こんな方におすすめ
- 安定した収入源を求めている人
- 投資知識の向上をしたい人
- 投資判断の材料が欲しい人
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安定した収入源を求めている人、投資知識の向上をしたい人、投資判断の材料が欲しい人の参考になれば幸いです
Contents
セイコーエプソンの企業概要
🖨️ セイコーエプソン(6724)ってどんな会社?
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プリンタの王者、だけじゃない!
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家庭用プリンタでおなじみだけど、実は「産業用ロボット」「プロジェクター」「スマートアイウェア」なども手がける“精密機器の総合商社”的な顔も。
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「エプソンといえば年賀状印刷」なイメージの方、時代はもう工場や医療現場にも進出してますよ。
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時計から始まった“超”精密企業
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ルーツは1942年の「大和工業」、つまりセイコーの腕時計づくりからスタート。
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時を刻む技術から、インクを正確に落とす技術へ…ってロマン感じません?⌚→🖨️
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世界で戦うグローバル企業
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売上の約8割が海外。アジア・欧州・北米と地球をフルカバー🌍
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最近は米国関税の影響もモロに受けて「プリンタで汗かく」状態。為替も気にしてます。
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脱・使い捨ての“環境型プリンタ”へ進化中
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インクジェットプリンタでは“カートリッジいらず”の「エコタンク」モデルを拡大中。環境配慮もビジネスに。
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サステナビリティの波に、ちゃんと乗ってるタイプの企業です🌱
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景気敏感株?ディフェンシブ株?
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分類すると…ズバリ『景気敏感株』です!
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景気が良いと「印刷もロボも売れる」、悪いと「企業もプリンタ更新控える」。要は景気と一緒に上下するタイプ。
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つまり、投資家の心も一緒に上下しがち。でも、それも株式投資の醍醐味…ですよね?
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決算概要
🧾 セイコーエプソン 2025年3月期 決算まとめ(前年比つき)
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📈 売上高:1兆3,629億円(+3.7%)
→ 世界中で「まだまだ紙、刷ってます!」状態。
家庭用も業務用もじわじわ好調。さらに、円安が“追いインク”してくれました。 -
💰 営業利益:751億円(+30.5%)
→ 前年が“紙詰まり状態”だったので、今年はスムーズに印刷できました。
販管費カット&コストダウンで、しっかり黒インクの世界へ🖨️ -
🌍 経常利益:784億円(+11.8%)
→ 本業外もわりと調子よし。
為替差益など、いわば「おつりで儲けた」的なサプライズ収益もちらほら。 -
🏁 最終利益:552億円(+4.9%)
→ 「経費削って、稼いで、最後はしっかり税金払いました」って感じ。
税負担もあって利益の伸びは控えめだけど、ちゃんと黒字でゴールイン🏅
💡 ひとことで言えば…
「地味だけど、仕事はちゃんとしてる“堅実サラリーマン型プリンタ”」な決算でした。
🔮 セイコーエプソンの2026年3月期 通期業績予想(前年比)
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売上高:1兆3,200億円(▲3.2%)
→ “刷っても刷っても儲からない!?”状態に。
商業・産業用は好調見通しだが、家庭用プリンタの需要がやや一服。しかも、米国の関税負担が80億円の重しに…。プリンタにとってアメリカは、ちょっと冷たい。 -
営業利益:630億円(▲16.1%)
→ 為替や関税の逆風で、「出力」よりも「出費」が目立つ予想。
販売台数減や価格競争もあり、「紙詰まり」じゃないけど“利益詰まり”感。 -
経常利益:590億円(▲24.7%)
→ 為替差益などの「ボーナス」的な利益も減少見通し。
おまけに金融環境も落ち着いてきており、“外部からのご祝儀”は望み薄🎁 -
最終利益:410億円(▲25.7%)
→ 「純利益は正直者」とはよく言ったもので、実力がストレートに出てます。
税金もしっかり払って、手元に残るのはちょっとスリムな数字に。
💬 ひとこと総評:
「2025年は攻めた、2026年は守る。守りながらもインクは切らさない、そんな年。」
景気や為替の影響をもろに受けるエプソンらしい、“景気敏感プリンタ”の宿命がにじんだ見通しです。
⚠️ 2026年3月期予想 ― ここが“紙詰まり”ポイントかも?
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🎢 為替ジェットコースター
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円高に振れると海外売上の円換算がスリム化。
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プリンタは高速でも、利益は“スロー印字”になりかねません。
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🚧 アメリカ発・関税クラッシュ
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既に見込んでいる80億円の追加コストが“増刷”されたら?
