想は前期比で増収増益予想
  • 高配当投資として抑えるべき項目は抑えている

 

竹本容器について解説しました(^^)

 

自分で日本の高配当株ポートフォリオを作るうえでは竹本容器のような、財務優良な中小型株が必須になります。

 

竹本容器は単元株でも10万円以下で、現在は購入できるので自身で高配当株を集めている方は検討の対象にしても良いくらいだと思います(^^)

 

今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 


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