こんな方におすすめ
- 安定した収入源を求めている人
- 投資知識の向上をしたい人
- 投資判断の材料が欲しい人
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安定した収入源を求めている人、投資知識の向上をしたい人、投資判断の材料が欲しい人の参考になれば幸いです
Contents
1. オープニング
みなさん、高配当株に興味はありますか?
配当金をもらえるって聞くと、なんだか魅力的に感じますよね。
でも実際に投資を始めようとすると、こんな壁にぶつかりませんか?
『どの銘柄を選べばいいのか分からない…』
『企業研究に時間がかかって大変…』
『せっかく買ったのに減配されたらどうしよう…』
こういう不安、投資初心者の方なら一度は感じたことがあると思います。
そこで便利なのが ETF なんです。
ETFなら、最初から複数の銘柄に分散投資できていて、しかも“配当方針”までルール化されています。
銘柄の入れ替えも運用会社が自動でやってくれるので、私たちは難しい企業分析に時間を取られずに済むんですよ。
つまり、管理がとってもシンプルになるんです。
大事なのは、配当を安定的に取りにいく“入口”を作ること。
最初から完璧に銘柄を選ぶ必要はありません。
まずは ETF を一本だけでも持ってみる。
これが配当投資を続けていくうえで大きな一歩になるんです。
投資って筋トレと似ていて、最初は軽めの負荷から始めるのがちょうどいい。
無理して重たいバーベルをいきなり持つ必要はないんです。
ETFを使えば、初心者でも無理なく高配当株の世界に入っていけますよ。
じゃあ、どんなETFを選べばいいのか?今回は日本株の高配当ETFを3つご紹介します
2. そもそもETFとは?5つのポイント
ここで“そもそもETFって何なの?”っていうポイントを整理しておきましょう。
初心者の方でもスッと理解できるように、5つに分けて解説します。
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「上場投資信託」=株と投信のハイブリッド
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まず1つ目。
ETFって正式には“上場投資信託”といいます。
投資信託なのに、株と同じように証券取引所でリアルタイムで売ったり買ったりできるんですね。
つまり、“投信と株のいいとこ取り”をしたようなハイブリッド商品なんです。
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1口から買える&分散投資ができる
- 2つ目。
ETFは1口から買えます。
1口あたり数千円〜数万円くらいなので、株に比べて手を出しやすい。
しかも1本持つだけで複数の銘柄に分散投資できるので、リスクをグッと下げることができます。
“個別株は怖いな”と思っている初心者にはありがたい仕組みですよね。
- 2つ目。
-
分配金が現金で入る
- 3つ目。
ETFは分配金が現金で入ってきます。
普通の投資信託だと配当は再投資されることが多くて、口座に振り込まれることは少ないんですが、
ETFは違います。
配当金がちゃんと口座に入金されるので、いわゆる“チャリン”とキャッシュフローを実感できるんです。
これ、配当投資好きにはたまらないポイントですよね。
- 3つ目。
-
ルールベースで運用される
- 4つ目。
ETFはルールベースで運用されます。
例えば日経平均に連動するETFなら225銘柄、高配当指数に連動するETFなら高配当株を中心に…といった具合に、明確な基準で銘柄が組み入れられる。
だから『この会社の社長が好きだから!』みたいな感情に左右されにくいんです。
シンプルに“指数に連動して動く”という安定感があります。
- 4つ目。
-
低コストだが注意点もある
- そして5つ目。
ETFは低コストです。
信託報酬はだいたい年0.1〜0.3%程度で、長期投資にも向いています。
ただし注意点もあって、株と同じように市場で価格が変動するので、
売買タイミングによっては想定より割高で買ってしまうこともあるんですね。
また出来高が少ないETFだと、スプレッドが広がってコストがかさむこともあるので気をつけましょう。
- そして5つ目。
まとめると、ETFは“投資信託の分散効果”と“株の売買しやすさ”を兼ね備えた、初心者にとっても取り入れやすい投資商品なんです。
3. 高配当ETFを選ぶメリット
ここで、高配当ETFを選ぶメリットを4つに整理してお話ししますね
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分散が効く:まず1つ目。
分散が効くっていうことです。
ETFを1本買うだけで、複数の高配当株に分散して投資できるんですね。
だからもし、1社が減配したとしても、他の銘柄がカバーしてくれる。
個別株だけでポートフォリオを組むより、ずっとリスクが小さくなるんです。 -
選定ロジックが公開:次に2つ目。
選定ロジックが公開されているという安心感。
