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三菱重工業【7011】未来を創る力:日本の技術の結晶・三菱重工業の挑戦と成長に迫る!2025年3月期第2四半期の決算

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  1. 企業概要:企業の基本情報や事業内容を紹介
  2. 決算概要: 対象企業の決算のキーポイントを簡潔に紹介
  3. 株価と配当:過去の傾向と推移を見る
  4. 株主優待:あれば紹介
  5. 財務:資金について確認
  6. まとめ: 全体の要約
    と言う流れでお話ししたいと思います^ ^

日本の未来を支える技術と信頼の象徴の三菱重工について解説します

三菱重工の株主に対して思うこと

長期的視野を持った投資家

  • 三菱重工業はエネルギー、航空、防衛といった将来性の高い事業分野において、日本を代表する企業です。その成長ポテンシャルを信じて投資されている点で、先見の明があると言えます。

安定性を重視した判断

  • 財務状況は年々改善し、自己資本比率や剰余金の増加、有利子負債倍率の改善など、財務の健全性が高まっています。これを見抜いて投資されたことは賢明な判断です。

市場動向への敏感さ

  • 防衛や航空分野の需要増加や円安効果などの市場環境を見極め、株価が急上昇するタイミングで投資を続けている点は、株式投資の成功を裏付けています。

日本経済への貢献

  • 三菱重工業は日本の技術力と産業の象徴的な企業です。株主であることは、この企業を通じて日本経済を支えているとも言えます。これは誇るべき事実です。

信念のある選択

  • 配当利回りが他の企業と比較して低い中でも、三菱重工の成長力と社会的意義を信じて投資されていることは、信念と責任感の強さを感じます

上記があって、三菱重工業は世界的な存在感を高め、持続的な成長を遂げていると思う

1、三菱重工業の企業概要

企業の特徴

  • 総合重工業の最大手として幅広い分野に事業展開
    エネルギー、交通、プラント、船舶海洋、航空宇宙、防衛・宇宙開発システムなど、日本の技術と産業を牽引する企業
  • 4つの主要事業セグメント
    ①エナジー、②プラント・インフラ、③物流・冷熱・ドライブシステム、④航空・防衛・宇宙の4つの分野で多角的に展開
  • 主力製品
    火力発電・原子力発電プラント、ガスタービン、航空機・ロケット・船舶エンジン、交通インフラ、防衛装備品(戦闘機・護衛艦・戦車など)
  • 国内外での事業提携と買収活動
    2014年に日立製作所と火力発電事業を統合、2019年に加ボンバルディア社の小型旅客機事業を取得、2022年には三社電機製作所と資本業務提携を実施
  • 近年の事業再編
    2021年に工作機械事業から撤退(ニデックへ売却)、2023年に「三菱スペースジェット」事業を中止、2024年に三菱電機と発電機分野で事業統合予定

 

 

2、決算概要

2025年3月期第2四半期の累計

売上高

  • 売上高は前年同期比+11.1%の2兆2981億円となり、各事業セグメント(特にエナジー、航空・防衛・宇宙など)の売上増が寄与しています
  • 特に、防衛・宇宙セグメントでは航空機やロケット関連の売上増加が顕著です​

経常利益

  • 経常利益は前年同期比+25.8%の1682億円となりました
  • 円安の為替影響や利益率改善が主要な増益要因です
    また、前年同期に発生した航空エンジン事業における一時費用の減少が影響しました​

最終利益

  • 最終利益は前年同期比+16.5%の1071億円です。
  • 防衛分野の収益性改善や固定資産売却益が寄与した一方、円高による為替換算損失が一部影響を及ぼしました​

このように、事業全体の成長に加えて為替やコスト改善の影響が、収益の増加に大きく貢献しています

 

通期の業績推移

売上高

  • 売上高は前年同期比+5.2%増の4兆9000億円を予想しています
  • エナジーセグメントや航空・防衛・宇宙セグメントの増収が全体を押し上げています
    また、大型案件の進捗も寄与する見込みです

経常利益

  • 経常利益は前年同期比+4.7%増の3300億円を見込んでいます
  • 為替の影響や利益率改善に加え、防衛分野や航空関連の堅調な需要が利益の伸びを支えています

最終利益

  • 最終利益は前年同期比+3.6%増の2300億円を予想しています
  • 前期に比べて固定費の削減効果や効率化が進む一方、為替差損リスクや原材料価格の変動が若干の影響を及ぼす可能性があります

全体的に、事業の多角化と収益性向上への取り組みが堅実な成長を支える要因となっています

 

3、株価と配当

株価

株価推移

  • 2024年12月3日時点での株価は2,279.5円でした
  • 2024年に入り急激に上昇しており、11月15日に2,441.5円の高値を記録
  • 長期的なチャートを見ると、2023年以降に上昇傾向が加速しており、過去数年間の低迷期から明確な回復を遂げています

PER(株価収益率)

  • PERは33.3倍で、一般的に割高とされる水準
    これは、投資家が将来の成長を見込んで高い期待を寄せている可能性を示しています

PBR(株価純資産倍率)

  • PBRは3.39倍で、株価が純資産の約3.4倍で取引されていることを示します
    これも割高水準で、収益力の改善期待や成長性への評価が株価に反映されています

配当利回り

  • **配当利回りは0.97%**で、他の大型企業と比較すると低めです
    ただし、急激な株価上昇が利回りを押し下げていることも否定できません

株価上昇の背景

  • 防衛・宇宙やエナジー分野での好調な事業進捗、さらに成長期待が市場で評価されている
  • 円安効果による収益性の向上や、航空エンジン分野などの収益改善が、投資家の信頼感を後押ししていると考えられます

