こんな方におすすめ
- 安定した収入源を求めている人
- 投資知識の向上をしたい人
- 投資判断の材料が欲しい人
※本ページはプロモーションが含まれています
安定した収入源を求めている人、投資知識の向上をしたい人、投資判断の材料が欲しい人の参考になれば幸いです
Contents
🎰 SANKYOってどんな会社?
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パチンコ・パチスロ機のメーカー大手です。
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「フィーバー」シリーズなどの大ヒット機種を手がけたことで有名です。
📌 主な事業内容
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遊技機の開発・製造・販売
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パチンコ本体や画面のCG、役物(動く仕掛け)を自社開発
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有名アニメやキャラクターとのコラボ機種も展開
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ホール(お店)向けの機器販売
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台への補給装置や、カードシステム(ICカードで遊技)など
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🛠 主なブランド・人気シリーズ
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ブランド名:
「SANKYO」「ビスティ」「JB」 -
人気機種:
「新世紀エヴァンゲリオン」
「宇宙戦艦ヤマト」
「アクエリオン」
「機動戦士ガンダム」
「フィーバーパワフル」など
💡 特徴・取り組み
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映像や音、ギミックに力を入れ、個性を出す
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新型の「スマート遊技機」(メダルや玉が不要な機種)への対応も進行中
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ブロックチェーン事業にも進出(占いコンテンツなど)
🧩 グループと提携
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2012年に「ジェイビー」を子会社化(2015年に完全子会社化)
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2025年にはコムシード(ゲーム会社)と業務提携
投資初心者向けのポイント💡
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業界内での地位が高い=安定感あり
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アニメや人気コンテンツとのタイアップ多数=話題性・収益力あり
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一方で、業界自体は規制や人口減の影響もあり厳しい局面も。そのため、新しい技術(スマート遊技機やブロックチェーン)への取り組みで未来を模索中。
決算概要
🎰2025年3月期決算サマリー:スロット絶好調!パチンコは一休み?
売上高:1,918億円(前年比▲3.7%)
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主力のパチンコ機事業が減速。販売台数は約30万台→22万台へ大きく減少。
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一方、パチスロ機は大当たり。売上は倍増し、131,000台を販売。こちらは「スマスロ」効果で人気急上昇中!
📉 パチンコ:「え?エヴァ来たのに減収?」
📈 パチスロ:「からくりサーカス&かぐや様で確変中です!」
営業利益:736億円(前年比+1.5%)
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売上は減ったが、**儲ける力(営業利益率)**は38.4%と高水準をキープ。
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理由は、販売手数料が減ったり、スマスロの利益率が良かったことが大きい。
💰「売上が下がっても利益が増える会社、それがSANKYO。スロット神対応!」
経常利益:745億円(前年比+1.9%)
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金融収益や配当収入が地味に貢献。
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あえて言おう、キャッシュリッチ企業であると!
最終利益:539億円(前年比+0.4%)
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「増えてるけど…微増?」と思うなかれ。
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過去最高益を更新中で、しかも株主還元(配当&自社株買い)もド派手。
🏆 特筆ポイント
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パチンコ&パチスロで年間トップシェアをダブル獲得(業界初)
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**パチスロの営業利益率:56.2%!**製造業なのにソフトバンク並の利益率
📉なぜパチンコは減速した?
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人気シリーズ「エヴァ」「ガンダム」など出したが、市場全体の稼働が低調。
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1台あたりの販売数が小さくなり、「小ロット時代」へ。
📈なぜパチスロは絶好調?
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「からくりサーカス」「かぐや様」「シンフォギア」などスマスロでヒット連発。
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入替需要が一巡するも、新規&増産でリカバリー。
🧾 決算総評
まさに「スロットで稼いで、パチンコで耐えた」一年!