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エプソンのインクよりトランプタワーのインクのほうが濃かった――なんて笑えません。
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📉 “紙レス”加速のブレーキ痕
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オフィスも家庭も「PDFで済むじゃん」ムード。
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年賀状文化みたいに、プリンタ需要も“干支替わり”で激変するリスク大。
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🔧 部材・物流の“ねじれ”コスト
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半導体や電子部品の供給遅延、海運運賃の急騰が再燃すると、
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印刷前にコストが真っ赤…まさに“赤字インク”の恐怖。
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🤖 ライバルの“値下げミサイル”
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中国勢ほか低価格プリンタ大攻勢 → 価格競争で利益が蒸発。
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“エコタンク”のインクが減る前に、エプソンの“利益タンク”が減らないよう要警戒!
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💡 まとめ
プリンタは「用紙とインク」だけじゃなく、「為替・関税・需要・部材・競合」という5色のリスクでも刷り上がります。色ムラ(=業績ブレ)にご用心!
💡セイコーエプソンの収益性:これで“稼ぐ力”が丸わかり!
1. 🧾 営業利益率(本業のもうけ率)
年度 | 営業利益率 |
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2024年3月期 | 4.38% |
2025年3月期 | 5.51% ← 改善! |
2026年3月期(予) | 4.77% ← ちょっと後退… |
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2025年は「コスト削減+売上回復」で“高画質な利益”を実現。
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2026年は関税などの圧力でインクが少し薄まる見通し。
🎯 目安:製造業で5%を超えれば優秀な部類。なので2025年はプリンタも利益も“くっきり印刷”。
2. 📈 ROE(自己資本利益率)
年度 | ROE |
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2024年3月期 | 6.84% |
2025年3月期 | 6.83% |
2026年3月期(予) | 5.09% |
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自分の資本でどれだけ効率よく利益を出せたかの指標。
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7%に届かず、“まずまず”のレベル。ただし、2026年はインク切れ気味の下振れ。
🧠 目安:日本企業では8%以上が目標ラインと言われます。
産業構造や資本コストによって適正水準は異なりますが、8%未満では「資本効率が不十分」と見なされやすい傾向です
3. 🏦 ROA(総資産利益率)
年度 | ROA |
---|---|
2024年3月期 | 3.82% |
2025年3月期 | 3.85% |
2026年3月期(予) | 2.82% |
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会社が持ってる“全部の資産”を使って、どれくらい儲けているか。
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こちらも2025年はまずまず。でも2026年はやや色あせた印象。もうちょいトナー補充が必要かも。
📌 目安:3〜5%で“合格ライン”。エプソンは「優等生寄りの普通生」といったところ。
✍️まとめ
セイコーエプソンの収益性は
🖨️ 2025年に“鮮やかに印刷”
📉 2026年に“ちょっとトナー切れ”
でも大崩れはしていません。
「年賀状が少なくても、企業向けで稼ぐ」姿勢が効いています。
株価指標と株主還元
💹 いまのセイコーエプソン株 ざっくり4ポイント(2025年7月10日時点)
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📉 株価:1,859円(前日比▲1.98%)
→ 一時は2,900円超えも経験した“インク大盛り”相場から、現在は1,800円台にダウンロード中。年初来安値からは復活傾向だけど、まだ“フチなし印刷”には至らず。 -
📊 PER:14.5倍
→ 「日本企業の標準印刷設定」といえる水準。高すぎず安すぎず、“カラー印刷中”くらいの安心感。派手さはないけど、バブルでもないので“紙詰まり”のリスクも低め。 -
💰 PBR:0.74倍
→ 企業の純資産よりも株価が安く評価されてる状態=**“部品だけでも価値あるんじゃ?”**という割安ゾーン。プリンタで例えるなら「純正インクより安い互換インク」的な魅力。 -
💵 配当利回り:3.98%
→ 配当は厚め。“印刷は高いけど利回りは高い”という、インク代の高さを逆手に取った高配当っぷり。株価が下がってるからこそ、利回りはたっぷり出ています。
🖨️ 総まとめ:
いまのエプソン株は「お値段控えめ、でも配当しっかり、地味だけど実力派」な感じ。
プリンタと違って“紙切れ”にはなりませんが、景気や為替次第で“色ムラ”も出ますので、取り扱いは慎重に📄
💸 セイコーエプソンの配当“インク残量”チェック(年間1株当たり・期末基準)
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🚀 2013→2015:10円→57.5円へ “倍速プリント”時代
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業績回復を背景に、わずか2年で 約6倍 にジャンプアップ。
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社内では「インク節約モード解除!」とでも言ったとか言ってないとか。
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🛫 2016→2022:60~62円で“巡航飛行”
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7期連続でほぼ横ばい。
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プリンタで言えば 「自動両面印刷を延々ループ」 している感覚。
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安定配当を掲げる経営方針どおり、“紙詰まり”なく淡々と給付。
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📈 2023:72円へ+10円(+16%)の増配
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営業利益の復調&キャッシュ余力を背景に、“一段濃いインク” へトーンアップ。
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株主は思わず「おっ、写真用紙モード⁉」と歓声。
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🖨️ 2024~2026(予):74円で据え置き
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2024年に+2円上積みし、以降は “色あせないフォト光沢紙” のごとくキープ。
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2026年は利益予想がやや薄めでも 配当は死守 する見込み(想定配当性向は50%台)。
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💡 まとめ — “減配しないマン”
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過去10年で配当ゼロリセットなし・基本右肩上がり。
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とはいえ 74円固定は 「インク残量 100%表示だけど実は70%」 みたいな安心感と油断が同居。
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業績が紙詰まりを起こせば、次の増配カートリッジ装填は先送りの可能性もある点は要チェック!