これらのデータは、三菱重工の事業拡大や市場環境の影響を受けた株価動向を反映しています
株価が高水準にある一方で、PERやPBRからは慎重な分析も必要とされる水準です

 

4、株主優待

三菱重工業は公式には株主優待を実施していないとされていますが、一部の株主には「隠れ優待」として以下の招待券が送付されているらしい

隠れ優待の内容

  1. 三菱みなとみらい技術館の招待券
    • 内容: 株主通信に同封されており、1枚で本人と同伴者3名まで無料で入場可能です
    • 通常料金: 大人500円、中高生300円、小学生200円
    • 所在地: 神奈川県横浜市みなとみらい
  2. 静嘉堂文庫美術館の招待券
    • 内容: 株主通信に同封されており、2名分の入場が無料となります
    • 通常料金: 一般1,500円、大高生1,000円
    • 所在地: 東京都世田谷区

注意点

  • これらの優待は公式に発表されていないため、突然廃止される可能性があります
  • 招待券は株主通信に小さく付いていることが多く、見落としやすいので注意が必要

これらの隠れ優待は、三菱重工業の株式を1株でも保有していれば受け取ることができます。

ただし、公式な優待制度ではないため、継続性は保証されていません

5、財務

自己資本比率

  • 自己資本比率は**2022年3月期の30.8%から2024年9月時点で34.9%**へと上昇しています
  • これは、自己資本が順調に増加しており、総資産に占める割合が改善していることを示しています
    財務の安定性が向上していると言えます

剰余金

  • 剰余金は2022年3月期の1兆991億円から2024年9月時点で1兆5054億円へ増加
  • これは主に継続的な収益の確保による内部留保の積み上げと、利益配分の効率的な管理が影響しています

有利子負債倍率

  • 有利子負債倍率は2022年3月期の0.68倍から2024年9月時点で0.61倍へと改善
  • これは、自己資本の増加により、借入に対する依存度が低下していることを示します
    財務の健全性が向上していると評価できます

総括

三菱重工業は、自己資本比率や剰余金の増加を通じて財務の安定性を強化しており、有利子負債倍率の改善からもリスクの低減が図られていると見受けられます
これは、同社の成長戦略や内部留保の積極的な活用が功を奏している結果と言えるでしょう

 

6、三菱重工業のまとめ

三菱重工業の企業概要

  • 日本を代表する総合重工業企業であり、エネルギー、交通、プラント、航空宇宙、防衛など多岐にわたる分野で事業を展開
  • 主力製品には火力発電・原子力発電プラント、ガスタービン、航空機エンジン、ロケット、船舶、防衛装備品などが含まれる
  • 最近の事業再編として、2021年に工作機械事業から撤退、2023年には「三菱スペースジェット」の事業中止、2024年には三菱電機と発電機分野で事業統合予定

2025年3月期第2四半期累計

  • 売上高:前年同期比+11.1%増の2兆2981億円
    • エナジー、航空・防衛・宇宙などのセグメントが業績を押し上げた
  • 経常利益:前年同期比+25.8%増の1682億円
    • 円安効果や利益率改善、航空エンジン事業での一時費用減少が寄与
  • 最終利益:前年同期比+16.5%増の1071億円
    • 防衛関連分野の収益改善や固定資産売却益が増加に貢献

2024年度通期業績予想

  • 売上高:前年同期比+5.2%増の4兆9000億円を予想
    • エナジーや航空・防衛分野の需要拡大が寄与
  • 経常利益:前年同期比+4.7%増の3300億円
    • 円安や効率化による利益率改善が影響
  • 最終利益:前年同期比+3.6%増の2300億円。
    • 成長分野での利益増加が見込まれる

株価動向の分析(2024年12月3日時点)

  • 株価:2,279.5円(前日比+1.49%増)
    • 2023年以降急上昇し、11月15日に2,441.5円の高値を記録
  • PER(株価収益率):33.3倍
    • 成長期待が高く割高水準
  • PBR(株価純資産倍率):3.39倍
    • 純資産に対して株価が高い評価を受けている
  • 配当利回り:0.97%
    • 株価上昇により利回りは低め

隠れ優待情報

  • 公式には株主優待は実施されていないが、以下の招待券が送付されることがある:
    • 三菱みなとみらい技術館の招待券:本人と同伴者3名まで無料
    • 静嘉堂文庫美術館の招待券:2名分の入場無料
  • これらは「隠れ優待」と呼ばれるが、継続性は保証されていない

財務状況の分析

  • 自己資本比率:2022年3月期の30.8%から2024年9月時点で34.9%に上昇
    • 財務の安定性が向上
  • 剰余金:2022年3月期の1兆991億円から2024年9月時点で1兆5054億円に増加
    • 継続的な利益の内部留保が背景
  • 有利子負債倍率:2022年3月期の0.68倍から2024年9月時点で0.61倍に改善
    • 借入依存度が低下し財務健全性が向上

三菱重工業は、防衛・航空分野の成長やエナジーセグメントの堅調な需要を背景に、業績を拡大しています
株価は急上昇しており、市場の期待も高まっています

一方で、PERやPBRは高水準であり、慎重な分析も必要です
財務状況は改善傾向が続き、安定した経営基盤を築いていることが伺えます

 

 

今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

 

 

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