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コマツ【6301】安定した配当と財務体質!コマツ株の魅力を掘り下げる。2025年3月期第3四半期の決算

こんな方におすすめ

  • 安定した収入源を求めている人
  • 投資知識の向上をしたい人
  • 投資判断の材料が欲しい人

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投資の旅を一緒に楽しみましょう!

 

  1. 企業概要:企業の基本情報や事業内容を紹介
  2. 決算概要: 対象企業の決算のキーポイントを簡潔に紹介
  3. 株価と配当:過去の傾向と推移を見る
  4. 財務:資金について確認
  5. まとめ: 全体の要約
    と言う流れでお話ししたいと思います^ ^

安定した収入源を求めている人、投資知識の向上をしたい人、投資判断の材料が欲しい人の参考になれば幸いです

 

1、コマツの企業概要

企業の特徴

  • 世界2位の建設機械メーカー
    • 主力製品:油圧ショベル、ブルドーザ、ダンプトラック、ホイールローダーなど
    • 鉱山機械やフォークリフト、環境リサイクル機械も手がける
  • 技術・強み
    • 遠隔管理システム「KOMTRAX」で機械の稼働状況をリアルタイム監視
    • IoT活用の「スマートコンストラクション」で建設業の効率化を推進
    • ICTを活用した自動制御機能付きの建設機械を開発
  • 成長戦略・M&A
    • 2016年:米ジョイ・グローバルを買収し、鉱山機械事業を強化
    • 2021年:NTTと合弁会社「EARTHBRAIN」設立し、建設向けデジタルソリューションを開発

2、決算概要

  • 売上高:2兆9,573億円(+5.8%)
    → 「売上は伸びたぞ!でもみんなが思っているほど爆伸びではないよ!」
  • 営業利益:4,661億円(+2.8%)
    → 「お金は儲かってる。でも、コストがじわじわ効いてきて、そこまで伸びてない!」
  • 税引前利益:4,282億円(▲0.5%)
    → 「売上は増えたのに、税金前の利益が微減…どこかで何かが食われてる!?」
  • 最終利益(純利益):3,101億円(+1.9%)
    → 「ギリギリで前年を超えた!社長のドヤ顔、少し控えめ?」

為替が神風!…でも実はバランス悪し

コマツは円安のおかげで売上は増えたけど、実際には売る量(物量)は減少。
円安ブーストがなかったら、「売上成長って何それ?」状態だった可能性も。
「円安頼みの成長って、地に足ついてるのか…?」

2. 建設機械は横ばい、鉱山機械がヒーロー

  • 建設機械・車両部門:売上 2兆7,484億円(+4.7%)、利益 4,250億円(▲1.1%)
    • 「建設機械の売上はそこそこだけど、利益は減っちゃった!コスト増が痛い!」
  • 鉱山機械が頑張ってくれたけど、建設機械だけだったら業績はイマイチだったかも?
    • 「掘ってナンボ!掘削機ありがとう!!」

3. 産業機械部門がまさかの大逆転劇!?

  • 売上:1,467億円(+11.6%)
  • 利益:151億円(前年同期比 2.6倍!!)
    → 「えっ!?一番小さい部門が急に大きく伸びてる!?」

    • 自動車産業向けのプレス機械や半導体産業向けレーザーのメンテナンスが復活!
    • 「まさか半導体ブームの波に乗るとは思わなかった…!」

4. リテールファイナンス(金融部門)が意外に健闘

  • 売上:920億円(+23.2%)
  • 利益:218億円(+16.6%)
    → 「機械より、お金貸す方が儲かるんじゃね?」

投資家向け総括

ポジティブ要因

  • 売上は増加、最終利益もなんとか増加
  • 為替(円安)が強力サポート
  • 鉱山機械が好調、産業機械も意外と強い

ネガティブ要因

  • 建設機械は実質横ばい&利益減少
  • 税引前利益は前年割れ…
  • 物量は減少傾向で、円安に頼りすぎ

💡 結論 「コマツは強いけど、円安ブーストがなくなるとどうなるか…?」
「建設機械が復活しないと、成長エンジンが足りない!」

→ これからの課題は"円安なしでも成長できるか?"