例えば「日経高配当株50 ETF」なら、“予想配当利回りが高い上位50社”というルールで組み入れられています。
この仕組みが最初からオープンになっているから、どんな銘柄に投資しているのかが分かりやすい。
『裏で何をやってるか分からないファンド』とは違って、透明性が高いのがETFの魅力なんです。 -
キャッシュフロー設計に使いやすい:そして3つ目。
キャッシュフロー設計に使いやすいという点です。
ETFは四半期ごと、あるいは半年ごとに分配金が入ってくるので、いわゆる“配当カレンダー”を作りやすいんですよ。
例えば『1月はこのETFから、4月は別のETFから』というふうに組み合わせれば、定期的にお金が入る仕組みを作れる。
投資で“お小遣い口座”を作るイメージですね。 -
手間が少ない:最後に4つ目。
手間が少ないということ。
ETFは構成銘柄の入れ替えや管理を、全部運用会社が自動でやってくれます。
だから私たちは、難しい企業研究やタイミングの判断に時間を割かなくてもいいんです。
ある意味、“ズボラ投資家に優しい仕組み”とも言えますね。
まとめると、分散が効いて安心、ルールが明確でわかりやすい、キャッシュフロー設計にも便利、そして手間がかからない。
これが高配当ETFを選ぶ大きなメリットなんです。
4. 日本株・高配当ETF3選(本題)
① 1478:iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
それではまず1つ目にご紹介するのが、
iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF(1478) です。
このETFの特徴はズバリ、“高配当 × 質”の二刀流なんですね。
どういうことかというと、ベースになっているのは MSCIジャパン指数。
この中から、大型株や中型株を中心に、まずは配当利回りの高い銘柄をピックアップします。
でもそれだけじゃなくて、そこにもうひとつフィルターがかかります。
ROE、つまり株主資本利益率がしっかりしているか。
財務の負担は大きすぎないか。
収益が安定しているか。
こういった“クオリティ条件”をクリアしている銘柄だけを残しているんです。
さらに面白いのが、
『MSCIジャパン全体の配当利回りの1.3倍を超えているかどうか』
これも選定基準になっています。
つまりただ利回りが高いだけじゃなくて、全体平均と比べても“際立って高い銘柄”が入ってくるわけです。
結果として、このETFは“王道・正統派”とも言えるアプローチをとっています。
世界でも使われている指標をベースにしているので、透明性や信頼性が高いんですね。
じゃあどんな人に向いているのか?
これは、減配リスクをなるべく避けたい人や、長期で安心して持ち続けられる一本を探している人にピッタリです。
『高配当株を持ちたいけど、減配でガッカリしたくないな…』っていう方は、このETFを候補にするといいと思います。」
② 1489:NEXT FUNDS 日経平均高配当株50 ETF
続いてご紹介するのが、
NEXT FUNDS 日経高配当株50 ETF(1489) です。
このETFの特徴はとてもシンプルでわかりやすいです。
日経平均に採用されている銘柄の中から、予想配当利回りが高い上位50社をピックアップして組み入れる。
つまり、“国内の高配当ど真ん中”をそのままギュッとまとめたようなETFなんですね。
分配金の支払いは年に4回、1月・4月・7月・10月と、四半期ごとにあります。
ここはメリットでもあるんですが、実際には 分配金の額にかなりバラつきがあるんです。
例えば、ある月は30円以上出たのに、次の月は数円しか出なかった、なんてこともある。
なので、目先の1回分だけを見て『え?少なすぎる!』と焦る必要はありません。
年間トータルでどれくらい出るのかを基準に考えることが大事です。
じゃあ、どんな人に向いているのか?
これはもう、国内の高配当株をシンプルに押さえたい人ですね。
「とにかく分かりやすいのが一番!」という方にはピッタリです。
ただし、四半期ごとの分配のデコボコにはあらかじめ心の準備をしておきましょう。
まとめると、1489は“シンプルで人気のある高配当ETF”。
国内高配当株投資のスタートラインとして選ぶ人も多いんです。
③ 2529:NEXT FUNDS 野村株主還元70 ETF
そして3つ目にご紹介するのが、
NEXT FUNDS 野村株主還元70 ETF(2529) です。
このETFの面白いところは、単なる“高配当株”じゃなくて、株主還元全体に注目している点なんです。
どういうことかというと、配当金だけじゃなく、自社株買いなども評価して、トータルで株主に還元している会社を選んでいるんですね。
組み入れ銘柄は70社。
しかも金融セクターは除外されていて、偏りが出ないように工夫されています。
これは「銀行や保険が高配当すぎて指数を占拠する」みたいなことを避ける設計になってるんです。
分配金の支払いも年4回。
1月・4月・7月・10月に分配されるので、キャッシュフロー設計にも組み込みやすいですね。
じゃあ、どんな人に向いているのか?