市場は厳しめでも、SANKYOは**“スマスロの申し子”**として確変モード。
スマート遊技機の波にうまく乗って、利益をガッチリ確保。
「エヴァ」も「ガンダム」も「かぐや様」も打って、最終的には“笑顔で大当たり”でした。
🔹 売上高:1,850億円(前年比 ▲3.6%)
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主因:補給機器事業の大幅減少(▲48.9%)
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前期はパチンコホール向け設備の更新需要が多かったが、今期はそれが一巡。
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パチスロ事業もやや減少(▲5.3%)
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前期は「からくりサーカス」や「シンフォギア」などがヒットしたが、今期はそこまでのブレイクは見込まれず。
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パチンコはむしろ増加予想(+6.0%)
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「彼女、お借りします」など新作タイトルが投入予定。
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💬まとめ:「前期が強すぎた反動で、ちょっと控えめ」な着地を見込んでいる感じです。
🔹 営業利益:630億円(前年比 ▲14.4%)
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販売構成(セールスミックス)の変化が影響
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利益率の高い商品が減り、売上は維持しても儲けが減る構造。
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販管費が増加(+8.5%)
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研究開発費(+9.0%)、広告宣伝費(+33.9%)と、未来のヒット作に向けて“仕込み中”。
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💬ひとことで言うと、「攻めのコスト増」。減益だけど、布石を打ってる感あり。
🔹 経常利益:640億円(前年比 ▲14.2%)
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営業利益の減少に準じた動き。
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金融収益(配当や利息収入)で多少カバーするも、本業の勢いが鈍る分、押し下げ要因に。
💬「お金は稼いでるけど、去年ほどの勢いはないよ」という慎重な見立て。
🔹 最終利益(当期純利益):440億円(前年比 ▲18.5%)
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営業利益・経常利益の減少が素直に反映。
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税金等も勘案して、EPSも約46円減少(245.9円 → 200.4円)。
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ただし、中期目標のROE15%超は視野にあり。
💬とはいえ、まだ440億円。「最高益の翌年でこれなら立派」と見る投資家も多いはず。
ざっくり言えば、「前期が神がかってただけ」で、今期は“通常運転の高性能”。
減収減益ではあるけれど、未来のためのコストを惜しまず、しっかり種をまいています。
パチ・スロ両方でのトップシェア維持という誇りを引っさげて、また「来期の確変」に向けて準備中!
⚠️ 通期業績予想におけるリスク一覧
① スマート遊技機(スマパチ・スマスロ)の失速リスク
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パチンコ:スマパチは普及が進んでいるが、稼働は低調気味
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パチスロ:スマスロは好調だが、普及率が高まるにつれ入替需要が一巡
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→ 話題性ある新機種が出なければ、販売台数が伸び悩む可能性あり
② 販売ロットの小型化トレンド
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ホール側の慎重な仕入れ姿勢(1タイトルあたりの発注台数が減少)
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→ 結果として、販売数量が予想を下回るリスク
③ コスト増による利益圧迫
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研究開発費や広告費を積極投入中(前年比+数十%)
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これが回収できなければ利益を大きく圧迫
④ タイトルの“外れ”リスク
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主力製品はIPタイアップに依存(例:エヴァ、ガンダム、かぐや様など)
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→ ヒットしない場合、在庫・返品リスクが業績直撃
⑤ 業界構造の逆風(中長期リスク)
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遊技人口の減少や規制強化による市場縮小の懸念
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長期的には、ホールの閉店も進んでおり、構造的縮小トレンドに抗うのが困難に
⑥ 補給機器関連の反動減
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前期はホール設備の更新需要があったが、今期は反動で売上半減の見込み
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このセグメントの不振が、全体の利益率を押し下げる要因
「スマスロ神話」がどこまで続くかが最大のポイント。
開発コストを“先行投資”とするか“無駄遣い”と見るかは、次のヒット機種次第!
パチンコ・パチスロの「打ち手」だけでなく、「読み手」=投資家もセンスが問われるフェーズです。
💹 営業利益率(売上営業利益率)
▶ SANKYOの数値推移
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2024年3月期:36.41%
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2025年3月期:38.37%(過去最高水準)✨
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2026年3月期(予想):34.05%(やや低下)
▶ 解説とポイント
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それでも30%超えは驚異的。製造業では10%超えれば優秀と言われる中、SANKYOは規格外。
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今期は売上高が減少し、販売コストや開発費が重いためやや減少する見込み。
💬「利益率が少し下がっても、まだ“ドル箱企業”」
📈 ROE(自己資本利益率)
▶ SANKYOの数値推移
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2024年3月期:19.27%
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2025年3月期:20.25%(非常に高い)
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2026年3月期(予想):15.52%(やや減少)
▶ 解説とポイント
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20%超えは文句なしに優良。今回少し下がるのは利益減によるもの。
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中期経営計画でも「ROE15~20%の維持」が目標とされており、下限ギリギリライン。
💬「投資家から見て“資本効率の優等生”。ちょっと成績落ちてもクラスでトップレベル」
📉 ROA(総資産利益率)
▶ SANKYOの数値推移
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2024年3月期:16.35%
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2025年3月期:17.17%(こちらも高水準)
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2026年3月期(予想):13.07%(少し低下)
▶ 解説とポイント
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製造業で10%を超えていれば優秀。SANKYOは引き続き高効率。
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現金・現金同等物が多く、資産が重たい割に高収益なのが特徴。
💬「筋肉質なボディにしては、走れる経営陣です」
減益予想にもかかわらず、ROE・ROAともにまだまだ**"花丸成績"。
営業利益率も依然30%超えと、まさに「打てば響く高効率マシン」。
少しアクセルを緩めただけで、まだ余裕の走り**を見せています。
投資家としては、「この減速をチャンスと見るか」が問われる場面です!