通期の業績推移

  • 売上高:3兆9,880億円(+3.2%)
    → 「じわじわ増えるけど、爆発的な成長ではないよ!」
  • 営業利益:5,730億円(▲5.6%)
    → 「あれ?売上増えてるのに利益減るの??」
  • 税引前利益:5,320億円(▲7.6%)
    → 「ちょ、利益さらに減るじゃん!為替の魔法も効かない?」
  • 最終利益(純利益):3,760億円(▲4.4%)
    → 「円安頼みの利益増はそろそろ限界…?」

売上は増えるのに、利益は減る謎の現象

普通、売上が増えたら利益も増えるはず。
でもコマツの場合は…「売上は増えるけど、利益は減る!」
→ 「何で!?どこにお金が消えてるの!?鉱山機械の穴に埋めた!?」

答えはシンプル。
物量は減少:「売る量は減ったけど、価格上げてカバーしただけ」
コスト増加:「原価や固定費がジワジワ重くなってる…」
構成比の影響:「儲かる製品が減って、利益率低めの製品が増えた」

「コストカット頑張ってるのに、利益が減る…!経営陣の胃もたれ必至!」

鉱山機械頼みの成長戦略

建設機械はパッとしないけど、鉱山機械が頑張ってくれてるのがコマツの現状。
「掘ってナンボ!鉱山機械が売れないとヤバい!」

ただし、鉱山機械は好調でも、景気が悪くなると真っ先に影響を受ける。
「もし景気後退したら…?鉱山ストップで売上ガタ落ちの未来がチラつく…!」

投資家向けまとめ

良い点

  • 鉱山機械はまだまだ頑張ってる!
  • 為替(円安)がまだ味方してくれる!
  • 産業機械部門が意外な救世主に!?

不安な点

  • 物量が減ってるのに、価格でカバーする戦略はいつまで持つ?
  • コスト増で利益がジリジリ減少中…
  • 為替頼みの経営がバレてきてる!?

💡 結論 「売上は増えるけど、利益が減るという"どんぶり勘定"状態」
「鉱山機械が支えなきゃ、利益が減る流れは止まらない!」

コマツの未来は"鉱山機械の好調"と"円安の持続"次第!

 

3、株価と配当

株価推移

現在の株価:4,736円(前日比 +174円、+3.81%)
「おお、調子いいね!でも昨日急に上がっただけで、これが本当の実力かは誰もわからない!」

  • 最高値(7/17):5,131円
    → 「夏場に全力で登ったけど、そこからすべり台状態。暑すぎてバテた?」
  • 最安値(2020年3/19):1,507円
    → 「コロナショックの時は半分以下。地面スレスレだった!」
  • 最近の動き
    3,500円~4,500円でうろうろしていた株価が、ようやく4,700円台に戻る。「今度こそ、5,000円台を超えるぞ!…かもしれない!」

PER(株価収益率):11.6倍

「株価が割安か割高かを見る指標だよ!」

  • コマツのPERは11.6倍。これは、**「1株あたりの利益を約12年で回収できるよ」**って意味。
  • 日本株の平均は15倍前後だから、「コマツは比較的割安!」

PBR(株価純資産倍率):1.40倍

「会社の純資産と株価のバランスを見る指標!」

  • 1.40倍は「株価が会社の純資産の1.4倍」ってこと。
  • 一般的に1倍を下回ると割安、3倍以上だと割高って言われる。
    → 「まあまあのバランス。でも、資産価値だけならもう少し安くてもいいんじゃない?」

配当利回り:3.53%

「銀行に預けるよりマシ!?」

  • コマツの利回りは3.53%。配当金167円を考えると、普通預金の金利とは比べ物にならない。
  • 日本の平均利回り(約2%)より高めだから、配当狙いの投資家には魅力的!

5,000円超えが夢のまた夢にならないように、経営陣、頑張って!

配当

2025年3月期の配当金

  • 年間配当金予想167円/1株
    → 前期と同額。つまり、「配当金据え置き」です!
    「増やしてほしい!でも減らさないだけマシか…」と、株主たちの心情が垣間見える結果に。
  • 中間配当83円(すでに支払い済み)
  • 期末配当予想84円
    → 最後の1円に「これで満足してくれ!」という経営陣の微かな意図を感じます。

配当性向:40.1%

「配当性向とは、会社の利益のうちどれだけを株主に還元しているかを示す数字!」

  • コマツは、利益の約40%を株主に還元しています。
  • 日本企業の平均配当性向は約30%なので、「コマツは還元率高め!」
    → 「株主への優しさ…意外とあるじゃん!」

4、財務

自己資本比率

  • 52.8%(2024年度4-12月期)
    → 「半分以上が自己資本!安定感抜群で、倒産しにくい健全な財務体質!」
    「まるで、しっかり貯金してる家計!借金で首が回らない企業とは大違い!」
  • 前期の**53.8%**から若干低下。
    → 「1%減ったのは、資産を増やしつつも借金も少し増えたから。でも心配するほどではない!」

