こんな方におすすめ
- 安定した収入源を求めている人
- 投資知識の向上をしたい人
- 投資判断の材料が欲しい人
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安定した収入源を求めている人、投資知識の向上をしたい人、投資判断の材料が欲しい人の参考になれば幸いです
Contents
このブログでわかること
- ザ・パックってどんな会社?事業・業績をわかりやすく解説
- 2025年12月期の株主優待(QUOカード)と配当金の実績
- 【重要】2026年2月に発表された株主優待廃止の詳細とスケジュール
- 廃止後の新・株主還元方針と、今後の投資判断のポイント
「株を持っているだけでQUOカードが届く…?」と半信半疑だった方も、「もう知ってるよ!」という株主優待マスターの方も、ぜひ最後まで読んでいってください。
今回は**ザ・パック(3950)**について、投資体験をもとにリアルにまとめます。
ザ・パック株式会社(3950)とはどんな会社?
ザ・パック株式会社は、大阪市東成区に本社を置く商業包装材の最大手メーカーです。
東京証券取引所プライム市場に上場しており、証券コードは 3950 。
会社のパーパス(存在意義)は、「パッケージを通して社会を豊かに、人を笑顔に」。
今回届いたQUOカードにもこのフレーズがプリントされていました。 「パッケージで人を笑顔に」の会社が株主にも笑顔を届けてくれる、なかなか粋な話です。
実は超身近!毎日の生活に溶け込むパッケージたち
「パッケージメーカーと言われても…」と首をかしげる方も多いかもしれませんが、実は私たちの生活のあちこちにザ・パックの製品が潜んでいます。
- コンビニやアパレルショップでもらう紙袋・手提げ袋
- ケーキ屋さんや和菓子屋さんのギフトボックス・紙箱
- 通販の荷物をしっかり守る段ボール
- スーパーで食品を包むポリ袋・フィルム包装
- 紙おむつやナプキンに使われる化成品素材
「あれもこれもザ・パック!?」という感じで、意識し始めると生活の中で探したくなります。
特に紙袋の国内シェアはNo.1。高級百貨店や人気ブランドの紙袋も手がけており、「袋の世界にも王者がいる」ことを知ると、なんだか株主になった甲斐を感じます。
3つの事業セグメント(比率は目安)
| セグメント | 主な製品 | 売上比率(目安) |
|---|---|---|
| 紙加工品事業 | 紙袋・手提げ袋・紙箱・印刷紙器・段ボール | 約60% |
| 化成品事業 | ポリ袋・フィルム包装・紙おむつ用素材など | 約20% |
| その他事業 | EC向け包装材・物流関連など | 約20% |
※セグメント比率は決算資料をもとにした概算です。
近年は「脱プラ」トレンドで紙製品へのシフトが加速しており、EC(ネット通販)の拡大による包装需要増も追い風。
まるで時代が「ザ・パック、頼む!」と言っているかのような環境です。
会社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 3950 |
| 上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場 |
| 本社所在地 | 大阪市東成区・東京都渋谷区(2拠点) |
| 決算期 | 12月末(年1回) |
| 資本金 | 約25億5,300万円 |
| 連結子会社 | 8社 |
2025年12月期の業績(連結)
| 項目 | 金額 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 約1,031億円 | +1.6% |
| 営業利益 | 約72億円 | 減益 |
| 経常利益 | 約75億円台 | 減益 |
売上高1,000億円突破で増収は達成!ただし営業利益は減益。積極的な設備投資と原材料コストが響いた形です。「今は種まきの時期」と前向きに捉えましょう。2026年12月期は増収増益を見込んでいるとのこと、復活に期待です。
2025年12月期の株主優待を実際にもらってみた!
