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【日本特殊陶業:5334】決算を解説!2期連続最高業績予想の銘柄が利回り5%越え!

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  • ガラス・土石業界について知りたい人
  • 日本特殊陶業を投資対象に考えている人
  • 日本特殊陶業について知りたい人

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高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)

 

今回は、点火プラグ、排気センサー世界最大手の『日本特殊陶業』について解説したいと思います(^^)

 

日本特殊陶業は、飛行機や自動車のスパークプラグにおいて世界シェア1位を誇ります。

 

そんな日本特殊陶業は2023年3月期第1四半期の決算を発表しています。

 

業績堅調かつ、高配当ということで、紹介したいと思います(^^)

 

日本特殊陶業の株を購入しようかと思っている人の参考になれば幸いです(^^)

 

タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)

高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!

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日本特殊陶業の企業分析

企業概要

  • 森村グループのセラミック総合メーカー
  • 自動車部品、セラミック製品、医療関連製品の製造販売
  • 燃料電池、環境・エネルギー分野、次世代自動車、医療分野(呼吸器系領域)の新分野を開拓中
  • 2019年森村グループ4社(ノリタケカンパニー、TOTO、日本ガイシ、日本特殊陶業)による個体酸化物形燃料電池(SOFC)開発の合弁会社『森村SOFCテクノロジー』を設立

 

日本特殊陶業は、愛知県名古屋市に本社を置き、ノリタケカンパニーや、TOTO、日本ガイシと同じ森村グループです。

 

『NGK』ブランドのスパークプラグ・車載用酸素センサーは世界トップであり、そのほかの製品も世界トップクラスを誇ります。

 

グローバルビジネスを展開しており、世界の21カ国に広がり、海外拠点は46もあるという事です。(2021年3月現在)

 

日本特殊陶業の業績

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

 

四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。

 

コロナショックが酷かった2021年第1四半期は業績を落としていますが、その後はV字回復基調となり、その勢いが現在も続いています。

 

kabutanより引用

 

第1四半期の業績は、前期比で、売上高は15.7%の増加、営業益は59.7%の増加、経常益は99.2%の増加、最終益は88.4%の増加となりました。

 

日本特殊陶業の業績は良いですが、事業基盤である自動車業界における新車販売は、前年同期比で減少する結果となっています。

 

理由としては、車載向け半導体の供給不足や、ウクライナ問題に伴う市況の混乱、中国のロックダウンによる部品供給の混乱といったマイナス要因が影響を与えているためです。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

 

通期の売上高と営業利益のグラフです。

 

売上高は右肩上がり傾向で、営業利益は若干下降気味でしたが、直近では大きく改善しているのがわかります。

 

2022年度はジャンプアップ的に業績を伸ばし、当期もさらに業績を伸ばす予想をしています。

 

kabutanより引用

 

通期の業績予想は、前期比で売上高は16%の増加、営業益は27.1%の増加、経常益は16.9%の増加、最終益は16.4%の増加を予想しています。

 

2年連続で過去最高を更新していく予想をしています。

 

自動車関連事業においては、車載向け半導体の供給不足や原材料価格の高騰が販売及び利益に影響を与えています。

 

ただ、原材料価格高騰分の価格転嫁などをおこない、欧州を中心とした補修用製品の販売が好調に推移したことで業績をカバーしたということです。

 

また、為替市場における円安も利益を押し上げる要因になっています。

 

日本特殊陶業の株価と配当

日本特殊陶業の株価

kabutanより引用

 

2022年8月6日時点での月足チャートです。

 

自動車関連事業のみならず、セラミック事業も自動車関連機械工具の出荷は回復基調にあり、半導体需要に対応する旺盛な設備投資で半導体製造装置用部品の需要が拡大しています。

 

業績好調も相まって株価は上昇基調であり、中期的には2018年9月につけた、3405円を目指すような展開もあり得ます。

 

日本特殊陶業の配当

銘柄スカウターより引用

 

2022年度の配当金は、年間102円でした。

 

当期は既に年間36円の増配を発表しており、年間138円の配当金となっています。

 

業績と同じく、すごい勢いで増配しています(^^)

 

利回り

銘柄スカウターより引用

 

2022年8月上旬時点の配当利回りは、5%を超える値となっています。

 

2年連続で最高業績を残す予想をしている企業が配当利回り5%を超えているとは驚きです(^^)

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

 

2022年度の配当性向は、34.5%でした。

 

2023年度は1株配当が138円で、1株利益が344.8円を想定しているので、計算すると配当性向は、40%くらいになりそうです。

 

決算説明会資料より引用

 

2022年3月期から始まった、中期経営計画において株主還元に対する、基本方針や、配当方針を発表しています。

 

配当方針については完全業績連動型となり、配当性向40%で年間配当を決定とすることが発表されています。

 

なので、業績が悪くなれば減配し、業績好調であれば配当性向40%を上限に増配するということになります。

 

当期の配当性向は40%で増配という、株主還元方針に合致しますね(^^)

 

このような企業の方針がありますので、投資判断のひとつになりそうです。

 



 

日本特殊陶業のキャッシュフローと財務

kabutanより引用

 

営業キャッシュフローは、通期を通してプラスであり、今期もプラスとなっており、しっかりと稼げています。

 

投資キャッシュフローは、プラス計上となっており、資金を投入した額よりも資金を回収した額のほうが多くなっています。

 

財務キャッシュフローは、マイナス計上となっており、借金の返済をおこないました。2021年度は資金調達をしていましたが、2022年度は返済還元をおこなっています。

 

kabutanより引用

 

自己資本比率は、64.1%と上昇しています。

 

減少傾向であった自己資本比率は再び上昇し始めています。

 

利益剰余金は、2010年以降毎年増え続けていました。稼いだお金を会社にしっかりと貯められています。

 

有利子負債は、0.29倍と借金は少ないです。

 

全体的には問題ない財務状況だと思います(^^)

 

日本特殊陶業のまとめ

ホームページより引用

【まとめ】

  • 森村グループのセラミック総合メーカー
  • 自動車部品、セラミック製品の製造販売
  • 2023年3月期は2年連続で最高業績を予想
  • 財務的には問題なし!
  • 超高配当な業績好調銘柄!

 

日本特殊陶業ついて解説しました(^^)

 

原材料高騰分の価格転嫁が進んだことや、円安の影響もあり、さらに業績を伸ばしています。

 

現在の勢いは良いですが、過去のチャートを振り返ってもらうと、わずか1ヶ月で平気で30%以上の株価暴落があったこともわかります。

 

現時点での配当利回りはとても魅力的ですが、ご自身のポートフォリオを考慮したうえでの検討をオススメします(^^)

 

配当金は完全業績連動型ですので、ご注意ください!

 

今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 


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