オリックス(8591)が、2027年3月期の第1四半期決算を発表しました。
当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比161.8%増の2,808億円。約2.6倍となり、四半期として過去最高を更新しました。
さらに、上期純利益予想は8,400億円、年間配当は187.36円と試算。上限2,500億円の自社株買いも進行中です。
数字だけを見ると、「オリックス、決算書に景気のいい数字を詰められるだけ詰めてきたな」と思いたくなります。
ところが、決算翌日の8月7日の終値は6,336円。前日比177円安、2.72%下落しました。
なぜ、過去最高益と増配試算が示されたのに株価は下がったのでしょうか。
今回の決算では、東芝を通じて取り込むキオクシア株式の売却・評価益が利益を大きく押し上げています。しかも、その一部はオリックスへ現金が入ったわけではない会計上の利益です。
この記事では、投資初心者にも分かるように次の点を整理します。
- 純利益が約2.6倍になった理由
- キオクシア売却・評価益とは何か
- 上期8,400億円に対して通期5,300億円となっている理由
- キオクシアを除いたオリックスの事業は伸びているのか
- 年間配当187.36円の計算方法と注意点
- 上限2,500億円の自社株買い
- 8月7日終値で見た株価とバリュエーション
- 次回の決算で確認したい項目
※決算情報は2026年8月6日の会社開示、株価とバリュエーションは2026年8月7日終値を基準にしています。
先に結論:好決算だが、純利益2.6倍をそのまま本業の成長とは見ない
今回の決算を一言でまとめると、次のようになります。
キオクシア関連と投資先売却の利益で過去最高益を記録。通常の事業にも改善は見られるが、見出しの2,808億円がそのまま毎四半期続く決算ではない。
良かった点は次のとおりです。
- 営業収益は17.4%増、営業利益は11.7%増
- 資産運用会社の手数料収入が増加
- Avolonを含む航空機、船舶、保険が増益
- 年間配当は前期156.10円から187.36円へ増える試算
- 上限2,500億円、最大1億株の大型自社株買い
一方、注意点もあります。
- 純利益の急増にはキオクシア関連の評価益が大きく寄与
- 上期予想8,400億円のうち5,400億円がキオクシア関連
- キオクシア株価1万円の変動で利益が約570億円動く試算
- APACと欧米の利益には投資先の評価益・売却益が含まれる
- インフラは前年の大型売却益の反動で37%減益
- 中国圏では減損・評価損を計上
オリックスは「リース会社」と一言で片づけられないほど事業が多い会社です。今回は、通常の事業で稼いだ利益と、投資先の売却・評価で生まれた利益を分けることが重要です。
第1四半期決算:純利益2,808億円で過去最高
2027年3月期第1四半期の主な業績は次のとおりです。
| 項目 | 2027年3月期1Q | 前年同期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 8,766億円 | 7,470億円 | 17.4%増 |
| 営業利益 | 1,339億円 | 1,199億円 | 11.7%増 |
| 継続事業の税引前利益 | 4,062億円 | 1,457億円 | 178.8%増 |
| 当社株主帰属純利益 | 2,808億円 | 1,073億円 | 161.8%増 |
| 1株当たり四半期純利益 | 256.07円 | 94.63円 | 170.6%増 |
営業収益は17.4%増、営業利益は11.7%増です。一方、税引前利益は約2.8倍、純利益は約2.6倍になりました。
ここで注目したいのは、営業利益よりも、その下にある税引前利益が大きく増えていることです。
営業利益が約140億円増えたのに対し、税引前利益は約2,605億円増えています。今回の利益急増は、オリックスの通常の営業活動だけで説明できません。
純利益が急増した理由:持分法投資損益が約10.7倍
営業利益から税引前利益までの主な項目を確認します。
| 項目 | 前年同期 | 今回 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 営業利益 | 1,199億円 | 1,339億円 | 140億円増 |
| 持分法投資損益 | 194億円 | 2,079億円 | 1,885億円増 |
