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【Panasonic6752】企業分析!パナソニックの中間報告書から2020年上半期の業績を振り返る。

こんな方におすすめ

  • 電気機器業界について知りたい人
  • パナソニックについて知りたい人

執筆者『たぐ』の紹介

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動画でご覧になりたい方は、下記をご覧ください(^^)

 

2020年12月に、パナソニックより、『中間報告書』をいただきました。

A3の大きな紙の両面の1枚で結構あっさりした感じでした(>_<)

2020年9月30日時点での株主数は490,610名とかなり多くの株主がいらっしゃいます。

 

パナソニックと言えば、家電製品のメーカーと思われているかたも多いと思います。

パナソニックの売上セグメントは5つあります。

家電製品はその一つのセグメントにすぎません。

 

そして、パナソニックは、持ち株会社制への移行を取締役会で決定しました。

今のところ、2022年4月から『パナソニックホールディングス株式会社』への新商号へ変更を予定しています。

今後、事業再編で部門間の統合はありますが、現段階でのパナソニックが、どんな分野で業績をあげているのか分析したので、企業分析の参考にしてみてください(^^)



 

パナソニックの企業分析

企業概要

企業概要

  • 国内トップの総合電機メーカー
  • 電化製品、電子部品、情報通信機器、車載機器、電池、住宅関連サービスの総合エレクトロニクスメーカー
  • 5つの事業部セグメントで構成
  • 冷蔵庫のシェア1位

パナソニックは、2008年に『松下電器産業』から商号変更されました。

2013年にはプラズマテレビから撤退しています。

プラズマテレビは電気代が高いと聞いたことがあります(>_<)

 

2017年に『パナホーム』、『パナソニックデバイスSUNX』を完全子会社しました。

トヨタ自動車と車載電池で提携し、2019年に車載用角型電池の合弁会社(プライム・プラネット・エナジー&ソリューションズ株式会社)を設立しています。

同じく2019年には半導体事業から撤退しています。

 

2020年にトヨタ自動車と街づくり事業の合弁会社(プライム・ライフ・テクノロジーズ株式会社)を設立し、住宅関連事業を移管しています。

 

出ました、トヨタ自動車との提携ですね(^^)

トヨタ自動車は、車だけではなく色々な企業と業務提携をしています。

 

事業セグメント

5つのセグメント

  • アプライアンス
  • ライフソリューションズ
  • オートモーティブ
  • インダストリアルソリューションズ
  • コネクティッドソリューションズ

全部横文字で見ただけでは、何をやっているか全然わかりません(>_<)

そんな人のためにそれぞれを簡単に説明します!

 

アプライアンス

中間報告より引用

家電、美容、健康などの個人向けの事業と、デバイス、エネルギーなどの会社対会社の担当をしています。

家電からオフィス、店舗まで幅広い空間に対応した商品・サービスを提供しています。

主要製品

  • 家電(薄型テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなど)
  • 空調関連(エアコンなど)

中国は堅調に推移し、その他の地域でも回復傾向にありましたが、景気の悪化があり、減収、減益となりました。

 

 

ライフソリューションズ

中間報告より引用

電設資材、配線器具、建築事業を担当しています。

住宅やオフィス、商業施設など、人々の『くらし』に関わるサービスを提供しています。

主要製品

  • 照明器具、配線器具、水回り設備、住宅・街づくりなど

空気清浄機は好調でしたが、市況悪化により減収、減益でした。

 

オートモーティブ

中間報告書より引用

車載関連、自動車用ミラーなど電動化システムを担当しています。

ドライバーの運転負荷軽減、環境対応車向けにデバイスやソリューションを提供しています。

主要製品

  • カーナビ(ストラーダ)、ETC車載器、車載カメラ、電動コンプレッサ等

顧客工場の一時停止による需要減が響き減収でしたが、固定費削減や北米車載電池工場の生産性向上でカバーし、営業利益は増益でした。

 

 

インダストリアルソリューションズ

中間報告書より引用

電子部品、産業デバイス、電子材料、電池など会社対会社の担当をしています。

主要製品

  • 電子部品、液晶パネル、モーター、電池など

情報インフラ向け蓄電システムが伸長しましたが、市況悪化もあり減収でしたが、固定費削減でカバーし、営業利益は増益でした。

 

コネクティッドソリューションズ

中間報告書より引用

流通、物流、エンターテイメント、パブリック(公共)、アビオニクス(航空鵜関連製品)、製造の6つを重点領域として担当しています。

基本的に会社対会社の取引をしています。

主要製品

  • 航空、製造、エンターテイメント、物流、パブリック向け機器の開発、製造、販売

航空便数の激減や航空機の大幅減産の影響を受け減収、減益でした。

 