株価指標と株主還元
📈 株価:2,447円(2025年5月23日時点)
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右肩上がりのチャートを形成中
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特に2024年中盤以降に急騰、25年5月20日には高値2,566円を記録
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「スマスロ特需」と「連続増益」「高配当」が買い材料に
💬「株価チャートがパチンコ台のリーチみたいにド派手に跳ねた!」
🧮 PER(株価収益率):12.2倍
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【目安】
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一般的に15倍以下なら割安感
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【SANKYOの場合】
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利益水準が過去最高級なのに12倍台=割安と見る投資家も多い
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💬「これだけ稼いでてこのPER?まさに“現金製造機”なのに奥ゆかしい」
📚 PBR(株価純資産倍率):1.90倍
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【目安】
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1倍前後なら“解散価値”程度。2倍以上は割高とも
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【SANKYOの場合】
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自己資本比率84%超の超優良財務で1.9倍は妥当水準
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純資産が分厚く、PBRはむしろ信頼の証
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💬「現金が山ほどある“財布パンパン企業”がこのPBRなら安心感ある」
💸 配当利回り:3.68%(予想)
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【目安】
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3%を超えれば「高配当株」と言われる
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💬「減配してもまだ3.6%超。パチンコ打つより配当もらった方がいい説」
株価は急上昇も、PER・PBRともに過熱感なし。
そして配当利回り3.6%台は、「利回りの山」がまだ続いている証拠。
一発屋ではなく、“高配当・高利益・高資産”の三拍子揃った優等生銘柄といえるでしょう。
「ガンダムもエヴァも出せる会社の株を持ってる」という満足感も込みで、ホルダー冥利に尽きる1枚!
① 安定志向から業績連動型へ
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以前は「とりあえず30円」が定番。
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2022年からは明確に業績連動型配当を打ち出し、連結配当性向40%を目安に。
② 2024〜2025年は“確変モード”
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配当も株価もまさにフィーバー状態。
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営業利益率・ROEの大幅改善により、株主還元が急拡大。
③ 今期(2026年)は慎重な予想
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減益見通しにあわせ、10円の減配を予定(100円 → 90円)
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とはいえ、過去平均(30円)から見れば**“超高水準”**。
「30円台でじっと耐えた10年…それが、ようやく報われる時代に。」
SANKYOの配当は、まさにスマスロ導入とともに“確変突入”。
減配予想でも、“夢を見られる配当水準”はしっかり維持してくれるあたり、ホルダー想いな会社です🎰
💰 SANKYOの株主還元方針【4つの柱】
① 業績連動型配当(連結配当性向40%を目安)
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2024年3月期から方針を刷新
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業績に応じて配当を決定、純利益の約40%を配当に充当
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実績:
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2025年3月期:100円(配当性向40.7%)
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2026年3月期(予想):90円(減配だが配当性向維持)
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② 機動的な自己株式取得(自社株買い)
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株価や財務状況を見ながら、柔軟に自己株買いを実施
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2025年5月:上限3,000万株・600億円の自社株買いを発表
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目的:ROE(自己資本利益率)向上と株主価値の拡大
③ 株主優待制度
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配当以外の還元策として、ゴルフ場の割引券・プレーフィー無料券などを提供
④ 資本効率重視の経営