これは、配当だけじゃなくて自社株買いも含めて、会社の“株主還元姿勢”を重視したい人です。
『現金でもらう配当も欲しいけど、株価を押し上げる自社株買いも評価したい!』っていう投資家にはピッタリの一本です。
まとめると、2529は“配当+自社株買い”を両方取りにいけるETF。
ちょっとひねりを効かせた高配当戦略を取りたい人には、候補になると思います。
5. 比較ポイントとけなしポイント
じゃあここで、ETFを選ぶときに必ずチェックしてほしいポイントを6つに整理してお話しします。
🎯 初心者が必ず見るべき比較ポイント
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コスト(信託報酬)
まず1つ目は コスト(信託報酬)。
ETFって『低コスト』ってよく言われますけど、実際は年0.1%から0.3%くらいの管理費がかかります。
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、長期投資になると効いてくるんですよ。
10年、20年積み上げていくと、0.2%の違いがじわじわ効いて、ボディーブローみたいに資産に影響してきます。じゃあ、投資信託と比べるとどうなのか?
例えば超有名な eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) の信託報酬は 0.057%台。
米国株に投資する eMAXIS Slim S&P500 でも 0.0814%。つまり、投資信託の代表的な商品は 0.1%を切る超低コストなんですね。
それに比べると、日本の高配当ETFは 0.2%台が多いので、コストの面では投資信託のほうが一枚上手なんです。もちろん、ETFには『リアルタイムで売買できる』『配当金を現金でもらえる』といったメリットがあります。
でもコストだけで見るなら、投資信託のインデックスファンドはめちゃくちゃ優秀。
この違いをちゃんと理解した上で、『配当の実感を取りたいからETFにするのか』『資産効率を重視して投信にするのか』を考えるのが大事なんです。 -
分配金は“年間合計”で見る癖をつける
2つ目は 分配金は“年間合計”で見る癖をつけること。
ETFは四半期ごとに分配されることが多いんですけど、毎回の額にバラつきがあります。
『今回6円しか出なかった!詐欺だ!』って騒ぐ人もいますが、それは早とちり。
大事なのは年間でトータルいくら出るのか。ここを冷静に見ないと判断を誤ります。 -
指標の違いを理解する
3つ目は 指標の違いを理解すること。
ETFごとにルールが違います。
例えば1478は“高配当×品質”、1489は“日経平均の高配当50”、2529は“株主還元総合70”。
同じ高配当ETFでも設計思想が違えば、利回りも値動きも当然違ってきます。
だから『全部同じように見える』じゃなくて、中身をちゃんと確認することが大切です。 -
流動性(出来高)
4つ目は 流動性(出来高)。
これ意外と見落としがちなんですが、売買が活発なETFの方がスプレッド、つまり売値と買値の差が小さいです。
出来高が少ないETFはスプレッドが広がって、気づかないうちに余計なコストを払ってしまうこともあります。
売買しやすさもコストの一部、と覚えておきましょう。 -
セクター偏り
5つ目は セクターの偏りです。
ETFってルールで選ばれた銘柄が入っているので、結果的に金融株や資源株に偏ることも多いんです。
そうなると景気や金利動向の影響をモロに受けます。
『高配当=安定』と決めつけるんじゃなくて、『このETFはどの業種が多いのか?』も必ず確認してください。 -
NISA対象かどうか
そして最後、6つ目は NISA対象かどうか。
新NISAの成長投資枠に入るかどうかは、長期で持つ人にとって大事な条件です。
同じETFでもNISA対象かどうかで使い勝手が全然変わってくるので、買う前に必ず証券会社や公式サイトでチェックしておきましょう。
💥 各ETFの“けなしポイント”(デメリット)
さて、ここまで3つの高配当ETFをご紹介しましたけど、当然デメリットもあります。
ここからはあえて“けなしポイント”を正直に言っちゃいます。
投資って、いい面と悪い面を両方知っておくことが大事ですからね。
① 1478:iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF
まずは 1478:iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF。
『高配当 × 質』なんてカッコいいこと言ってますけど…
フィルターをかけすぎて、正直、利回りはそんなに高くないんです。
「優等生すぎてつまらないETF」って感じ。
しかも海外のMSCIの基準を使っているので、日本人投資家からするとちょっと馴染みにくい。
悪く言えば、“地味に優秀だけど人気が出にくいタイプ”ですね。
② 1489:日経高配当株50 ETF
次に 1489:日経高配当株50 ETF。