パナソニックの業績推移

四半期の業績推移

銘柄スカウターより引用

四半期の売上高と営業利益のグラフです。

当期の2Qは1Qよりも売上高、営業利益ともに増加しています。

6月には全社で前年の90%まで回復していました。

 

kabutanより引用

第2四半期の業績

  • 売上高 約1兆6672億円 前年比-14.6%
  • 営業益 約928億円 前年比+10.7%
  • 経常益 約901億円 前年比+10.3%
  • 最終益 約586億円 前年比+14.8%
  • 利益率 5.6%

売上高は前年同期比で-14.6%でしたが、営業益、経常益、最終益は10%プラスになっています。

販売減少はありますが、固定費の削減が着実に進捗して前年と比べ、増益になりました。

 

通期の業績推移

銘柄スカウターより引用

当期は売上高、営業利益ともに前期を下回りそうとの予測を出しています。

 

kabutanより引用

通期の業績予測

  • 売上高 6兆5000億円 前年比-13.2%
  • 営業益 1500億円 前年比-48.9%
  • 経常益 1500億円 前年比-48.5%
  • 最終益 1000億円 前年比-55.7%

売上高は10%ちょっとの減少ですが、最終益に関しては前期比-50%になりそうとの予測を出しています。

この予測は7月30日時点であったので、その後、改善は見られたのか、今後の決算にも注目です。



 

パナソニックの株価と配当

kabutanより引用 2020.12.16終値 月足チャート

最近10年間の月足チャートです。

最安値376円、最高値1853円でした。

コロナショック時の最安値は、691円です。

最近の株価は、組織再編による成長戦略の明確化を評価され、買いが入っています。

 

競合との比較

kabutanより引用

株価について競合と、年初来を0%として比較してみます。

は、『パナソニック

は、『ソニー

は、『シャープ

は、『日立製作所』です。

パナソニックは年初来から10%、ソニーに至っては、年初来から30%、株価を上昇させています。

 

ソニーの業績予測

ソニーの業績予測 kabutanより引用

ソニーは増益予測を発表していますし、2021年3月末を取得期間として、2000万株を上限に自己株式の取得を発表しています。

ゲームのプレイステーション5が好調なことや、アニメ関連事業の強化などが株価上昇の牽引になっています。

 

シャープの業績予測

シャープの業績予測 kabutanより引用

一時期、年初来の-40%付近まで株価下落したシャープは、ジャパンディスプレイから石川県白山市の白山工場を取得すると発表し、生産能力の拡充が期待され株価上昇しました。

再度-30%付近まで下落しましたが、NTTドコモの上場廃止をうけて、シャープの日経平均株価の構成銘柄として採用され急上昇しました。

 

日立製作所の業績予測

日立製作所の業績予測 kabutanより引用

日立製作所の業績予測も良いです。

売上高は-9.4%と若干のマイナスで抑えられそうですし、底堅さが、年初来-40%まで下落しましたが、じわじわ上昇してきて現在、-10%付近にいます。

 

パナソニックの配当金、利回り

配当金

  • 中間『10円』
  • 期末『未定』

中間配当は、前期よりも5円減配になり、10円になりました。

期末配当に関しては未定です。

期末の配当は、下期の業績によりますが、通期の業績予測と、昨年の配当性向を考えると、1株あたり10円か、頑張って15円というところが限界ではないでしょうか。

 

配当利回り

銘柄スカウターより引用

昨年の配当利回りは2.52%でした。

当期の期末配当は未定となっていますので、具体的な利回りは出せていない状況です。

 

配当性向

銘柄スカウターより引用

昨年の配当性向は31%でした。

パナソニックはここ4年間配当性向は40%を超えたことがありません。

どこまで株主に寄り添ってくるか注目です。

 

パナソニックの財務

kabutanより引用

財務

  • 自己資本比率 33.7%
  • 自己資本 約2兆1543億円
  • 剰余金 約1兆7437億円
  • 有利子負債倍率 0.77

コロナの時期を超えて自己資本比率が上がっています。

自己資本、剰余金も増えています。

今のところは特に問題ないと思います。

 

パナソニックのまとめ

ホームページより引用

パナソニック【まとめ】

  • 国内トップの総合家電メーカー
  • 5つのセグメントで売上をあげている
  • 株価は、2020年12月上旬時点で年初来+10%
  • 中間配当は5円減配の10円、期末配当は未定
  • 2022年4月から『パナソニックホールディングス株式会社』への新商号が予定され、成長戦略明確化

国内トップの総合家電メーカーのパナソニックを解説しました。

パナソニックは、配当に関してはディフェンシブな考えを持っているように感じています。

業績が悪くなったらしっかりと減配してくるので、高配当投資が好きな方には向かないかもしれませんね(^^)

今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)



 

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