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株価に影響大!? 日銀ETF売却と投資家が取るべき行動

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今回はちょっと大きなニュースを取り上げます。
「日銀がETFを売却する」――こんな見出しを見て、ドキッとした方も多いんじゃないでしょうか?

ETFってなんとなく聞いたことはあるけど、詳しくはよくわからない…。
しかも、それを日銀が“売る”ってどういうこと?
「もしかして株価がドーンと下がっちゃうんじゃないの?」って、不安になりますよね。

実際、投資を始めたばかりの方からすると「日銀=お金を刷るところ」というイメージはあっても、まさか株まで持っていたなんて意外かもしれません。
今日はその日銀のETF売却について、

  • そもそもなぜ日銀が株を持っていたのか

  • どうして今になって売ろうとしているのか

  • そして僕たち投資家にどんな影響があるのか

このあたりを、初心者の方にもわかるように噛み砕いてお話していきます。

「日銀が株を売るなんて大ごと!」と思うかもしれませんが、実は冷静に見ればそこまで慌てる必要はありません。
むしろ長期で投資をしている人にとっては、チャンスにつながる側面もあるんです。

さぁ、順番に見ていきましょう。

Contents

ETFとは?

まずは「ETFってそもそも何?」というところからいきましょう。
ETFっていうのは、“上場投資信託”っていう正式名称なんですけど、わかりやすく言うと 株の詰め合わせパック みたいなものです。

例えば、お菓子の詰め合わせセットってありますよね。ポテチもあれば、チョコもあって、クッキーも入ってる。
一袋買えば、いろんな味をちょっとずつ楽しめる――そんな感じ。

ETFも同じで、ひとつの銘柄を買うだけで、日本全体の株やアメリカの株、特定の業種の株など、まとめて投資できちゃうんです。
だから初心者にとってもとっつきやすいし、リスク分散にもなるという人気の金融商品なんですね。

で、実は日銀もこのETFを“超大量”に持っています。
どうしてかというと、リーマンショックとかコロナのときに株価が大きく下がって、日本の景気が冷え込まないように、市場を下支えするために買いまくったんです。
つまり「株式市場のスーパー応援団」として、ETFをガンガン買って支えていたんですね。

なので、今の日経平均株価の裏側には「日銀がETFを買ってきた」という大きな存在があるわけです。

 

なぜ売却するのか?

次に、「なんで今になって日銀はETFを売ろうとしているのか?」ってところを見ていきましょう。

理由は大きく分けて2つあります。

ひとつ目は、金融政策の“正常化”です。
これまで日銀は長い間、景気を刺激するために「金融緩和」という特別なモードでやってきました。
お金を市場にジャブジャブ流して、株価や景気を下支えする政策ですね。
でも、ずーっと助け舟を出し続けるわけにもいかないんです。
いつまでも親がお小遣いをくれるのと同じで、子どもは楽ですけど、成長しませんよね。
だから、そろそろ普通の状態に戻して、日本経済が“自力で立てる”ようにしよう、というのが狙いなんです。

そしてふたつ目。
日銀が抱えているETFの量が、もうあまりに巨大になってしまったんですね。
世界でもトップクラスの「ETF大株主」になってしまっていて、さすがにこのまま永遠に持ち続けるわけにはいかない。
つまり、“いつかは売らなきゃいけない宿題”を抱えていたんです。
それを「今から段階的に片付けていこう」という流れなんですね。

要するに、日銀は「特別支援を少しずつ卒業していこう」っていう方針に切り替えてきているわけです。

株価への影響

気になるのは、「日銀がETFを売ったら株価ってどうなるの?」ってところですよね。
ここは初心者の方が一番ドキドキするポイントだと思います。

まず、短期的な影響です。
単純に考えて、株を大量に売る人が現れたら、需要と供給のバランスで株価は下がりやすくなりますよね。
だから「日銀が売る=株価が下がるかもしれない」というイメージは間違いではありません。
ただし、ここでポイントなのは“段階的に”売却していくということ。
ドサッと一気に手放すわけじゃなく、マーケットがパニックにならないように調整しながら進めるんです。

なので、中期から長期で見れば「暴落するリスクは小さい」と言えます。
むしろ、「あ、日銀に頼らなくても日本株ってちゃんと自分の力で動くんだな」っていう流れに変わっていく可能性があるんです。

これってたとえるなら、いままで補助輪付きの自転車に乗っていた子どもが、そろそろ補助輪を外して自力で走り出すみたいなイメージ。
最初はちょっとグラつくかもしれないけど、慣れてしまえば安定して走れるし、その方が健全なんですよね。

だから僕たち投資家としては、「短期の値動きに一喜一憂するよりも、長期で市場が強くなる流れを見ていこう」っていうスタンスが大事になってきます。

投資初心者が気をつけること

ここまで聞いて「やっぱり株価が下がるのかな…不安だな」って思った方もいると思います。
でも大事なのは、ニュースを見て慌てて行動しないことです。

よくあるパターンが、「下がりそうだから、今のうちに全部売っちゃおう!」っていう焦りの売り。
でも、こういう時こそ落ち着いて考えるのが大事なんです。
なぜなら、日銀の売却は段階的に行われるので、一気にドーンと暴落する可能性は低いからです。

それに、皆さんがNISAで投資を始めたのも「長期投資で資産を育てる」ためですよね。
短期の値動きに振り回されずに、積み立てや長期保有はそのまま続けて大丈夫です。

むしろ、もし株価が一時的に下がったら「買い場」になる可能性だってあります。
セール中のお菓子みたいに、普段より安く買えるチャンスになるかもしれないんです。

だからこそ、初心者の方にお伝えしたいのはこの3つ。

  • ニュースで不安になって慌てて売らないこと

  • NISAや長期投資は継続してOK

  • 下がったら逆に買い場になる可能性もある

この3つを意識しておくだけで、余計な失敗はかなり減らせます。

 

まとめ

ということで今日は「日銀がETFを売却する」というニュースについてお話ししてきました。

ポイントを整理すると――

  • 日銀は景気を支えるために大量のETFを持ってきた

  • でも、これからは金融政策を普通の状態に戻すために、少しずつ売却を始める

  • 短期的には株価が揺れるかもしれないけど、長期的には市場が健全化する流れになる

  • 投資初心者は慌てて売らず、長期投資を続けるのが基本

こんな感じでしたね。

つまり、ニュースに一喜一憂する必要はありません。
むしろ「市場が自力で強くなる」って考えたら、長期投資家にとっては前向きなニュースとも言えるんです。

大事なのは、目先の株価じゃなくて、10年後20年後に資産をどう育てていくか。
投資はマラソンですから、焦らずコツコツやっていきましょう。

 

今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

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