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ROE15%以上の維持を目標
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資本コスト・株価も意識した経営を推進
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還元と成長投資のバランスを取り、企業価値向上を目指す姿勢
財務
🏦 自己資本比率
年度 | 自己資本比率 |
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2023年3月期 | 84.3% |
2024年3月期 | 85.5% |
2025年3月期 | 84.2% |
▶ 解説:
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自己資本比率とは「全体の資産のうち、どれだけが自前の資本か」を示す指標。
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一般的には40%を超えれば健全とされる中、SANKYOは80%台の圧倒的な財務安全性。
💬「借金なし!お財布にたっぷり現金が入った“鉄壁の資本構成”」
💰 剰余金(利益の蓄積)
年度 | 剰余金(億円) |
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2023年3月期 | 2,936億円 |
2024年3月期 | 2,568億円 |
2025年3月期 | 2,907億円 |
▶ 解説:
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剰余金とは、**過去の利益の蓄積=企業の“貯金”**にあたる部分。
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2024年は自己株買いや配当で一時的に減ったが、2025年にはほぼ回復。
💬「銀行も羨む“キャッシュの塊”。配当も自社株買いも余裕でこなせる懐の深さ」
📉 有利子負債倍率(Debt-to-Equity Ratio)
年度 | 有利子負債倍率 |
---|---|
全年度 | ―(データなし) |
▶ 解説:
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この表では 「−(該当なし)」=有利子負債ゼロの可能性大。
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実際、SANKYOは長年にわたり無借金経営を継続中。
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金利上昇時代にも強く、利払い負担なしで資金繰りは超健全。
💬「借金はゼロ、現金は山ほど。まるで“貯金箱”のような企業体質」
「借金なし、貯金たっぷり、財務ガチガチ。」
それがSANKYOの真骨頂。高配当・自社株買いをしてもなお、びくともしない自己資本比率と剰余金は、
投資家にとっての“安心感フィーバー”。
「攻めに強い守備職人」といったところです🎰
SANKYOのまとめ
✅ ① 前期(2025年3月期)決算の結果
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売上高:1,918億円(前年比▲3.7%)
→ パチンコ機の販売台数減が響き減収も、スマスロが好調で下支え -
営業利益:736億円(+1.5%)
→ 営業利益率38.4%は製造業として驚異的水準 -
最終利益:539億円(+0.4%)
→ 過去最高益を更新、3年連続の好業績 -
パチスロ事業が初のトップシェアを獲得
→ パチンコ・パチスロともに“Wトップ”達成(業界初)
🔮 ② 今期(2026年3月期)通期予想
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売上高:1,850億円(前年比▲3.6%)
→ 補給機器需要の一巡とスマスロ入替減が主因 -
営業利益:630億円(▲14.4%)
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最終利益:440億円(▲18.5%)
→ 利益率は依然高いが、前期の反動で減益予想 -
**ROE予想:15.5%**と、会社目標の下限ギリギリを維持
💹 ③ 株価と配当(2025年5月23日時点)
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株価:2,447円(5/20には2,566円の年初来高値を記録)
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PER:12.2倍/PBR:1.90倍/利回り:3.68%(高水準)
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配当実績(2025年3月期):100円(中間40円・期末60円)
→ 配当性向40.7%、業績連動方針に忠実な設計 -
配当予想(2026年3月期):90円(減配だが水準は依然高い)
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自社株買い:2025年5月に上限600億円/3,000万株の大規模枠を発表済
🏦 ④ 財務体質(2025年3月期末)
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自己資本比率:84.2%(超優良)
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剰余金:2,907億円(潤沢な内部留保)
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有利子負債:なし(無借金経営継続)
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1株純資産:1,290円/ROA:17.2%
→ 超効率経営、現金リッチ企業の代表格
パチンコ・パチスロ業界において、SANKYOはまさに「盤石のフィーバー機」。
売上こそやや減ったものの、利益は過去最高レベルをキープし、パチ・スロ両市場でトップシェアを獲得するという“W確変”を演出。
営業利益率は38%超、ROEは20%超と、もはや製造業の皮を被った高収益マシンと呼ぶにふさわしい。
今期は減収減益予想でいったん通常時に戻る見込みですが、それでも自己資本比率84%・配当90円・600億円の自社株買いと、"株主ファースト仕様"は健在。
台よりも株の方が出玉が良いという、新時代の遊技スタイルを提示してくれました。
今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)