ザ・パックの優待内容(2025年12月期時点)
ザ・パックの株主優待は、100株以上保有していると年2回受け取れます。
| 権利確定月 | 優待内容 | 条件 |
|---|---|---|
| 6月末日 | 図書カード 500円相当 | 100株以上 |
| 12月末日 | QUOカード 1,000円相当 | 100株以上 |
年間合計で1,500円相当。「少ない!」と思うかもしれませんが、100株保有しているだけで毎年届く優待はやはり嬉しいもの。
QUOカードはコンビニ・ドラッグストア・書店など幅広く使えますし、図書カードも本・雑誌購入に使えて実用的です。
実際に届いたもの
今回届いたのが、2025年12月末を基準日とする QUOカード 1,000円分です。
📬 封筒に「株主ご優待」と書かれた台紙と一緒に入っていました。 カードのデザインは満開の桜の写真で、春らしくてとても素敵。 「パッケージを通して社会を豊かに、人を笑顔に」の文字も入っており、 たしかに受け取った私は笑顔になりました(パーパス達成)。
コンビニでコーヒーを買うのに使っても良いし、贈り物として活用しても様になります。
「株主優待って投資のご褒美感があっていいな」と改めて実感した一枚でした。
2025年12月期の配当金(特定口座)
今回の受取額(タグの場合)
今回、2025年12月期の期末配当として 2,500円(特定口座:税引き前) を受け取りました。
ここで大事な補足を一つ。
⚠️ この金額は「筆者の保有株数・税区分」による個人の受取額です。 配当金は1株あたりの金額×保有株数で計算されるため、保有株数が違えば受取額も当然異なります。「私も同じ銘柄を持っているのに2,500円じゃなかった!」というツッコミはご容赦を(笑)。
特定口座(源泉徴収あり)の場合、配当金は受け取り時に所得税・住民税合計で約20.315%が自動で源泉徴収されます。
つまり受け取る金額はすでに税引後。確定申告不要で手軽なのが特長です。
💡 特定口座(源泉徴収あり)とは? 証券会社が税計算・納税を自動でやってくれる便利な口座。 「確定申告?そんな面倒なことはお断り!」という初心者にもやさしい仕組みです。
筆者の年間受取合計(試算)
| 種類 | 金額 |
|---|---|
| QUOカード(12月優待) | 1,000円 |
| 配当金(期末・税引前) | 2,500円 |
| 合計 | 約3,500円 |
繰り返しになりますが、優待額は保有株数によらず100株以上なら一律ですが、配当金は保有株数次第で変わります。この試算はあくまで筆者の場合の参考値です。それでも「保有しているだけで年間4,000円前後のリターン」という感覚は伝わるかと思います。
【重要】株主優待制度の廃止が決定!いつまでもらえる?
廃止発表の概要
2026年2月13日、ザ・パックは取締役会において 株主優待制度の廃止 を正式に決定・発表しました。
「QUOカード、ありがとう。君とはここまでだ」という悲しいお別れではありますが、ただの別れではありません。「廃止の代わりに、もっと大きなものを返す」という宣言が同時に出されています。後ほど詳しく解説します。
ちなみに、ザ・パックの株主優待は一定の成果を上げたとして、IR文書でも「株主数の増加および当社認知度向上への寄与等、一定の成果が得られた」と評価されています。優待制度よ、あなたはちゃんと役目を果たしたよ…!(泣)
廃止スケジュール(カウントダウン)
| 基準日 | 優待内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 2026年6月末 | 図書カード 500円 | ⚠️ 最後の6月優待 |
| 2026年12月末 | QUOカード 1,000円 | ⚠️ 最後の12月優待 → これをもって廃止 |
| 2027年6月末以降 | なし | 廃止済み |
2026年12月31日時点で100株以上保有していれば、最後のQUOカード(1,000円)を受け取れます。 「最後の晩餐(QUOカード)」を逃さないよう、スケジュールはしっかり頭に入れておきましょう。
廃止の理由:「全員に公平に返したい」
公式発表には次のように記されています。
「株主の平等性確保の観点から公平な利益還元の在り方を検討した結果、配当等による利益還元に集約し、株主優待制度を廃止することといたしました」
ポイントは「株主の平等性」というキーワードです。
株主優待は主に日本在住の個人投資家が恩恵を受けますが、海外の機関投資家や外国人株主には基本的に届きません。
また「QUOカードをよく使う人・ほとんど使わない人」では受け取れる価値も異なります。
この「不公平感」をなくすため、配当・自社株買いという全株主が平等に受け取れる形に集約するのが、昨今の優待廃止ブームの背景です。「みんな仲良く平等に」というわけですね。
廃止後の株主還元は大幅に強化!新・還元方針を解説
新・中期経営計画(2026〜2030年)の株主還元方針
廃止と同じ日(2026年2月13日)に、ザ・パックは新たな中期経営計画を発表しました。 その内容を見ると、「優待がなくなる分、別の形でしっかり返します」という意気込みが伝わってきます。
| 項目 | 変更前(旧中計) | 変更後(新中計) |
|---|---|---|
