こんな方におすすめ
- 化学業界について知りたい人
- 花王を投資対象に考えている人
- 花王について知りたい人
高配当が好きな私は日々、企業の分析を行っています(^^)
今回は、『花王』が2022年12月期第3四半期の決算を発表しましたので、解説したいと思います(^^)
花王は連続増配銘柄で有名ですが、今回の決算は良くありませんでした。
決算翌日の株価の終値は前日比マイナス8%を超える株価の下落となりました。
第3四半期では何が悪かったのか解説しますので、花王の株を購入しようと思っている人の参考になれば幸いです(^^)
タグの10箇条についての内容を詳しくご覧になりたい人は下記からご覧ください(^^)
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高配当投資で押えておきたい項目を10箇条で紹介!
こんな方におすすめ 高配当投資をしたい人 高配当投資をしている人 執筆者『タグ』の紹介 Twitter、You Tubeもやっています(^^) こちらものぞいてみてください! 個別株高配当株投資(米国 ...
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花王の企業分析
企業概要
- 日本を代表する日用品メーカー
- 洗剤、トイレタリー製品国内1位、化粧品は国内2位
- 主力商品は、化粧品『ソフィーナ』、入浴剤『バブ』、洗剤『アタック』、飲料『ヘルシア』、紙オムツ『メリーズ』
- 2006年にカネボウ化粧品を子会社化
- 2012年に『味の素』と健康関連事業で提携
- 2015年に『アリババ』と提携
- 2017年に米国ヘアケアブランドを買収
- 2018年に米国業務用洗剤メーカーを買収
- 2021年にコーセー【4922】と化粧品のサステナビリティ領域で包括的協働
生活を営む上で、いつの間にか花王の商品を使っていることは多いと思います。
化粧品の『キュレル』、洗顔料の『ビオレ』、スキンケア商品の『メリット』、『エッセンシャル』、食器用洗剤の『キュキュット』なども花王の製品です。
スーパーやドラッグストアなどで一定金額以上購入するとキャンペーンに応募でき、のちにポイントバックされて、実質30%オフで商品が購入できるというキャンペーンも頻繁におこなわれているイメージがあります。
花王の商品は生活に欠かすことのできない商品が多いことから、このようなキャンペーンを通じて安く購入することもできます。
花王の業績
四半期の業績推移
四半期ごとの売上高と営業利益のグラフです。
花王の1年の始まりは1月からです。
今回の決算は、第3四半期の決算です。
売上高は上昇しているように見えますが、営業利益は明らかに右肩下がりになってきているのがわかります。
第3四半期の業績は前期比で、売上高は13.9%の増加、営業益は39.5%の減少、経常益は37.5%の減少、最終益は34.2%の減少となりました。
前期の第3四半期よりも売上高は13%も増加しましたが、営業益、最終益などは30%以上の減益となりました。
2022年12月期第3四半期累計
第3四半期の累計は、前期比で売上高は10.5%の増加、営業益は29.4%の減少、経常益は25%の減少、最終益は28.9%の減少となりました。
第3四半期累計でも売上高は前期よりも10%高いですが、営業益や最終益は30%近い減少となりました。
原材料高騰により、商品の値上げやコスト構造改革などを実施しましたが、中国での都市封鎖や中国、米国市場の原則の影響もあり、対前年で増収減益となりました。
対通期の進捗率は54.5%と、第3四半期を終えて計画の半分くらいの実績になっています。
通期の業績推移
通期の売上高と営業利益のグラフです。
直近では売上高は戻りつつあるものの、営業利益の面では苦戦を強いられているのがわかります。
通期の業績予測は、前期比で売上高は10.7%の増加、営業益は1%の増加、経常益は4%の増加、最終益は1.2%の増加を予想しています。
第2四半期決算時の8月には業績の下方修正をおこないました。
今回の第3四半期の決算では業績の修正はおこないませんでした。
引き続き、見守っていきます(^^)
花王の株価と配当
花王の株価
2022年11月3日時点での月足チャートです。
2020年6月以降、元気のない株価が1年半ほど続いていました。
1年半で40%以上株価が下落しましたが、3月14日の1株4663円以降、上昇基調となっていました。
しかし、今回の決算翌日には前日比8.71%の下落をしました。
2番底を形成するのか、さらに株価下落していくのかわかりませんが、連続増配株が大幅下落のため、私は買い増しをおこないました(^^)
今後も下落していくようであれば、買い増しをしていく予定です!
花王の配当
配当金は美しい右肩上がりです!
32期連続増配を達成しています。
2022年度の配当金は2021年より年間4円増配の148円を発表しています。
2022年度も増配されれば33期連続増配となります。
連続増配企業といえば、『花王』ということになり、この記録を止めたくなくなりますね!
また、株主還元として、総額500億円、908万株の自己株式を取得し、910万株を9月28日に消却したということです。
株式を消却したということですから、1株の価値が上昇したことになります。
利回り
直近の配当利回りは2.9%くらいになっています。
過去には1%前後であった花王ですが、株価下落により利回り2.9%くらいになっています。
配当性向
2021年の配当性向は62.4%でした。
2022年度の配当金は1株あたり148円となっており、1株益は237.5円を想定しているので、計算すると、配当性向は62.3%くらいになりそうです。
配当性向60%を超えてきているので、以前と比較すると高くなってきています。
花王の財務
自己資本比率は安定して50%以上あります。
利益剰余金は自己株式取得もあり、600億円ほど減少しています。
今回の決算は減益でしたが、財務基盤は安定しているので、引き続き、見守っていきたいと思います(^^)
花王のまとめ
【まとめ】
- 日本を代表する日用品メーカー
- 2022年は増収減益を変更せず
- 株価は下げ止まりをみせ、上昇できるか!?
- 2022年度は33期連続増配にチャレンジ!
2022年12月期第3四半期の決算を発表した、花王を解説しました(^^)
中国や米国での市場減速の影響や、日本におけるプロモーション活動先行投資した関係で利益が伸びませんでした。
今回の決算では前回に引き続き、業績の下方修正はありませんでした。
厳しい経営環境が続くことが予想されますが、戦略的値上げを継続するとともに、新製品、改良品の発売やコスト構造改革を徹底していくとし、業績予想の変更はおこないませんでした。
株主還元にも積極的な花王ですから、個人的には株価が下落すれば買い増しを実践し、あとは見守っていきたいと思います(^^)
あなたの投資戦略に合わせて検討し、あなたの意見を聞かせてください!
今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)