名前は派手で、『日本の高配当株を代表!』みたいに聞こえるんですが…
中身は「日経平均に入っている銘柄の中から高配当50社を選んだだけ」。
しかも分配金が四半期ごとにめちゃくちゃデコボコなんです。
ある期は30円以上出たのに、次は6円とか。
初心者からすると『え?詐欺?』って思うレベルで不安定。
さらに信託報酬も0.3%台とETFの中では高め。
つまり、人気ブランドゆえに“ちょっと割高”なETFとも言えます。
③ 2529:野村株主還元70 ETF
そして 2529:野村株主還元70 ETF。
名前はカッコいいですよね、『株主還元70!』って。
でも実際は、配当だけでなく自社株買いも評価する仕組みなので、分配金は弱めになりがちです。
しかも金融セクターを除外しているから、利回りのインパクトはイマイチ。
正直、“1489でよくない?”って思う人も多いんです。
流動性も1489ほどじゃないので、売買のしやすさでも一歩劣ります。
つまりまとめると、
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1478は“優等生だけど地味”
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1489は“派手だけどデコボコでコスト高”
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2529は“ひねりはあるけどインパクト不足”
こんな感じなんです。
でもね、けなしてるように聞こえるかもしれませんけど、これは逆に言えば“自分に合うかどうかを見極めるヒント”になります。
ETF選びは、メリットだけじゃなくデメリットも知った上で決めることが大事なんです。
6. まとめ・運用のヒント(超実務)
最後に、今回ご紹介した3つの高配当ETFをどう使い分ければいいのか、運用のヒントをお伝えします。
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役割分担で考える:
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1478=1478は “高配当 × 質” というフィルターがかかっているので、長期で安心して持ちやすい 基幹ポジション。
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1489=1489はシンプルに “日本の高配当ど真ん中” を押さえる コアポジション。
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2529=配当だけじゃなく自社株買いも評価するという仕組みなので、トータルの株主還元枠として組み込むとバランスが取れます。
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配当カレンダー化:
次におすすめなのが、配当カレンダー化。
ETFは1月・4月・7月・10月といった四半期ごとに分配金が入るので、銘柄を組み合わせることで “お金の入金リズム” を作ることができます。
これに慣れてくると、家計に毎月のお小遣いが振り込まれるような安心感が生まれるんですよ。 -
“数字は最新で再確認”をルール化:
それから、数字は必ず最新で再確認してください。
分配金の額もコスト(信託報酬)も変わることがあります。
ネットに転がってる古い情報だけを見て判断すると、思わぬ落とし穴にはまることもあります。
公式ページでいまの数字を必ずチェックする、これを習慣にしてください。 -
少額スタート→積み増し:
そして最後に、少額からスタートして徐々に積み増すのがおすすめです。
ETFって値動きや分配金に波があります。
その揺れを実際に体感して、『あ、これくらいなら許容できるな』と肌感覚を持ってから投資額を増やしていく。
投資って知識だけじゃなくて、“慣れ”も大事な実力なんです。
ということで今日は、日本株の高配当ETFを3つご紹介してきました。
今回の話を聞いて、
『ETFを使って手軽に分散しながら配当をもらっていこうかな』と思うのもアリですし、
『いやいや、自分で高配当個別株をコツコツ買い集めたい!』というのも全然アリなんです。
投資に“唯一の正解”なんてありません。
大事なのは、自分の性格やライフスタイルに合った投資法を選ぶこと。
配当金の入金で安心感を得たいのか、将来の資産拡大を優先したいのか、何を重視するかは人それぞれです。
ETFで分散しながら配当を受け取るもよし。
個別株を研究して、自分だけのポートフォリオを作り上げるのもよし。
結局、投資は“あなたにとって続けられるやり方”が一番の成功法なんです。
ぜひコメント欄で『自分ならETF派か?個別株派か?』を教えてくださいね。
みんなの意見もシェアしながら、一緒に投資ライフを楽しんでいきましょう!
今後も別の個別株も解説していきますので、ひとつの参考にしてみてください(^^)