| 配当性向目標 | 35%以上 | 40%(累進配当) |
| 自己株式取得 | 2年間で20億円(年10億円上限) | 5年間で100億円(年20億円目安) |
| 総還元性向目標 | 50% | 70% |
ポイント①「累進配当」=配当を下げない宣言
累進配当とは「一度上げた配当は、原則として下げない」という方針です。 「景気が悪くなったら配当カット」という心配が薄まるのは、長期投資家にとってかなり嬉しいポイント。「配当は増えるか維持されるかのどちらか」という安心感があります。
「じゃあずっと上がり続けるの?」と思った方、さすがに業績次第ではありますが、少なくとも「理由もなく下げる」という選択肢を自ら封じている点で、投資家への誠実さが伝わります。言うなれば「配当は上げるのが当たり前」という文化を会社として宣言した形です。
ポイント②「自社株買い」の倍増
自己株式取得(自社株買い)は、会社が自分の株を市場から買い戻す行為です。
メリットは2つ。 発行済み株数が減るので1株の価値が上がること(EPS向上)、そして会社が積極的に買うことで株価の下支えになること。「会社が自分の株を信じて買い戻している」というのは投資家にとって心強いシグナルでもあります。
旧中計(年10億円上限)から新中計(年20億円目安)へと倍増されており、本気度が伝わります。
ポイント③「総還元性向70%」という高水準
総還元性向とは、純利益のうち配当+自社株買いの合計が占める割合のことです。 50%→70%へと一気に引き上げ。「稼いだ利益の7割を株主に返す」という宣言は、日本の上場企業の中でもかなり手厚い部類に入ります。
試算:優待廃止分は配当で取り戻せる?
100株保有で失う優待は年間1,500円(QUOカード1,000円+図書カード500円)。 一方で配当性向が上がり、累進配当+自社株買いの効果も加わることで、中長期的に見れば優待廃止分を上回るリターンを配当で得られる可能性は十分にあります。 もちろん業績次第ではありますが、方向性としてはポジティブです。
まとめ:ザ・パックは「優待廃止銘柄」ではなく「還元強化銘柄」
QUOカードの桜デザインとお別れになるのは寂しいですが、ザ・パックの今回の動きは「優待を取りやめて終わり」ではなく、還元の方法をアップグレードするという判断です。
ザ・パック(3950)の投資チェックポイント
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 📦 事業 | 紙袋・包装材の国内最大手。売上高1,000億円超の安定企業 |
| 💰 配当 | 累進配当40%。増配の継続性に期待 |
| 🛒 自社株買い | 5年で100億円(年20億円目安)と大幅拡大 |
| 📈 総還元性向 | 70%という高水準。株主意識の高さを示す |
| 🎁 優待 | 2026年12月末分(QUOカード1,000円)を最後に廃止 |
| ⚠️ 注意点② | 配当金・利回りは保有株数や税区分によって異なります |
| 📊 業績 | 2025年12月期は増収・一時的減益。2026年12月期は増収増益見込み |
保有継続か?売却か?判断の軸はここ
持ち続ける理由がある場合
- 廃止と同時に増配・自社株買い強化が発表されている(今回がそれ)
- 業績が安定・成長しており、配当増が期待できる
- 紙袋シェアNo.1という長期的な競争優位性を評価している
見直しを検討する場合
- 優待目的のみで保有していて、配当・業績面の魅力が薄く感じる
- 優待廃止後の株価上昇が利確のチャンスと判断できる
- ポートフォリオ全体のバランスを調整したい
投資の動機は人それぞれです。「優待でQUOカードがもらえるから」という動機も立派ですが、優待廃止を機に「この銘柄の本質的な価値はどこか」を改めて考えてみるのも面白いと思います。
最後の優待(2026年12月末)まであと約1年。
「さよならQUOカード、ありがとうQUOカード」と感謝しつつ、ザ・パックの次のステージも見守っていきたいと思います!
もし「株主優待ってどんなもの?」と気になっている方がいれば、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
そして「株主優待制度の廃止」というニュースを見たとき、「廃止=悪いこと」と短絡的に判断せず、その代わりに何が変わるのかを確認するという習慣を身につけると、投資の見方がぐっと広がります。ザ・パックはそれを考えるのにうってつけの事例でした。
⚠️ 免責事項 本記事は個人の株主体験をもとにした情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を勧誘・推奨するものではありません。記事内の受取額・数値はすべて筆者個人の事例であり、読者の結果を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。株式投資にはリスクが伴います。
参考情報
- ザ・パック株式会社 公式サイト:https://www.thepack.co.jp/
- 証券コード:3950(東京証券取引所 プライム市場)
- 株主優待廃止・株主還元方針変更のIR発表日:2026年2月13日
今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)