| 子会社・持分法投資の売却・清算損益 | 63億円 | 643億円 | 580億円増 |
| 税引前利益 | 1,457億円 | 4,062億円 | 2,605億円増 |
持分法投資損益とは、オリックスが一定の影響力を持つ投資先の利益の一部を、自社の利益として取り込む会計上の仕組みです。
今回、この項目が大きく増えた主因が、東芝を通じたキオクシア株式の売却・評価益です。
さらに、足場や仮設機材のレンタルを行う杉孝、米国のPE投資先などの売却・評価益も利益を押し上げました。
つまり、純利益2,808億円の増加には、日々のリース料や保険料だけでなく、投資の成果が大きく含まれています。
キオクシアの利益をオリックスが取り込む仕組み
「オリックスの決算なのに、なぜキオクシアが出てくるの?」と感じる方もいると思います。
流れを簡単にすると、次のようになります。
- オリックスはTB投資事業有限責任組合を通じて東芝へ投資
- 東芝が保有するキオクシア株を売却、または時価で評価
- 東芝がキオクシア関連の損益を計上
- オリックスが東芝の損益を持分法で取り込む
オリックスが東芝の損益を取り込む時期には、約3カ月のずれがあります。
今回の第1四半期には、東芝が2026年3月期第4四半期に計上したキオクシア関連損益が反映されました。その金額は、オリックスへの影響として税引前約1,798億円です。
少し複雑ですが、「東芝の決算を経由して、キオクシア株価の変動がオリックスの利益へ入ってくる」と考えると分かりやすくなります。
決算書の登場人物が多く、相関図が欲しくなるタイプの利益です。
上期純利益8,400億円、その約64%がキオクシア関連
オリックスは今回、2027年3月期上期の純利益予想を8,400億円と発表しました。
内訳は次のとおりです。
| 上期純利益予想の内訳 | 金額 |
|---|---|
| キオクシア関連を除く調整後利益 | 3,000億円 |
| キオクシア売却・評価益 | 5,400億円 |
| 合計 | 8,400億円 |
8,400億円のうち約64%がキオクシア売却・評価益です。
なお、残りの調整後利益3,000億円は「キオクシア関連だけを除いた数字」です。杉孝や米国PE投資先など、ほかの売却益・評価益まで除いた恒常利益ではありません。
キオクシア株価は、2026年3月末の1万9,080円から6月末には8万9,680円へ上昇しました。この値上がりによる評価益が、オリックスの第2四半期に取り込まれる見込みです。
ただし、5,400億円は税引後の試算であり、将来の確定額ではありません。
会社によると、キオクシア株価が1万円変動すると、オリックスの税引後利益は約570億円動きます。
実際、キオクシア株価は8月5日に5万4,300円まで下がっています。6月末から3万5,380円下落しているため、株価による評価益が非常に大きく動くことが分かります。
評価益5,400億円は、現金5,400億円ではない
今回の決算で最も大切な点です。
キオクシアの評価益は、保有株式の価値が株価上昇で増えたことによる会計上の利益です。オリックスへ同額の現金が入るわけではありません。
株価が下がれば評価益は縮小し、場合によっては評価損に変わる可能性もあります。
もちろん、まったく意味のない利益ではありません。保有する資産価値が増えたことは事実です。ただし、通常のリース料や保険料のように毎期繰り返し入りやすい利益とは性質が違います。
そのため、オリックス自身も今回から、キオクシア売却・評価益を除いた「調整後利益」を配当計算に使うことにしました。
上期8,400億円なのに、通期予想は5,300億円のまま
ここは数字だけを見ると不思議です。
- 上期純利益予想:8,400億円
- 通期純利益予想:5,300億円
上期の方が通期より3,100億円も大きくなっています。
しかし、これは「会社が下期に3,100億円の赤字を予想している」という単純な意味ではありません。
キオクシア売却・評価益は、今後の株価や東芝の保有割合によって大きく変動します。会社は通期への影響を合理的に見積もることが難しいとして、5月に示した5,300億円を据え置きました。
決算説明資料では、5,300億円をキオクシア影響を除く調整後利益のイメージとして示しています。
したがって、今回の通期予想は次のように理解するのが適切です。