剰余金(利益剰余金)

  • 2兆4,159億円(2024年度実績)
    → 「剰余金っていうのは、過去の稼いだ利益の貯金!コマツの財布には余裕がたっぷり!」
  • 剰余金は増加傾向で、安定した利益を積み上げている。
    → 「配当金を払いながらも、まだ貯め込んでる。これがコマツの財務の強み!」

有利子負債倍率(Debt-to-Equity Ratio)

  • 0.42倍(2024年度3月期)→ 減少中!
    → 「借金が自己資本の半分以下。つまり、めちゃくちゃ安全!」
  • 倍率が低いほど健全な財務状態を示すので、投資家も安心して株を持てる。

財務全体の解説

  1. 安定性のある財務体質
    「コマツは自己資本比率も高く、剰余金も豊富!家庭でいうと"貯金もあって家計も安定してるお手本家族"!」
  2. 若干の不安材料も?
    自己資本比率が微減しているのは気になるが、まだ50%を超えているので深刻ではない。
    「ほんの少し無駄遣いしたくらいで、家計が揺らぐレベルじゃない!」
  3. 借金は適度に抑えられている
    有利子負債倍率が0.5倍以下は優秀!銀行からの信頼も厚い。
    「借金しても返済能力がある優等生。ローンの審査で100%通るタイプ!」
  • 超優等生!自己資本が充実していて、借金は最小限。剰余金もしっかり積み上げ、倒産リスクは非常に低い。
  • 投資家にとって「安心して持てる株」の1つと言える。
  • 「こんなに安定してるのに、配当金もう少し増やしてくれてもいいんじゃない?」という株主の声が聞こえてきそう…。

 

5、コマツのまとめ

第3四半期累計業績(2024年4月~12月)

  • 売上高:2兆9,573億円(前年同期比 +5.8%)
    → 鉱山機械や産業機械が好調。円安が売上を後押し。
  • 営業利益:4,661億円(+2.8%)
    → コスト増が利益を圧迫し、伸びは限定的。
  • 最終利益:3,101億円(+1.9%)
    → 為替の影響でかろうじて前年を超えた。
  • セグメント別の動き
    • 建設機械・車両:売上 2兆7,484億円(+4.7%)/利益 4,250億円(▲1.1%)
      → 販売量は減少、価格改善と円安でカバー。
    • 産業機械:売上 1,467億円(+11.6%)/利益 151億円(2.6倍!)
      → 自動車産業向けプレス機械や半導体産業向けメンテナンスが好調。
    • リテールファイナンス:売上 920億円(+23.2%)/利益 218億円(+16.6%)

通期業績予想(2025年3月期)

  • 売上高:3兆9,880億円(+3.2%)
    → 鉱山機械が売上をけん引しつつも、成長は緩やか。
  • 営業利益:5,730億円(▲5.6%)
    → コスト増と物量減の影響で減益見通し。
  • 最終利益:3,760億円(▲4.4%)
    → 増益ペースが続かず、減少に転じる可能性。
  • 配当金:年間167円(据え置き)

株価と配当

  • 株価推移
    • 現在値:4,736円(2025年1月31日時点、前日比+3.81%)
    • 過去最高値:5,131円(2024年7月17日)
      → 株価は4,000~5,000円のレンジ内で推移。直近で回復傾向。
  • 配当金
    • 年間配当:167円/1株(中間83円、期末84円予想)
    • 配当利回り:3.53%(2025年1月31日時点)
      → 安定した配当金と高利回りで、配当狙いの投資家に魅力的。

財務状況

  • 自己資本比率:52.8%(2024年12月時点)
    → 安定感があり、倒産リスクが低い健全な財務。
  • 剰余金:2兆4,159億円
    → 利益を着実に積み上げる堅実な経営。
  • 有利子負債倍率:0.42倍(2024年3月期)
    → 借金が少なく、財務の安全性が非常に高い。

コマツは、安定感のある業績と財務体質を持つ企業です。
鉱山機械や産業機械が成長を支え、円安も業績を後押ししています。
ただし、建設機械部門の伸び悩みやコスト増が課題です。
株価は安定しつつも配当利回りが高めで、長期的な投資に適した銘柄と言えます。
今後の成長には、物量の回復や新規事業のさらなる拡大がカギとなるでしょう。

今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)

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