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投資初心者への一言
“インク”と同じで 「増配=補充コスト」 がかかります。
利益という液体が十分に満たされているか、プリンタ(会社)のタンク容量をときどき確認しよう!
株主還元方針
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安定配当が“基本設定”
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通期1株配当は 74円(現行予想)をベースに、「減配しない・出来れば増配」スタンスを継続セイコーエプソン説明資料
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中期ターゲットは 連結配当性向40%程度
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利益が増えれば増配、減っても“40%ライン”を守って配当を出す――プリンタで言えば「用紙が減っても白紙排出はしない」方針セイコーエプソン説明資料
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自己株式は“機動的に買って、さっと焼却”
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2024年度に 約300億円 分を取得・消却済み。今後も「株価水準・資金余力を勘案して必要に応じ実施」と宣言セイコーエプソン説明資料
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キャッシュは“投資7:株主還元3”の目安
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成長投資(設備・M&A)を優先しつつ、営業CFの約3割を配当+自社株に回すキャッシュ・アロケーションを公表セイコーエプソン説明資料
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財務健全性は死守
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還元を強めても自己資本比率5割超を維持。要は「インク(資本)が薄くならない範囲で印刷(還元)する」バランス重視型
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財務
🧾 セイコーエプソンの財務状態(2023〜2025年3月期)
✅ 自己資本比率(財務の“安定感”を測るバロメーター)
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2023年:54.2%
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2024年:57.4%(ピーク)
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2025年:55.3%(やや低下)
💬 解説:
「50%超え=財務優等生」とされる中、エプソンは常に安定の“ゴールドプリンタ”級。
2025年は設備投資や自己株取得などの影響でやや下がったけど、まだまだ**“紙詰まりなし”の余裕運転**です。
✅ 剰余金(過去のもうけの“貯金箱”)
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2023年:5,263億円
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2024年:5,570億円
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2025年:5,727億円
💬 解説:
剰余金=会社の“おこづかい残高”。年々しっかり貯まっていて、印刷する前にお金は刷れてます状態。
この積み上げが安定配当や自己株買いの源泉になっています。
✅ 有利子負債倍率(借金への“依存度”チェック)
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2023年:0.32倍
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2024年:0.25倍
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2025年:0.28倍
💬 解説:
1.0倍未満なら“借金控えめ”、0.3倍前後は「ローンの残り少ないマイホームオーナー」くらいの安心感。
金利上昇の時代でも低リスクでやりくり上手な会社です。
🖨️ まとめ
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自己資本比率:盤石な50%超え! → 「プリンタも会社も倒れにくい」
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剰余金:じわじわ増加中! → 「配当のインクが切れる心配なし」
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有利子負債倍率:超低水準! → 「バッテリー残量気にしなくてOKな安心スペック」
投資初心者でも、「エプソンの財務はちゃんとインク詰まってます!」と覚えておけばOKです📄
🖨️ セイコーエプソン 決算のざっくり感想(2025年3月期)
💬 **「地味だけど、しっかり仕事してくる“精密プリンタ型”企業」**という印象です。
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2025年3月期は◎合格点!
→ 営業利益は前年比+30%の回復で、「紙詰まり」だった前年からスムーズ出力に改善。
→ エコタンクなどの高付加価値モデルが効いて、コスト削減もばっちりハマった年でした。 -
でも2026年は▲慎重運転へ
→ 米国関税の80億円負担が痛手で、「紙は出せるけどインクが高い…」みたいな状態に。
→ 利益は一歩後退する予想ですが、配当74円は据え置き=株主への思いやりは維持。 -
財務はインク満タン、借金少なめで安心
→ 自己資本比率55%・剰余金増加・有利子負債倍率0.28倍と、まるで“節電モードの優等生プリンタ”。
🖋️ 総じて:
ド派手な成長株ではないけど、“安定・堅実・高配当”の3点セットが光る良質銘柄。
業績予想が弱めでも、これだけ配当を守れる企業は、なかなかありません。
今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)