通常の事業や投資回収を中心とした年間利益目標は5,300億円。そこへキオクシア株価によるプラス・マイナスが加わるが、現時点では年間の金額を読めない。
オリックスは何で稼ぐ会社?新しい4セグメント
オリックスは2027年3月期から、事業を4つのセグメントに再編しました。
| セグメント | 主な事業 |
|---|---|
| APAC | 国内外の法人金融、自動車、レンタル、企業投資、アジア事業 |
| インフラ | 不動産、環境エネルギー、航空機、船舶、大阪IR |
| 欧米 | 米国金融・投資、欧州の資産運用 |
| 保険 | 生命保険 |
リースだけでなく、自動車、不動産、再生可能エネルギー、航空機、船舶、企業買収、保険まで扱っています。
レストランでいえば単品専門店ではなく、金融から飛行機まで置いてある大型ビュッフェです。その分、一つの事業が悪くても別の事業で補いやすい一方、決算の中身は少し複雑になります。
セグメント利益:4事業のうち3事業が増益
4セグメントの利益は次のとおりです。
| セグメント | 前年同期 | 今回 | 増減 |
|---|---|---|---|
| APAC | 522億円 | 2,898億円 | 455%増 |
| インフラ | 684億円 | 433億円 | 37%減 |
| 欧米 | 106億円 | 630億円 | 495%増 |
| 保険 | 241億円 | 280億円 | 16%増 |
| 合計 | 1,553億円 | 4,241億円 | 173%増 |
3事業が増益、インフラが減益です。
ただし、APACと欧米には大きな投資利益が含まれます。増益率だけで本業全体が5倍、6倍になったと受け取らないようにします。
APAC:2,898億円の大半を投資利益が押し上げ
APACの利益は、522億円から2,898億円へ455%増えました。
最大の要因は、キオクシア関連と杉孝の売却です。APAC内の事業投資利益は、前年同期の196億円から2,631億円へ増えています。
一方、通常の事業は次のような内容でした。
- 法人営業:62億円、ほぼ横ばい
- 自動車:133億円、4億円増
- レンテック:33億円、10億円減
- アジア・中華圏:39億円、51億円減
自動車は新規契約と中古車市場が支えました。レンテックはパソコンなどの価格上昇で減価償却費が先に増えています。
アジア・中華圏では、豪州、韓国、インドの新規取引が増えた一方、中国圏で減損や評価損が発生しました。
APAC全体の2,898億円だけを見ると絶好調ですが、通常の事業は濃淡があります。
インフラ:37%減益だが、航空機と船舶は改善
インフラの利益は684億円から433億円へ37%減りました。
主因は、前年同期にホテルやジークライトなどの大型売却益389億円を計上していた反動です。今回の売却益は95億円でした。
一方、輸送機器関連は改善しています。
- 航空機:43億円、10億円増
- Avolon:98億円、43億円増
- 船舶:29億円、18億円増
Avolonはオリックスが出資する大手航空機リース会社です。世界の航空需要回復などを背景に業績が改善しています。船舶も用船市況が追い風となりました。
インフラ全体は減益ですが、通常の事業まで全面的に悪化したわけではありません。
欧米:利益約6倍、ただし米国の評価益が大きい
欧米の利益は106億円から630億円へ約6倍になりました。
米国のPE投資先で評価益を計上したことが最大の理由です。
PE投資とは、企業へ出資し、経営改善や成長支援を行った後に売却益を目指す投資です。評価益は投資先の価値が上がったとして計上する利益なので、毎四半期同じ金額が続くとは限りません。
一方、欧州の資産運用会社Robecoなどでは、運用資産の増加を背景に手数料収入が伸びました。こちらは評価益よりも継続性を確認しやすい改善です。
欧米事業では「630億円」という結果だけでなく、資産運用手数料が今後も伸びるかを確認したいところです。
保険:契約と運用収益が支え、16%増益
保険事業の利益は241億円から280億円へ16%増えました。
法人や富裕層向けの高額契約を獲得し、保険料収入が増加。保険資金の運用収益も改善しました。
今回の4セグメントの中では、投資先の大型売却や株価評価にあまり頼らない、比較的分かりやすい増益です。
オリックス生命の契約獲得と運用利益が安定して伸びるかは、グループの基礎収益を見るうえで重要です。
オリックス銀行を売却、「非継続事業」とは?
