こんな方におすすめ
- サービス業業界について知りたい人
- プラネットを投資対象に考えている人
- プラネットについて知りたい人
この記事を動画でご覧になりたい方は、下記をご覧ください(^^)
高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)
今回は、EDIサービス会社の『プラネット』について解説したいと思います(^^)
プラネットは、取引における、受発注、出荷、請求、支払いなどの取引情報を企業の双方向で通信し、コンピューターで自動的に処理する仕組みを提供しています。
直近の決算の内容を解説してから、私独自の『タグの10箇条』で高配当投資におけるプラネットを点数化してみたいと思います(^^)
プラネットの株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです。
タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)
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高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!
こんな方におすすめ 高配当投資をしたい人 高配当投資をしている人 執筆者『タグ』の紹介 Twitter、You Tubeもやっています(^^) こちらものぞいてみてください! 個別株高配当株投資(米国 ...
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Contents
プラネットの企業分析
企業概要
- 1985年 日用品メーカー8社とインテックの共同出資により設立
- EDI(Electronic Data Interchange)サービス会社
- メーカーなどの商取引データ交換サービスを提供
- 日用品、化粧品、OTC医薬品メーカーの約1400社の顧客
- TIS【3626】、ライオン【4912】の持分法適用会社
プラネットは日用品、化粧品業界の流通システムを最適化する業界共通のインフラ構築を目的として設立されました。
EDIとは、Electronic Data Interchangeの略語で『電子データ交換』と訳されます。
『電子データ交換』も理解が難しいですが、簡単に言うと、
取引における、受発注、出荷、請求、支払いなどの取引情報を企業の双方向で通信し、コンピューターで自動的に処理する仕組みのことです。
EDIを導入すると、取引業務を自動化でき、入力ミスの防止と取引のスピードアップを図ることが出来ます。
また、伝票や明細書をペーパーレス化することができ、郵送代、用紙代等がなくなります。
プラネットの業績
四半期の業績推移
四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。
プラネットの期の始まりは、8月からという珍しい企業です。
四半期での売上のバラツキはありませんが、営業利益のバラツキはありそうです。
第2四半期の業績
売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 1株益 | 利益率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
金額 | 7.5億円 | 約1.7億円 | 約1.7億円 | 約1.2億円 | 18.4円 | 23.1% |
前期比 | +1.2% | +17.7% | +18.5% | +22.0% | +21.9% | 増加 |
第2四半期の11月~1月は、前期比で売上高は1%の増加、営業益、経常益などは、17%以上の増加をしました。
営業利益率は23%ととても高いです。
第2四半期の累計
第2四半期の累計
売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 1株益 | 進捗率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
金額 | 約15.2億円 | 約3.7億円 | 約3.8億円 | 約2.6億円 | 39.4円 | 58.2% |
前期比 | +0.5% | +19.2% | +20.0% | +22.0% | +22.0% | +13.2% |
第2四半期の累計を見ると、前期比で売上高は変わりませんが、営業益、経常益、最終益は19%以上の増加をしました。
プラネットが関わる一般消費財流通業界においては、コロナの影響でインバウンド需要の落ち込みや、化粧品などの個人消費の低迷などの影響がありました。
ただ、新たな生活様式や消費行動の変化により、マスクや除菌衛生用品などの感染対策製品や巣ごもり消費に関連した商品の需要は堅調でした。
通期の業績推移
通期の売上高と営業利益のグラフです。
売上高は毎年少しずつ右肩上がりを形成しています。
2021年度の業績予測は、営業利益が少し落ちてしまう予測を出しています。
通期の業績予測
売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 1株益 | 配当 | |
---|---|---|---|---|---|---|
金額 | 30.7億円 | 6.45億円 | 6.6億円 | 4.5億円 | 67.9円 | 41.5円 |
前期比 | +0.6% | -11.5% | -11.8% | +2.0% | +2.0% | 増配 |
通期の業績予測は、売上高は0.6%の上昇ですが、営業益、経常益は11%の減少、最終益は2%の増加を予測しています。
新規サービスの開発や既存サービスのリニューアル、通信・システム技術に関する調査研究による費用が増加したという事です。
プラネットの株価と配当
プラネットの株価
2021年4月2日終値での月足チャートです。
下落トレンドと上昇トレンドのちょうど中間くらいにいそうな感じです。
プラネットの業績次第で株価は上昇していく可能性があります。
プラネットの配当
配当金
- 2020年度 41円
- 2021年度 41.5円(予測)
2020年度の配当金は、1株41円でした。
2021年度は、中間の1月に20.5円、期末の7月に21円の合計41.5円を予測しています。
予定通りに配当が行われると、上場以来、17期連続増配となります(^^)
今までの増配の実績があるので、今後も期待できますね!
利回り
利回り
- 2.7%前後
2020年度の配当利回りは、2.74%でした。
2021年度も前期と同じくらいの2.7%前後となっています。
直近の利回りだけを見ると、高くもなく、低くもないといった感じです。
配当性向
配当性向
- 2020年度 61.5%
- 2021年度 61.2%
2020年度の配当性向は61.5%でした。
2021年度の1株配当金は41.5円で、1株利益が67.9円なので計算すると配当性向は、61.2%くらいになりそうです。
プラネットの利益還元方針の一環として、『配当性向50%~60%を目指す』としているので、現状の配当性向はプラネットの計画通りということですね(^^)
プラネットの財務
財務
自己資本比率 | 総資産 | 自己資本 | 剰余金 | 有利子 負債 |
|
---|---|---|---|---|---|
数値 | 83.6% | 約55.4億円 | 約46.3億円 | 約36.6億円 | ー |
自己資本比率は10年以上にわたり、安定して80%前後あります。
利益剰余金は毎年確実に積み上げています。
有利子負債はなく、無借金経営となっています。
財務は安定感がとてもあります(^^)
タグの10箇条で分析した結果
合計得点
- 78点
私の高配当投資の観点からすると、現状のプラネットは、78点でした。
点数を落としてしまったのは、PBRが理想よりも高いところでした。
コロナショック時は一時、1株1000円付近まで下落しましたが、すぐに買い戻され、チャート的には大きな下ひげになっています。
優良株の買い時はタイミングが重要ですね!
プラネットのまとめ
【まとめ】
- EDI(Electronic Data Interchange)サービス会社
- メーカーなどの商取引データ交換サービスを提供
- コロナ時でも売り上げは減少せず
- 17期連続増配を予測している優良銘柄
EDIサービス会社のプラネットを解説しました(^^)
EDIを導入すると、取引業務を自動化でき、入力ミスの防止と取引のスピードアップを図ることが出来るため、企業にとっては効率化が図れます。
今後も伸びていく会社だと思います(^^)
プラネットを単元株(100株)で購入すると16万円前後になります(>_<)
投資の勉強をしていきたいという人は、
私も利用している【SBIネオモバイル証券】なら1株からでも購入ができます(^^)
プラネットの株を1株から購入できます(^^)
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今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)