オリックスは、オリックス銀行を大和ネクスト銀行へ売却し、2026年8月3日に譲渡を完了しました。
今回の決算では、オリックス銀行を「非継続事業」として区分しています。
非継続事業とは、売却などによって今後は続けない事業を、継続する事業とは分けて表示する会計上の扱いです。
このため、営業収益、営業利益、税引前利益、セグメント利益はオリックス銀行を除いた数字です。比較しやすいように、前年同期も同じ基準へ組み替えられています。
一方、当社株主に帰属する純利益2,808億円には、非継続事業の利益も含まれます。
少しややこしいですが、「営業段階は銀行を除外、最終的な純利益は銀行を含む」と覚えておけば十分です。
キャピタルリサイクリング:投資して、育てて、売却する
オリックスは、保有する企業や不動産などへ投資し、価値を高めた後に売却して資金を回収します。会社はこれを「キャピタルリサイクリング」と呼んでいます。
第1四半期のキャピタルゲインは1,157億円でした。杉孝や米国PE投資先の売却が寄与しています。
これはオリックスの重要なビジネスモデルであり、売却益をすべて一時的で価値のない利益と考える必要はありません。
ただし、売却の時期によって四半期利益が大きく変動します。そのため、毎四半期の売却益だけでなく、投資先の残高、新規投資、資金回収を数年間で見る必要があります。
年間配当187.36円を試算、キオクシア利益は除外
オリックスは今回、配当方針を変更しました。
2027年3月期の配当は、次の高い方とします。
- キオクシア売却・評価益を除く調整後EPSの39%
- 前期年間配当156.10円
現時点での年間配当は187.36円と試算されています。前期から31.26円、約20%の増加です。
中間配当予想は107.27円で、前年の93.76円から13.51円増えます。
キオクシアの評価益を配当計算から外す理由は、株価で大きく変動し、オリックスへの現金回収も伴わないためです。
会計上の利益だけを見て多額の配当を出し、その後に株価が下がって困るより、通常の利益から配当する方が持続性を考えやすくなります。
なお、187.36円は確定額ではなく現時点の試算です。自社株買いで配当対象となる株式数が減れば、1株当たり配当額が変わる可能性があります。
上限2,500億円の大型自社株買い
オリックスは2026年5月11日、次の自社株買いを決議しました。
- 取得金額:2,500億円を上限
- 取得株数:1億株を上限
- 発行済み株式に対する割合:約9.1%
- 取得期間:2026年5月22日~2027年3月31日
7月末までの累計実績は次のとおりです。
- 取得株式数:1,238万5,000株
- 取得金額:約784億円
- 金額上限に対する進捗率:約31%
上限1億株はかなり大きな規模です。さらにオリックスは、保有する自己株式が発行済み株式の2%を超える場合、超過分を原則として消却する方針です。
配当だけでなく、自社株買いと消却を組み合わせた株主還元を進めています。
株主優待はすでに廃止
オリックスといえば、以前は「ふるさと優待」のカタログが個人投資家に人気でした。
しかし、株主優待制度は2024年3月31日時点の株主への提供を最後に廃止されています。
現在は優待利回りを加えた総合利回りではなく、配当と自社株買いを中心に評価する銘柄です。
昔の優待情報が検索結果に残っている場合があるため、現在もカタログギフトがもらえると誤解しないように注意が必要です。
8月7日終値:6,336円、利回り2.96%
決算翌日の8月7日、オリックス株は6,336円で取引を終えました。
- 終値:6,336円
- 前日比:177円安、2.72%下落
- 高値:6,480円
- 安値:6,266円
- 出来高:497万8,700株
- 100株購入金額:63万3,600円
株価指標は次のとおりです。
| 指標 | 8月7日時点 |
|---|---|
| PER | 13.0倍 |
| PBR | 1.47倍 |
| 予想配当利回り | 2.96% |
| 時価総額 | 約7兆1,223億円 |
年間配当187.36円に対する予想配当利回りは2.96%です。
3%前後なので、現在のオリックスを「超高配当株」と呼ぶのは少し難しい水準です。一方、約20%の増配試算と大型自社株買いを合わせると、株主還元の強さは確認できます。
決算翌日に株価が2.72%下落したことは事実ですが、原因を一つに断定することはできません。キオクシア利益の変動性、事前の株価上昇、投資家の期待など、複数の要因が考えられます。
オリックスの良かった点
今回の決算で良かった点を整理します。
- 四半期純利益2,808億円で過去最高
- 営業収益と営業利益も増加
- 資産運用手数料、航空機、船舶、保険が改善
- 通常の事業を含む上期調整後利益3,000億円を予想
- 年間配当187.36円を試算
- 上限2,500億円の大型自社株買い
- 投資先の売却と新規投資を両方進めている
注意したい点
一方、次の点には注意が必要です。
- 純利益急増の中心はキオクシア関連と投資利益
- キオクシア株価1万円の変動で利益が約570億円動く
- 上期8,400億円を通期の実力値と考えない
- APACと欧米の高い利益は評価益・売却益を含む
- インフラは前年の大型売却益の反動で減益
- 中国圏で減損と評価損が発生
- 年間配当187.36円は確定額ではなく試算
- 株主優待は廃止済み
- 100株購入には約63万円が必要
次の決算で確認したい7項目
次回以降は、次の7項目を確認します。
- キオクシア株価変動による評価益・評価損
- キオクシアを除く調整後利益の進捗
- 欧州の資産運用手数料が引き続き伸びるか
- Avolon、航空機、船舶の利益改善が続くか
- 中国圏の減損・評価損が拡大しないか
- オリックス銀行売却後の資本の使い道
- 自社株買いと年間配当の最終額
特に重要なのは、キオクシアを除いた利益です。純利益の見出しが大きく動いても、調整後利益が着実に増えていれば、オリックスの基礎的な収益力は改善していると判断しやすくなります。
まとめ:派手な利益の奥にある「通常の実力」を見る決算
オリックスの第1四半期は、営業収益8,766億円、営業利益1,339億円、純利益2,808億円でした。
純利益は前年同期の約2.6倍で、四半期として過去最高です。上期純利益予想は8,400億円、年間配当は187.36円と試算され、上限2,500億円の自社株買いも進んでいます。
ただし、上期予想8,400億円のうち5,400億円はキオクシア売却・評価益です。株価1万円の変動で利益が約570億円動き、オリックスへの現金回収を伴わない部分もあります。
一方、欧州の資産運用、航空機、船舶、保険などには改善が見られました。すべてがキオクシア頼みという決算でもありません。
今回のポイントは、純利益2,808億円を丸ごとオリックスの通常の実力と考えないことです。
派手な評価益は見出しを飾ります。調整後利益にもキオクシア以外の投資利益は含まれるため、次回はその内訳まで確認します。決算書の花火が何発上がったかより、その後も明るさが残る事業がどれだけあるかを見たいところです。
※本記事は公開資料をもとに企業の業績を確認するもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。業績予想、配当試算、株価は今後変更される可能性があります。投資判断はご自身でお願いします。